ついに、いよいよ発売です。ただ真っ先にタイトルを読んで「国木田?」と連想してしまいました。宮本が敬愛して止まない国木田独歩。なんとなく「らしい」「カチッと決めてきた」タイトルに思えます。
収録楽曲(曲順未定)
・冬の花
・昇る太陽
・解き放て、我らが新時代
・going my way
・Do you remember?
・ハレルヤ
・夜明けのうた
・きみに会いたい -Dance with you-
・Fight, Fight, Fight
・獣ゆく細道 / 椎名林檎と宮本浩次
・明日以外すべて燃やせ(feat.宮本浩次) / 東京スカパラダイスオーケストラ
ほか
これは凄い!ほぼ全てシングル曲かタイアップ曲ではないですか。このリストだけで11曲。「ほか」なのでさらに追加もあるんでしょうか。しかし豪華かつジャンルも豊富。
●初回限定612バースデーライブatリキッドルーム盤(CD+DVD)
UMCK-7050 ¥5,000+税
特典DVD:自身の誕生日6月12日に恵比寿リキッドルームで行われた『ソロ初ライヴ!宮本、弾き語り』を、リハーサル、舞台裏も含めて山田智和監督が作品化
●初回限定2019ライブベスト盤(2CD+DVD+ブックレット)
UMCK-7051 ¥5,000+税
特典CD:2019年に出演した各地ライブからの音源を収録
特典DVD:各公演からセレクトしたライブ映像、宮本浩次インタビュー、Music Video集を収録
ブックレット:岡田貴之氏撮影のライブ&バックステージフォトを収めた20pブックレット
●写真集付受注生産限定盤(CD+写真集)
PROS-1913 ¥8,000+税
BOX入り
・100p写真集「宮本的北京写真日記」・B2サイズポスター(折り畳み)・CD「宮本、独歩。」写真集サイズ:縦27cm×横21cm
[UNIVERSAL MUSIC STORE&A!SMART限定受注受付 ]
受注受付期間:2019年12月27日(金)14:00~2020年1月20日(火)昼12:00
一方で個人的には残念に思えてしまうのが、この(通常版も含めた)4種類発売方法。全ての特典をコンプリートしたいならば3種類を買わなければならない。18,000円也。こうなったら全部込みで10,000円でどうですか(テレビ通販かよ)。いやでも3種類買う人も、CD自体はそんなに要らないはずなので、コミコミでCDは1枚にしたほうが資源の有効利用ですよね。業界的には宮本浩次はこれでも良心的というのは分かってはいるんですが、こうなると「CDってなんだろう?」と単純に思ってしまいます。ましてやサブスクリプションや配信限定サービスが多くなってきて、クルマからもCDプレーヤーが消えゆき、そもそもCDディスク自体を使わない時代に、音楽業界というのはつくづく時代に逆行してるんだなあと感じます。
個人的にはこれらのどれか1つ、バースデーライブ盤かなあと思っています。
最後は少しネガティブなことを書いてしまいましたが、アルバムが楽しみなことは間違いないですし、ツアータイトルも決まりましたし、宮本浩次はサンタクロースになってしまいましたし(?)、来年も「何が起きても動じない心」が必要なんだろうなとも思います。5年後、10年後、これらの、これからの宮本浩次の歩みというのはどう回想され、評価されるのでしょうか。
WOWOWの広告も増えてきて、ネットをしているとやたら「エレカシ新春ライブ、WOWOWで独占生放送!」と広告が出ますね。またそれに合わせて「ノンフィクションW エレファントカシマシ、宮本浩次」が1月8日に再放送されるということで、何度見ても格好いい「猪苗代湖に佇む宮本浩次」をさらに見たいと思います。