エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

「スッキリ」で涙する男。

まさか録画した朝の情報バラエティ番組で泣くとは思わなかった。こういうことは「宮本浩次、『母校に帰る』」の6年前のNHKおはよう日本」以来だと思う。

NHKの「おはよう日本」宮本浩次インタビューで泣く男よ。 - エレカシブログ 俺の道

おはよう日本」がいわばサプライズで流れたのに対し、今回はネットニュースで「宮本浩次、弾き語りで『悲しみの果て』披露」、「ラストにも『俺たちの明日』で熱唱」、Yahoo!ニュースのコメント欄でも「エレカシ宮本の歌声が感動的だった」とか読んでいて、「おお、先生、やったか!」と事前情報を得た上で、HDDレコーダーで「スッキリ」見たらもう涙止まらなくなっちゃって。

「悲しみの果て」の選曲もいいし、その後の加藤浩次のコメント、言葉に出来ないというのも素直に頷ける。本当に目の前で感動的なことが起きたら、言葉に出来ないし、言葉にするのも勿体なくなると思う。宮本の「悲しみの果て」が加藤浩次の皮膚から全身に吸収されていたようなイメージ。


そしてラストに宮本浩次スカパラの「俺たちの明日」。演出が素晴らしくて、スタッフさんの「いい顔」がよく見えましたね。歌いながらスタジオに入る様を見て、「この『俺たちの明日』は、実は今日の演奏のために「当て書き」された曲なんじゃないか」てなあり得ない考えを持ってしまいましたよ。加藤浩次の話とも相まって、歌詞も異常なほど交錯している。
様々な人や歴史が入り交じったエンディングはまるでドキュメンタリーのワンシーンのよう。事実は小説よりも奇なりというか、音楽の力を実感というか、加藤浩次じゃないけれど言葉に出来ない。そしてもう涙止まらなくなってしまって。明日と明後日の名古屋公演で「俺たちの明日」を聞きたくなりましたよ。本当にいい曲といい歌手だ!

人生は日々なかなかに辛いけれども、時にこうやって色んな縁が巡り会ってキラッキラに輝くことに出会えて、そうやって日々が過ぎていくのかもしれません。