エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

男四人の夜を見たい。

タイトルがいささか危ういですね。しかし本当にそんな心境。

『THE ELEPHANT KASHIMASHI MAIL NEWS』
宮本浩次 COVER CONCERT「ロマンスの夜」の開催が決定しました!
「ロマンスの夜」は、宮本浩次自身が好きな歌を歌った大ヒットアルバム『ROMANCE』に収録されている曲達をはじめとする、カヴァー曲を中心としたコンサートです。
さらに、宮本が新たに歌ったカヴァー曲達も披露されます。宮本の最も信頼する最高のミュージシャン達が奏でるサウンドをバックに歌われる宮本の「歌」を、晩秋そして師走の夜に、存分にお楽しみ下さい。
■2022年11月28日(月)・29日(火)
東京・東京国際フォーラム ホールA
開場 17:30 / 開演 18:30

■2022年12月7日(水)・8日(木)
兵庫・神戸国際会館 こくさいホール
開場 17:30 / 開演 18:30

これが「PAO」が差出人のメールかつタイトルも『THE ELEPHANT KASHIMASHI MAIL NEWS』だったため、メール一覧を見た瞬間、最初は「おお、秋冬のエレカシの活動か!」と期待しつつ見たら、方向性が全く違っていた。
この文面の通りだと、カヴァー曲中心のため、エレファントカシマシ宮本浩次の曲すらもあまりやらないのではないか。またさらにカヴァーの新曲、まあ宮本が新たにカヴァーする曲の披露も行われるということです。

ニューコンセプトアルバム「秋の日に」、初のライブ映像作品「縦横無尽完結編 on birthday」、11月23日(水)発売決定!

あれれ、宮本浩次はインタビューにてROMANCEの続編は出さないと言ってなかったっけ・・・。


これはライブの申し込み自体スルーせざるを得ない。男四人による男の歌を聴きたい。

宮本浩次四十七都道府県ツアー前後から徐々に感じていたことですが、宮本浩次エレファントカシマシ、特に「PAO」に甘えているきらいがあると思います。PAO=エレファントカシマシファンクラブ。厳密に捉えると、そこで宮本浩次のツアー、新曲、そして今回のようなカヴァー中心の「ロマンスの夜」を先行受付や案内、今後「PAO」会報でのレポートや特集をするのは違和感がある。
心情的には、勿論メインでエレカシの活動をしつつ、たまに宮本浩次の活動をするならいいのですが、ここまで「主従逆転」するならば、例えばオンライン限定ででも宮本浩次独自のファンクラブを立ち上げてしまって、PAO会員は優遇措置か何かで宮本浩次ファンクラブに入ることが出来るようにする。そう棲み分けた方が自然に思います。宮本浩次の事を悪く言うことはしたくないのですが、現状を見ると宮本浩次・あるいはその関係者は「PAO」を良いように使いすぎていると思う。繰り返しになりますが、PAOはエレファントカシマシ4人に対するファンクラブだ。

メールの案内文を読みながら「来年、宮本浩次はディナーショーでもやってしまうんじゃないか」。そんなことも考えてしまった案内でした。

Amazon等ではめちゃくちゃな高値になってしまっていますが、「ワインディングロード/東京からまんまで宇宙」の初回限定版DVDが非常に素晴らしく、また見ている。

初回限定盤Disc.2 (DVD) 約42分
☆最新のツアー、CONCERT TOUR 2011“悪魔のささやき~そして、心に火を灯す旅~”のドキュメントロードムービー!
デビュー前からメンバーの素顔を最も良く知る男、岡田貴之カメラマンがツアーに帯同。
ステージはもちろんのこと楽屋の光景、移動シーン、リハーサルなどレアな未発表映像を中心としたオリジナル編集映像。圧倒的迫力の42分!!


(YouTubeに告知動画が残っていた)。

前にも書いたのですが、42分の映像のラストが素晴らしい。全国ツアーのダイジェストの後、熱気ぐちゃぐちゃの「待つ男」で終わった後、一転「夜の道」を弾き語り。そこでエンドロール、メンバー、サポートメンバー、ツアーの日時場所が映画のように流れて、いや本当に一本のドキュメンタリー映画のよう。
音楽は「夜の道」だけれど、映像が宮本がモニター乗っかって「ガストロンジャー」(だと思う)をがなっている瞬間なんて、本当に作り手がエレカシの魅力を感じながら創っていることをつくづく感じる。時期的にも東日本大震災の年のため、それらのメンバーの気合い、充実度、熱狂、様々なモノが詰まっている。11年経っても見返して、「俺もかくあるべき」と自分に気合いを入れている。

・・・こういうこと書いていると、結局男四人の夜を見たくなるのである。

(最近嵌まっている映画と文庫本。事実は小説よりも奇なり)。