エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

2022年9月25日 エレファントカシマシ 日比谷野外大音楽堂

第一部
17時5分、エレファントカシマシ4人+細身魚さん、佐々木"コジロー"貴之さんら登場(配信時間のため若干ズレていると思われます、以下同様)宮本、黒ジャケ白シャツで男椅子へ。

M1 過ぎゆく日々

宮本、石君、成ちゃんがそれぞれギター、ベースを嘉え、トミがドラムをかき鳴らす。いいねえ、この瞬間。そしてこのイントロは・・・。
M2 地元のダンナ
しかし宮本、序盤から歌詞間違い。曲間、宮本は何やら指示を出し、少し時間をとる。しかし若干リズムの乱れが見られる。サビへ向けてドラムを叩きつけるトミがシルエットからしてかっこいい。

間をおかず、宮本はギターイントロ。が上手くいかず少し仕切り直し。宮本はジャケットを脱ぎ白シャツ姿へ。
M3 デーデ
少しテンポがスロー気味か。(宮本がステージ左右に動き出すも、配信だとフレームが追いつかないのか画面がブレる)。
この曲特有のリズムで、お客さんがリストバンドをしているのも見てる。

M4 星の砂
こちらもテンポがスロー気味。中盤〜終盤に右手振りかざすように石君を煽る。

今日は曲間が短い。宮本が足でリズムをとりながら。「もういっちょ!」
M5 ふわふわ

宮本、男椅子へ、座った時点でマイクの位置が低い。これは・・・。「ようこそ野音へエブリバディ」
M6 偶成


M7 月の夜
会場自体も暗くなってきたため、あらゆるライトが宮本を照らす。曲のムードも相まって「宮本の自部屋」状態。

M8 珍奇男
いつになくテンションが高い。ギター交換が上手くいかず一旦中断、間を取り直しての再開。前2曲が宮本のソロ時間が長いのに比べると、メンバーとの一体感が問われている。宮本はステージに片膝つきながらも石君とのタイミングを図る。石君とアピールし合いながら、変調のタイミング。この光景だけで何やら感慨深くなってしまう。

M9 昔の侍
トミの位置から宮本を映すカメラのためやけに日比谷・霞ヶ関方面の秋の夕焼けが感傷的に映る。細身魚さんのキーボードが効果的。

やおら黒ジャケットを着る宮本。
「こんばんは、ありがとうございますエブリバディ!」。わずかなイントロだけれどこれは・・・、宮本は何やら声で指示を出す。
M10 I don't know たゆまずに
「町を見下ろす丘」からの選曲は無条件に顔がほころび、感激してしまう。「嬉しさバイアス」があるかもしれないけれど、演奏自体も誠実かつ情熱的で素晴らしい。ただただ聞き入ってしまう。

本当に今日は曲間をあけない、宮本はギターをかきならす、少しスローだけれどこれは。
M11 未来の生命体
会場のライトもRAINBOW状態。私はこのあたりのアルバムからエレカシに嵌った訳だけれど、それにしても発表から20年経つのか・・・。ジャケットを着たせいもあるのか、前曲とこの曲は「大人の余裕と色気」を感じてしまう。アウトロも幻想的かつシックに決まっている。

前曲ラストで石くんはギターを変えている。
M12 なぜだか、俺は祷ってゐた。
この3曲の選曲はずるい。聞き手(俺だけれど)の琴線に触れまくる。またこの曲の宮本の目の穏やかさよ。エピック時代の曲群から数十分とも経っていないのに、先を見据えた柔らかい目となっている。ライブハウスやホールではここまでの感激は出来ないと思う。野音の魅力と魔力が詰まっていると感じる。

M13 この世は最高!
打って変わってアップテンポ、カメラがきちんと成ちゃんと石くんのコーラス部分を抜いてくれて嬉しい。

M14 悲しみの果て

宮本、ジャケットを脱ぎ(こちらとしては)突発的に。
M15 RAINBOW
眩いばかりのフラッシュライト、しかしそれはこのままMVに出来るんじゃないかと思うほどの幻想さを出している。たまに厳しい高音部分もきちんと声が出ている。
ラスト、軽い投げキッスをして宮本はじめメンバー退場、18時27分。



第二部
観客席から4人を呼び戻す拍手、これが通常であれば「宮本!」等々の声援が挙がるんだけろうけれど、マナーがいい(俺だったら叫んで退場になってるかもしれない)。18時31分、再登場。宮本は黒シャツ。

M16 東京の空
時の流れは早く、いつしかゲストとして野音にも来てくれた近藤等則さんも身罷られてしまった。(それには関係ないと思うけれど、メンバー全員黒系の服で決まっていた)。演奏者と一緒にするものではないのだろうけれど、一方で宮本浩次のソロ活動も相まって、若いファンも増加している。哀しくも世の中そういった入れ違いの瞬間の連続なんだろう、と宮本の絶叫を聞きながら思う。一瞬を大事にせねば。

トミの乾いたドラムの音があの曲を知らせる。
M17 武蔵野

M18 風に吹かれて

M19 赤い薔薇
第二部となっても宮本は何も語らず、「浪漫路線」の曲を淡々と。

漸くメンバー紹介。「昔からの友達です」と細身魚さん。「ダンディー」「バンドの兄貴」「相棒」と毎度の3人の紹介、けれど今はしみじみ嬉しい。「若いと思っていたけれど38歳、今日もスーパープレイを出しています、佐々木コジロー貴之」。
「普通に喋ればいいのに、パチンコ屋の店員みたいな話し方になっちゃって」(???)、照れ隠しか石くんに向かってその真意を話そうとして、石君が笑っている。もしや次曲の前ふりだったのかもしれない(違うって)、自身の「総合司会」はなし。

M20 ズレてる方がいい
近年の野音定番となってきた感があります。ラストに「もういっちょ!」。

M21 俺たちの明日
ラストに宮本、「もうおしまいかい?もういっちょやってやるかい?頑張ろうぜ」はてさてこのライブのことか、もっと先のことか。

M22 so many people
野音では毎度ですが、これまでのセットリストを見ても、新旧硬軟おり交ぜられて非常にバランスの良いライブとなっている。いや、逆に考えるとエレファントカシマシが奏でるメロティや曲群が結果的にバランスが良い、2個前の記事で言う「対応角度が広い」のかもしれない。間奏部分ではステージ上の全員がダンスしているのかと見紛うばかりのノリノリっぷり。

宮本、再度の投げキッスをして退場、19時19分。

Encore
宮本、白シャツにて再登場、19時22分。「本当に素晴らしい緊張感と、楽しんでくれてありがとう。まだ終わってないけど、もう少し歌わせてくれ」「すごく大事な歌」。

En(1)1 星の降るような夜に
男椅子に立ちながら「もうすぐ朝だな どうしようか?」会場の、配信先の多くが成ちゃんとの絡みを期待しただろうが、そこはなく、逆に石君が成ちゃんに絡み始める。「歩こうぜ!」のコーラスは宮本と石くん併せて。そういや密だけれどどんどん密になってくれ。

En(1)2 友達がいるのさ
こう書くとおっさんじみるが(事実おっさんなのだけれど)俺がエレカシ野音、そこで初披露された「友達がいるのさ」に感涙してもうすぐ20年、配信という形にはなっているが、時は流れてもこうやってエレファントカシマシが「友達がいるのさ」を歌える姿をナマで聞けるだけでも十分幸せなんじゃないか、本当にそう思う。宮本は「後ろにいったって、斜めに行ったって、立ち止まったってもいいぜ!」泣き笑いながらその台詞も喜んでしまう。

En(1)3 ファイティングマン
しかし宮本浩次は元気だ。あまり汗もかいてないように見えるし、そんなに水も飲んでいない。けれど左右に動き回り、男椅子に立ち上がり、ラストのジャンプ。メンバー、出演者と握手し、「ローリングストーンズ式」ご挨拶(最初見たときはびっくりしたけれど、今じゃ慣れてしまった)。退場時に上半身裸になり、女性ファンから歓声が挙がった気がします(笑)、19時38分退場。配信部分は即終了。

(上記は配信を見ながら雑に書いているので、あとから追記修正を行う予定です)。