エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

『優しいんだね、この人の歌』

こういう番組が沢山あるなら、在宅も悪くはないですね!NHK「The Covers」の松本隆さんSP回の暖かさが本当に良かった。

リリー・フランキーさんも「相当反響があった」という2017年3月6日O.A(もう三年前なんですね)の「赤いスイートピー」の一部が再オンエア。歌詞について熱く語って、「石ちゃん」に話を振る姿は色んな意味で懐かしいですし、素直に嬉しい。



松本隆さんが過去の話、松田聖子さんの作詞をしたきっかけなどを話していますが、宮本浩次が真剣に質問をしている姿を見ていると、(うがち過ぎなのかもしれませんが)ソロになりプロデューサー業をして、そういったプロセス自体への興味も以前より深まっているのかな、とも思います。


白いパラソル」弾き語り。『私、歌うの好きなんで』と宮本浩次。もの凄く知ってます(笑)。
温かく繊細かつ優しい歌声、それを横で見る松本隆さんの「柔らかい笑顔」がなんとも印象的。
リリー・フランキーさん『今聞いていて、宮本さんの聖子ちゃんカバー集欲しいですもん』。いやニーズは本当にあるでしょうね、あると思います。この厳しいGWの中、YouTubeで配信してほしいですね。


木綿のハンカチーフ」弾き語り。
・・・正直に言うとテレビの前で固まってしまった。歌の波動がそのまま脳に伝わってくると言うか、本当に丁寧かつなめらかに歌うので、スッと気持ちよく耳に入る。これは反則な歌い方ですよ、先生。

松本隆さん『優しいんだね。この人の歌ね』。
宮本浩次『いやーでも本当は最後まで歌いたいくらい』、歌っちゃいましょうよ(笑)。
リリー・フランキーさん『この歌を聴いていて、ロックスターになっていった少年時代を見たみたいで、凄く愛おしい。なんか萌えーってなったもん』
池田エライザさん『夏の匂いがする』
MC二人のコメントを聞いていて、なるほど、赤羽台団地に住む少年宮本浩次が、憧れを持ってテレビを見ている姿が瞬間的に頭に浮かぶ。本当に歌うのが好きで、40年近い時を経てNHKでカバーを弾き語りをする重みと面白さ。生きてる幸せ忘れたか。

この後にオンエアされた池田エライザさんの「SWEET MEMORIES」も絶品、誠実にかつ若さが光って素晴らしい。

暖かく、音楽が好きな大人が4人集ったこの番組は、本当にゆったりとした良い波動がこちらにも伝わって来て、とても贅沢な30分。本当にこんな番組がたまにあるだけでも、家での過ごし方が違ってくると思います。未だに「木綿のハンカチーフ」は脳内でリフレインします。

今更ながらに宮本浩次は不思議な男だ。こんな繊細な弾き語りをして、松本隆さんに絶賛されたかと思えば、怒りのロックも放つし、例えば「大地のシンフォニー」的な情緒メロディも得意とするし、本当に我々は宮本浩次のボーカル力の全体を見切れて
いないのかもしれません。


見逃した方はYouTubeで探せばあるかもしれませんがTwitterで「#nhk_rerun」のハッシュタグを付ければ再放送の可能性は大いにあると思います。「ベストSP」などでまたオンエアはされるでしょうが、でも何度でも見ていたい。

  • しかしいいことばかりではなく。


本人も悔しいでしょうし、スタッフさんも苦労苦労の上の無念の決断で、けれども延期延期がエンドレスになるより、一区切りという意味で受け止めるしかないかもしれません。

ふたたび安心して皆様とお会いできることを願っております。コンサートを不安なく楽しめる状況がきましたら改めてコンサートの実施を考えております。皆様にまた楽しんでいただけるよう日々出来ることから準備を進めてまいります。

まだ「企画は続く」ようですし、なんとかこの禍を乗り切って、エレファントカシマシのコンサート、宮本浩次のコンサートを強く期待したい。最近の好きな諺で言えばきっと禍福は糾える縄の如しでしょうし、これがまた違った形でプラスになると信じている。その日が来るまでまず我々が健康で生きねば。


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(連休は再びこの映画を見よう)。