エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

エレカシ「桜の花、舞い上がる道を」は歌詞もいい!

明日がフジテレビ「僕らの音楽」放映で,エレカシ
川上未映子さんと対談ということで楽しみが増すのですが
先日約束した「エレカシが30倍楽しくなる記事」は
時間の関係で書けません,ごめんなさい!


その代わりと言ってはなんですが,この曲の
歌詞がいいなあ,ということを書かせてもらいます。
これは最初聞いたときから思ったのですが
歌もメロディも良いけど,歌詞がめちゃくちゃいいなあ,と
常に思っているのです。


『桜が街に彩る季節になるといつもわざと
 背を向けて生きてたあの頃
 やってられねえそんな,そんな気分だった』
これを聞いたときに,僕の好きな「上野の山」を
思い出したんです。
上野で花見をしている人たちを嘲け笑いつつも
『俺も花見に入れてくれ』と歌ってしまう
若かりし宮本浩次
それから20年ほどたち,若き自分を振り返り
昔と今の自分を思う。まずここが素晴らしい。


『でも例えりゃ人生は花さ 思い出は散りゆき
ああ 俺が再び咲かせよう』
そうなんですよね,人生は花のようなものですよね。
咲いたと思ったら散ったり,散ったと思ったら咲いたり。
その繰り返しの毎日。41歳になったからこそ歌える歌詞。


『オマエが笑ってる 全てが始まってる
 春の風が吹く青空の下
 とりあえず行くしかなさそうだ 上り下りの道
 信じて転がるEveryday.』
ここが一番好きかもしれませんね!
そうなんですよ,人生明日もどうなるか分かりませんが
『とりあえず行くしかなさそうだ』
そして行ってみると『上り下りの道』。
それでも何かを『信じて転がるEveryday.』
なにか人生が凝縮された感じがして,物凄く好きですね。


『確かに感じる 明日は来る さあ今オマエと行く
 桜の花、舞い上がる道を』
恐らくは何もせずとも明日は来る。けれど今
オマエと行こうじゃないか,桜の花、舞い上がる道を。


『輝くときは今 そして胸を張って生きて行こう
 桜の花、舞い上がる道を』
最近宮本の口癖で「輝こうぜ!」というのがありますよね。
それがここでも存分に発揮されてます。


そして最後になっちゃいますが,タイトルに「、」が
入ってるのも僕としてはキーポイントですね。
何か全体的にピシッと締まる感じがします。



と,この調子で書いてたらキリがないので(笑)
この辺で止めておきますが,しかし本当にこの曲は
歌詞がいい!と感じます。
こういう歌詞も宮本が歳を取ったから書ける曲だと
思うので,(このブログでは何回も書いていますが)
この歳の取り方を見ていると,オッサンになるのも
悪くはないなあ,としみじみ思います。


この曲で日本中に桜の花を咲かせて欲しいですねえ。
ほんっとに素晴らしい!



「STARTING OVER」の細かい「ツボ」をお互いに
公開しあって,「おーなるほど!」と頷き合うという
新企画・新・私だけのききどころ「STARTING OVER」
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