とんでもないものを見てしまった。というのがとりあえずの感想。
最初の「ファイティングマン」「歴史」を聞いた時点で
ただならぬバンドのテンションと宮本浩次の声の通りを感じる。
ライブで初の「GT」、聞けてよかった!
「無事なる男」「何も無き一夜」「珍奇男」名曲連発。
「友達がいるのさ」の名演奏&名曲に思わず涙。
「シグナル」しみじみと聞き入る。
めちゃくちゃ席が良かったので,もう興奮してしまって
曲の前,後に「宮本ー!」「石君!」とか叫んでしまいました。
「ウルセエナ」と思った方,スミマセン,多分原因は僕です。
MCで「野音は16年目で,まあコンサートは100回はやってると思いますが」
とか言ってたけど,内心「100回どころじゃないすよ先生・・・」と
思っていた。EKDBさんによると昨日で少なくとも505回のライブをやってます。
それで最後の最後に宮本浩次が「何歌おうかな・・・」と言う。
思わず僕は反射的に「花男!」(エレカシの大名曲)と絶叫してしまう。
言ったすぐ後に「あ、宮本浩次はリクエストするとやらないんだよな・・・」と頭をよぎる。
しかししかし、宮本はそのワンテンポ後にドラムのトミに向かって「花男」と
いうのが聞こえた。そして「ニタリニタリと策士ども!」となんとなんとの「花男」演奏。
そして終了。 すっばらしかった!
もう僕の勝手な妄想と思ってもらってもいいです。
あれは僕の声が聞こえて、宮本浩次が歌ってくれたんだ、と信じたい。
いや信じる。そうとしか考えられない!断言だ!
そりゃさすがに「僕のために」なんてはこれっぽっちも思ってません(笑)
単に宮本が「何やろうかなあ」と思ってて,「花男〜!」というバカモノ青年の
声が聞こえたので(とにかく思わず大声で叫んだ記憶はある)
「じゃあ花男だ!」てな感じで歌ってくれたら嬉しい。
とにかく最後に「花男」をやってくれて,それが素晴らしかったのは事実!
しかし31曲もやるとは。これぞ日比谷野音,これぞエレファントカシマシ。
僕の中では今までの野音のなかで一番良かったのは間違いない。
本当に恐るべし、エレファントカシマシ!
終了後、会場中央のカメラの人に「どこかで放送するんですか?」と
聞いてみたら「今のところ放送予定はないです」とのこと。
でもカメラ台数から考えるとどこかで放送されるでしょう。DVD化祈願!
ノーカットで、高くても買いますから!
帰り道、満月と旧法務省庁舎。
「見慣れてる町の空に輝く月ひとつ」