エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

土曜日の街、人並みに揉まれ

そびえる新宿の街並みでホルモン焼きやら生牡蠣やら焼牡蠣やら。



牡蠣が凄く美味しい店があるんですよ。
新宿の「JACK POT」というお店で、いつも満席なんですが
昨日は早くから予約してたのでなんとか席に着きました。


飲みながら、エレカシファンじゃない友達にエレカシをお勧めする。
「ほんっと充実期だからいいよお」云々言うと
「いや、さっくんMr.Childrenのチケット取って!」
(僕はエレカシファンのくせにMr.Childrenのファンクラブに入ってる)。
Mr.Childrenは本当に万人に人気というか、特に女性に大人気。
いつかエレカシライブに誘ってやる(笑)。



ワインを飲み過ぎたせいか、あんまり夜は眠れず、ひたすら
文庫本を読みながら、昔のエレカシライブを鳴らしていた。
2002年にタワーレコードで「普通の日々」発売記念の
インストアライブを聞く。
映像が出せなくて悔しいんですが、この「普通の日々」が凄く良い。
『普通の日々よおおお』『後悔も悲しみも 飲み込んでしまう日々よ』
ここで宮本が歌いながら、ギターとベースの音域が下がってしまう所が良い。
(勿論宮本のヴォーカルも素晴らしい、情緒ある歌い方)。


そういや最近全然ライブで聞いてないと思ったら、DBさんによると
2002年11月2日のSHIBUYA-AX以来やってないらしいです。
そんなにやってなかったんだ・・・、むしろ封印曲レベル。
当時の雰囲気とかが表れててすごくいいと思います。
野音とかよりはホールやライブハウスで聞きたいです。



で、話は変わって昨日も読んでオススメなのがこの本。

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ってかこれレビューの評価が凄くいいですね。


数年前に買って、ことある事に読んでる本です。
著者のシュリーマンは日本の幕末期に世界中を旅してるのですが
この本は清国(中国)から日本にやってきたのをまとめたもの。
その当時の西洋人の視点なので、今の僕らの視点に近い感覚があって
親近感があるんですよね。
日本についた時の状況をちょっと書き出してみます。


日曜日だったが、日本人はこの休息日を知らないので、税関も開いていた。
二人の官吏がにこやかに近付いてきて、オハイヨ[おはよう]と言いながら
地面に届くほど頭を下げ、三十秒もその姿勢を続けた。
次に、中を吟味するから荷物を開けるようにと指示した。
荷物を解くとなると大仕事だ。出来れば免除してもらいたいものだと
官吏二人にそれぞれ一分(2.5フラン)ずつ出した。
ところがなんと彼らは、自分の胸を叩いて「ニッポンムスコ」(日本男児?)と
言い、これを拒んだ。
日本男児たるもの、心付けにつられて義務をないがしろにするのは尊厳に
もとる、というのである。
おかげで私は荷物を開かなければならなかったが、彼らは言いがかりを
つけるどころか、ほんの上辺だけの検査で満足してくれた。
一言で言えば、たいへん好意的で親切な応対だった。
彼らは再び深々とおじぎをしながら、「サイナラ」[さようなら]と言った。


読みながら「我がご先祖、偉い!」と思ってしまいました。
一切の不正をしない姿勢というのは、とかくうるさく言われそうですが
世界に胸を張れる日本の美徳だと思います。
その他にも日本人の素晴らしさや神社仏閣の良さを沢山書いて
くれてるのですが、書き出すとキリがないのでこの辺で。


是非、騙されたと思って野音DVDと一緒に注文してみて下さい(笑)。
日本の良さを再発見出来ること請け合いだと思います。



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