エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

明日はきっと今日よりも素敵になるだろう

唐突ですが「ネヴァーエンディングストーリー」がめちゃくちゃ好きです。
歌い方がかなり独特というかトリッキーというか、うまく表現出来ないのですが
序盤の方なんて宮本がベンチで一人座って何気なく歌ってるイメージすらあります。


でもそこから歌詞と同時進行的に盛り上がってきて、「まぶしい朝の光」
あたりから一気に豪華になっていきます。


しかし「君が笑った」の歌い方が相当に面白良いよなあ。
「君が笑った」と普通に書くより、「き み が わら った」と変なスペースを
入れたくなるような独特なルーズさ。その歌い方はこの曲全体について
言えることなんですけど。
またストリングスチームが素晴らしい。
「やがて人は家路へと急ぐ」の後のストリングスが絶妙。
「この瞬間」に「この音」しかない、というストリングスをピンポイントで
入れてるようで心地良いです。


緩急がいいよなあ、「やがて目覚める世界を待つ」と「夜の沈黙に浮かぶ」の
あいだの間とか、一瞬の沈黙から発せられる宮本の声が良い。


最後の「ネヴァーエンディングストーリー・・・」のところはまた前に戻って
「君が笑った」部分の独特なルーズさがさらに心地良い。
またバックでのストリングスも秀逸。



これは「昇れる太陽」の中でも一番好きな曲ですね。
前にもチラッと書いた気がしますが、携帯の着うたフルでダウンロードして
寝る前に聞くようにしてます。ココロを落ち着かせてくれる歌だと思います。


こういう歌を聴いてると「宮本ブルース」という世界があるとしたら
この曲のように結実されるのかな、と思ってしまいます。


日曜日の夜は何かと憂鬱ですが、自分なりにドーンと行きましょう。
最後は勿論、ネヴァーエンディングストーリー・・・。