エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

エレファントカシマシ 2012年6月27日 Zepp Tokyo 1日目

19:08メンバーとフジイケンジさん登場、宮本白シャツ。
会場には簡易的な音源録音装置があったのかもしれません。


M1 大地のシンフォニー
重みのあるギター弾いてるな、と演奏主を探してみるとフジケンさん。
トミのドラムも響き、会場全体を揺らすよう。ラストに宮本軽く一礼。


曲終わりに観客席から「トミー!」「おかえりトミー!」と大歓声。


M2 悲しみの果て
『部屋を飾ろう』で一気にライトがブルーに。


独特の重いイントロギター。
M3 脱コミュニケーション
ライトが深紅に切り替わり、心なしか会場のテンションも一気に上がった感があります。
またバンドサウンドの迫力も増して、テンションがあがり、それでバンドサウンドも上がりの相乗効果。
(ここで銅鑼を一発使ったという情報があります)。


宮本が小さく「ワントゥースリーフォー」のカウント。
M4 東京からまんまで宇宙
のっけの成ちゃんのベースが効いています。ド迫力。
ステージ上部の4つのスポットライトが集中的に宮本を照らしていて、まさに「輝いてる宮本」。
『ココロはそうグルグル地平線』部分はステージ照らして『東京からまっすぐ世界へ』で観客席に
ライトがあたり、そしてそれらが交互に繰り返されて面白い。


M5 約束
丁寧さに命をかけているような印象。
ステージから見ると、宮本の左半身にバニラ色の照明が当たって、右半身部分に青色ライト。
曲のラストにかけてちょっと声が厳しいか。この曲も曲終わりにお客さんに向かって軽く一礼。


M6 ココロをノックしてくれ
宮本、まるで踊るような勢いでギター弾いて歌う。
『あとはいつも通りで オーライ!』で拳突き上げ、大盛り上がり。
ただCDを聞きまくっていると、どうしてもキーボードの伴奏を求めてしまう。
間奏でフジケンさんに向かって『ケンちゃ〜ん!』フジイさんもそれに応えてギター。
ラスト部分で五人の一体感がガシガシと伝わってくる。
『エブリバディ! オーライ!オーライ!オーライ!』と宮本。


ギターをアコギに。
M7 Darling
こちらも「約束」のような丁寧さ。アウトロが仙台よりは少し長めの印象。


またもやイントロでこの曲とは思えないギターをかなり長めに。
M8 穴があったら入いりたい
成ちゃんの独特のベースをきっかけにするように、宮本のボーカル入り。
『ヴェー!上手くやってるつもりだろうが』少しがなり立てるように。ライトは様々な色が混じり合って虹色模様。
『穴があったら入れてちょうだい!』。ラストで宮本、石君をちょっと引っ張ってたかもしれません。


トミに小さく合図。
M9 ゲンカク Get up baby
宮本は黒のグッズタオルを片手にステージを歩き回り左右動き回り、そのタオルを使って成ちゃんを煽り、トミも煽る。
左右動き回りのついでに間奏部分で無人のキーボードをちょっとだけ演奏。
『石森行け!』で石君前に、大歓声。宮本はその後ろで言葉にならないハイテンションなたこ踊り炸裂。


『1,2,1,2』
M10 金でもないかと
宮本ハンドマイクで自由に歌う状態。
しんみりと『ああ昔は良かったぁ』と歌う様子を見て、何故か今日の消費税のニュースを思い出す。
昔は消費税なんてなかったんだよなあ。そして曲のタイトルがもろに「金でもないかと」だということに気がつく(笑)。
間奏部分で口笛流れましたが、あまりに綺麗だったので機械での再生だったんでしょうか。
ラストの方で両手をあげるようなポーズ。決まってる。


新品の男椅子に座り、宮本座り。
しばらく宮本が暴れるギターを掻き鳴らす、1〜2分ぐらいだったでしょうか。
M11 珍奇男
これは無音部分と演奏部分の切り替えのメリハリが凄く効いていました。
演奏したと思ったら五人がガシッと演奏止めて無音、そしてまた五人で演奏、無音の繰り返し。一体感がまんまで剥きだし。
途中オレンジ色のライトにトミの折れたスティックが飛んで反射するのが見える。
宮本は成ちゃんと目と目を合わせ何らかの合図。そしてベースを強調させたプレイ。
次は石君、フジイさんと宮本の三人でのギタープレイ。台詞は通常通りもアウトロは相当長い。


メンバー紹介。
『延期になってみなさんに迷惑をかけて申し訳ない』。
仙台ではこのくだりなかったなあ、と思ったら、仙台は延期になってなかった。この辺の情報が欠落してる俺・・・。
『回復しました、トミ!』とか言いつつ、トミにほんのちょっとだけマイクを向ける宮本。
しかしほんのちょっとすぎて、トミは一言もないくらいの挨拶。総合司会忘れ。
『エブリバディようこそ!延期になって申し訳ない』。


M12 ワインディングロード
『己を晒して行こう ゴー!』では拳突き上げ。
今日は『ゴー!』の部分を独立させたような歌い方をしていました。
『遠い空の青さに鳥が鳴いて』の高音部分厳しい、かすれがち。
ラストに『エブリバディ ゴー!ゴー!ゴー!』、『ゴー!』での拳突き上げはこの曲定番になるかも知れません。


宮本アコギに。『じゃアルバムの最後に出来た弾き語りの曲』。
M13 七色の虹の橋
うまく言えないのですが、単語単語、アクセントを一つ一つ強調させたような歌い方、徐々に歌い慣れてる印象。


M14 世界伝統のマスター馬鹿
一番の歌詞が思いっきり「モスバーガー」「叶姉妹かい」に空耳(笑)。ライトは過激に。
ラストがちょっと締まりにくいか。ガチッと締まらない印象。


宮本、スタスタとキーボード席へ。弾き出したとたんお客さんから歓声。
M15 飛べない俺
こちらも高音部分厳しい。かすれて出てないところもあちこち。
今日の照明も凄く良かったんですが、この曲の照明は宮本の後ろから強烈に観客席に向かって一直線に
照らすライトのため、観客席からは宮本を直視しにくい状態。手とかで光を遮らないとずっと見られない。


M16 我が祈り
激烈ハチャメチャロックナンバー。
何故か最初のイントロがちょっとだけ「曙光」のイントロに聞こえてしまいました。
曲の途中で少し音とボーカルがズレてるか、でもその度に修正して直っていたかもしれません。
『魂の中 本当の自分を見つけろ』の部分でのドラムがサイコーに格好良かった。
高音部分中心に宮本の声厳しげも緩急はガチッと決まっていました。


グリーンのライトがステージを照らす中、メンバー退場。20:30。


20:33、メンバー登場、宮本白シャツ。
『ワン、トゥー、おいっ』
en(1)1 友達がいるのさ
来ましたご当地ソング!大歓声。
ステージのライトもまるで東京の街並みをまんまで表したような薄暗いブルー。
かと思いきやサビ部分でカチッと「明るいブルー」に展開。これは美しい。
宮本ハンドマイクで思いっきり感情込めながら『飛び立つぜ! 飛ぶぜ! 飛べ!』見事な三連打。
『歩くのはいいぜ! 立ち止まったっていいぜ! 何だって構わないよ さあ!さあ!』了解だ宮本。
『また出かけよう 明日も 明後日も 来年も 再来年も 行こうぜ!歩いて行こうぜ!』


en(1)2 俺たちの明日
全曲の良いテンションを引きずったまま『同じ星しか見ていない! やるしかないよな! やろうぜ!』


ステージ真っ赤。
en(1)3 ガストロンジャー
途中成ちゃんを煽ったかと思うと宮本はタコ踊り。ブブブーンと飛び立つような仕草。
かと思ったらまたキーボード席に。今回は激烈に適当に鍵盤叩く。
見ながら「楽器は大切に!」と思ってしまうレベルでした(笑)。
後半の方でさらに成ちゃん煽り。今日は成ちゃん煽りが多い。
『変わるんだ 街の景色も 違うかい? 化けの皮剥がしに行こうぜ!』
『サンキューエブリバディ!!』


石君の気合いイントロギター。
en(1)4 ファイティングマン
右に左に動き回り、今度はトミを煽る、『もっとテンポ上げて!』てな仕草。
お客さんに向かって宮本なにか合図のようなものをしながら退場。20:56終演。


エレファントカシマシ 2012年6月27日 Zepp Tokyo1日目 セットリスト
M1 大地のシンフォニー
M2 悲しみの果て
M3 脱コミュニケーション
M4 東京からまんまで宇宙
M5 約束
M6 ココロをノックしてくれ
M7 Darling
M8 穴があったら入いりたい
M9 ゲンカク Get up baby
M10 金でもないかと
M11 珍奇男
M12 ワインディングロード
M13 七色の虹の橋
M14 世界伝統のマスター馬鹿
M15 飛べない俺
M16 我が祈り


en(1)1 友達がいるのさ
en(1)2 俺たちの明日
en(1)3 ガストロンジャー
en(1)4 ファイティングマン



とにかく総合司会の宮本浩次が喋らない。MC前口上後口上殆どないレベル。
メンバー紹介の時か、曲の前に「弾き語りです」「アルバム最後に出来た曲」と一言二言ぐらい。いつもの総合司会が居ない。


アルバム完成後のツアーでは曲や歌詞について当時の心境、制作裏話、モノマネを含めた(笑)秘話なんかを結構話すので、今回のライブでも
YANAGIMANさんのモノマネでも含めつつナマでの曲解説が聞けると思ったのですが、少なくとも僕が参戦した仙台と東京1日目では一切無し。


逆にアンコール終了後も間髪入れずに客電付いて終演のSEが流れる。何かに追われてるような慌ただしさ。


もしかしたら時間的・物理的制約があるのかもしれないです。
例えば今日だと19時開演、21時(ライブ)終了ということが前提となっていて、二時間で何が演奏できるかを逆算してセットリストを組み立てた。
それでMASTERPIECEからはこれ(全曲やりましたけど)、他にやる曲はこれ、という風に詰め込みに詰め込んでライブを計画した。
そうするともうMCも余計な曲解説もやってる暇が無い、それをしたら時間的に演奏曲を削らないといけないという本末転倒な状態になってしまう。
じゃあもう歌だけをとにかくキッチリ、余計なことは言わずやれる時間内でやれる曲を精一杯やろう。そういうライブなのかもしれません。
今日も平日ということで、後ろっかわで見ていたら19時以降にも入るお客さんが沢山居て、開演時間も閉演時間も前後できない目一杯さなのかもしれないです。


見てると別に宮本のテンションが低いわけでもなく(逆に激烈なくらい叫んで動き回ってる)、トミの体調が悪いわけでもなさそう。
(後者ばっかりは分かりませんが、仮に体調悪いならば逆に解説やMC入れた方がトミにとって休憩になるのでその可能性は低いと思ってます)。
それでアルバムリリース時のインタビューではまあ自信満々で、ライブでも話したいことが沢山あるはず。
でもいざライブとなったら全く曲について話さない宮本を見て、勝手にそんなことを思ってました。
誰が悪いわけでもない、大人の事情や不可抗力といったカテゴリに入る話なのかもしれません。
(以上は全て推測です、念のため。偉そうに色々書いてしまってすみません)。





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