エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

週末は雨のようだけれど、日比谷はきっと。

台風14号が過ぎ去ったと同時に秋の気配が感じられます。そして週末は雨予報、寒いぐらいの天気が予想されますが、日比谷の一角は汗と情熱が蒸発して違う気候になりかねません。
(こういうタイミングで日比谷公園近くで仕事があり、打ち合わせ中も「今から椅子の下に潜って当日まで待てないか」「トイレの掃除入れに入れないか」とガキのようなことを考えていました)。

  • 男たちの直前奮闘と緊張と

これを見て興奮するなという方が無理でしょう!エレカシオフィシャルいいお仕事。

こうして真剣な男たちを見るのは久方ぶりだ!しかし例の「歌が上手いあの総合司会」は未登場(今日時点)、これは千両役者、当日までのお楽しみということか。ここ数年の自由っぷりからいうと「撮影 宮本浩次」というのも選択肢としてありそうだけれど、さすがに野音まで数日となって、そんな余裕は無さそうだ。いいムードの中にも「寄らば斬る」的な緊張感が漂っていそう。



宮本浩次のソロを聴きながらそんなこと考えていた。例えば世の中への音楽という間口が360°あるとする。エレファントカシマシの口角、方位、守備範囲(英語でも色々表現方法はありそうだけれど、敢えて日本語で)が仮に280°だったとすると、宮本浩次はソロで残りの80°を取りに行き、持ち帰ろうとしているのではないか。仮にそういった姿勢なり結論で、エレカシに持ち帰るのであれば、行く行くは360°全方位体勢になれるのではないだろうか。ぼんやりとだけれどもそんなことを考えていた。「冬の花」なんて1曲だけでも10°をカバーしそうなキレっぷりがある。
ただこれはもっと煮詰めて書くべきで、いつか改めて書きたいと思う。週末の野音、画面越しでもその答えの欠片が出てくるかもしれない。

話はいささかややこしい(しかしオチは単純)。石川知裕さんという、まあ小沢一郎さんの元秘書、元衆議院議員の著書「悪党 小沢一郎に仕えて」を読んでいた。そこに米国の大統領であったルーズヴェルトの名言(小沢一郎事務所に飾られているという)が紹介されている。

重要なのは批評するものではありません。強い男のつまづきを指摘したり、立派な仕事をした者にけちをつけたりする人間でもありません。真に賞賛しなければならないのは、泥と汗と血で顔を汚し、実際に戦いの場に立って、勇敢に努力する男、努力につきものの過ちや失敗を繰り返す男です。
しかし、彼は、実際に物事を成し遂げるために全力を尽くします。偉大な情熱と献身を知っています。価値ある大義のために全力を傾け、最後には赫々たる勝利を収めます。たとえ、敗れる時であっても、敢然として戦いつつ敗れます。だから、そういう男を、勝利も敗北も経験しない無感動で臆病な連中と、断じて、同列に並べるべきではありません。

読みながら「いいこと書いてるな、もっともだ」と反芻しながら、でも何か釈然としないモヤモヤを抱えながら数日過ごしていた。そしてある瞬間に「腑に落ちた」。『スッと腑に落ちる』という形容詞がピッタリくるぐらい閃いた。「これは、エレファントカシマシ宮本浩次に当てはまるんじゃないか」。
ルーズヴェルト小沢一郎の政治的・歴史的評価はひとまず置いておくとしても、この言葉が真実の一片でも指すのであれば、あの男たちに当てはまるのだと思う。自身は「俺の両腕いまだ勝利無く されどこれという敗北も無く」と『暑中見舞 ー憂鬱な午後ー』や『あなたのやさしさをオレは何に例えよう』で歌っているが(この2曲は日比谷野音でやってもおかしくないですね)、俺からすれば何度も勝っている男たちだ。なにより勇敢に努力し、戦いの場に立つ男たちだ。灯台下暗しというか、名言だけれども何かモヤモヤすると思ったら、身近なオッサンに当てはまるというオチであった。



  • オンライン視聴は一択

何度目の配信視聴だ。しかも今回もイープラスのStreaming+。ブラウザでしか動かないから、見る側としては正直あまりいい動作環境ではない。まあ大人の事情もあるんだろうし、条件下でよい映像を勝ち取らねば。
それで私はiPhoneiPadユーザーなのですが、そうなるともうほぼ一択、相変わらずLightning→HDMI変換コネクタを使い、テレビに投影。これでほぼフル画面が可能。(Apple TV下でも可能なんだろうけれど、持っていない)。
Androidについては詳しく触ったことがないので、「理論上は」USB Type-C → HDMI変換コネクタ(最近のAndroidスマホはこのパターンが多い)、microUSB-B → HDMI変換コネクタ(少し昔のAndroidはこのパターンがまだあるか)。AndroidからChromecastにも飛ばせると思うのだけれど、実機で試したことがないのでここでは紹介しません。

(iPhone用、個人的にはカバンに入れていて、10年以上も使用している愛用品です)。

(Android用 USB Type-C → HDMI変換コネクタ 使用したことはないが、個人的愛用のAnkerブランドから)。

microUSB-Bはいい変換コネクタがないため紹介見送り。いずれも言いたくないですが自己責任となります。

直接見る方も、配信越しの方も、週末の目的は一つ。雨が降ろうが寒かろうが、野音上空に情熱の虹がかかることを期待しています。


昨日見た夢を・・・。

  • 生々しい夢を見た。

昨日夜~朝にかけて見た夢。

よく作家さんは夢を記録するように枕元にメモかノートを置いているなんて聞きますが、思わずスマホTwitterを取りだして記憶の限りに書いたから、再度寝付けなくなってしまった。

それはともかく、リアリティのある夢だった。半ドーム状の会場で、ステージ向かって右後ろ側で見ていて、それで「ああ流浪の民よ」が終わった後、あまりの出来に歓声が上がって、周りの人も「凄い声の伸び」てな感想を挙げていたところまでは覚えている。人間はある程度、願望がそのまま夢になるということをこの年になって初めて知った。また「ああ流浪の民よ」というのが、4人でこそキラキラに輝く曲なんだと思います。



  • そしてイープラス

すっかり忘れていたけれど、今日はエレカシ日比谷野音のイープラス@一般販売の抽選結果発表だった。PAO先行など気持ちを込めた抽選の際は、もう13時キッチリにログインして確認したりするのですが、さすがに今回は針の穴通すような確率だろうと思ってスルーしてしまった。そして当然の落選の通知。これはもはや抽選に当たった人の日頃の行いを真似たいレベル(皮肉でもなんでもなくて)。まだリセールとかはあるかもしれませんが、さらに確率が無茶苦茶になりそうなので、今年は配信で出来るだけ大型テレビと良質スピーカーの前で陣取るしかなさそうです。

  • 正当に日比谷野音で良い席で見られる方法がある。

何のことはない、エレカシの所属事務所のアミューズは上場企業だ。ならばアミューズTOB(株式公開買付け)をしかければいい。ええと時価総額は今日の終値時点で・・・。

時価総額 35,925百万円 (15:00)

まあまずは半分を取得してしまえばいい。179億ほどあれば大丈夫だ(冗談で書いてるので「TOBプレミアムを計算しなさい」等は言わないで下さい)。宮本が目指す「金持ち」ならなんてことはない金額だ。前澤友作さんなんかなら洒落で買えないか。「エレカシの日比谷野音を最前列で聞くため、180億で所属事務所を買収」はロック、というより漫画の世界か。こち亀中川圭一じゃないんだから。
いや少し冷静に考えるとエレカシだけのために買収するのが難しいのならば、アミューズにはサザンや福山雅治さんなど人気アーティストやら俳優陣が勢揃いだ。それら各ファンが100人集まり「みんなでアミューズを買収してシェアする会」的なシンジケートを組んでしまえばいい。そうすれば一人頭1.8億円だ、多少は現実的な数字になっては来ませんでしたか?


昨日の夢の残像か、なんとか正当(?)にエレカシライブ(日比谷野音)に行く方法を考えてしまった。昨日見た夢をいつか正夢にしたいですよね。まあ宮本曰く「金持ちは夢でも金儲けすること考えてるらしいですよ」だからなあ。
そういえば「Sha・la・la・la」を初めて歌詞を見ながら聴いたときの感想が「宮本、エレカシでのデビュー曲(デーデ)からソロでの最新曲、どちらも『金持ち』と入っている」。「はてさてこの俺は」も金持ちへの願望が素直に表れていて苦笑いしたことも思い出す。



「石君、金持ちになりたくない?」「金持ちってどんな本読んでるんだろうね」「四捨五入して60歳になるのにまだ金持ちになれない」「次の曲で多少金稼げると思うんだよ」、そんなことをメンバーやスタッフに呟きながら、迫り来る野音有明サンセット、(注・以下は個人的な願望です!)エレカシでの新曲、秋冬のツアーの練習をしている宮本浩次を、4人を想像してしまうのである。

日比谷野音まであと2週間、現地に行ける人も、配信越しの人も、良い天気で良いライブで熱い気持ちがひとつになりますように。散々ぱらバカなことは書いていますが本当に純粋に、そう祈っている。

(金持ちとTOBへの勉強オレだ!)

エレファントカシマシ日比谷野音2022 9月25日開催!

エレファントカシマシ」×「日比谷野音」=「聖地」という数式が成り立つのではないかというこの文字のインパクト。非常に特別な重みがある響き。昨年は開催されなかった日比谷野音が9月25日開催!
前回の記事にて有明サンセットでエレカシ参加と書いていましたが、その時点では情報解禁縛りがあってこちらは書けませんでしたが、それらのニュースを見ていて「今年はエレカシ活動の秋だな!」と勝手に興奮していました。いやこの興奮は隠しようがありません。

以前にも書きましたが、日比谷公園自体を大改修する工事があり、それらに野音もリンクしている。全体スケジュールも確定していないのでなんとも書きにくいのですが・・・。

日比谷野音は1923年に開設され、現在の施設は83年に完成した3代目。都は2021年7月に日比谷公園全体の再生整備計画を策定した際、老朽化が目立つ野音について周辺の広場と一体で再整備する方針を示した。
改修後の野音の運営は公募設置管理制度(パーク―PFI)などの民間資金を活用する方式を採用する。22年度に整備・運営をする事業者を募集する予定だ。改修計画では客席通路などのバリアフリー対応を充実させるほか、舞台裏設備の拡充も検討する。24年度に着工し、27年度末をめどに完成を予定する。
(2022年2月3日付 日本経済新聞より)

「年度」の表現があるため余計ややこしいですが、仮に2024年の野音が行えたとしても、現行スケジュールでは2025年、2026年、2027年は日比谷野音ライブは行えない模様。「2027年度末完成」ということは2028年3月に完成して、順調であれば2028年春以降(先のようであるけれど、あっという間でもある)には新・野音がお披露目のはず(エレファントカシマシこけら落としでどうだ!)。

同記事によると、利用日の増加や客席の増加も見込まれるということで、参加しやすくはなりそうだと思います。



と、書いたけれど、一方でリアルかつシビアな問題も同居している。
エレファントカシマシのメンバーの年齢、我々の年齢(俺はいつまで生きられるのだろう)。そういうことを考えると、「正直、これから先、何回野音エレカシを見られるのだろうか」そういった問題に向き合わざるを得ない。2028年6月だとすると宮本浩次は63歳になっているのか・・・。いや「あの男」のことだから、まだまだ歌ってはいるだろうけれど、パフォーマンスはどうなのか、それは誰にも保証出来ない。いわんや「ナマで」見られることは今後あるんだろうか、一方でそう考えてもしまう。

  • もはや落選の常連

そして厳しいと分かっちゃいたけれど、PAO先行予約はやはり落選。eplusにて「チケットをご用意出来ませんでした」をカウントしたら連続14回だった(エレファントカシマシ宮本浩次両方を含む。その他のアーティストはそもそも申し込んだことがない)。

14回前のハズレは2020年9月11日付、これはエレファントカシマシ日比谷野音2020。丸2年ハズレ続けているのか・・・。
逆にその前(15回目前の申し込み)にて当たった(最新で当たったライブ)のはなんだろうと思って調べてみたら、2020年3月13日開催予定だった(コロナによりツアー自体中止となった)宮本浩次市川市文化会館ライブだった。



今回も倍率が高いということで、オンラインにてライブ配信されるようです。これは非常にありがたい。
そして「外れるご同輩」も多いだろうから、コロナ禍ではあるけれど、久々にどこか会場借りて、オンラインライブ配信をみんなで見る企画でも立ち上げようかな、とも思いました。
しかしエレカシがフェイスからアミューズへ移籍した時、とある業界関係者からのアドバイスをふと思い出す。
「おまえのブログね、今までは小っちゃい事務所だから『お目こぼし』的なことがあったかもしれないけど、アミューズは本当に舐めない方がいいよ。権利関係とか非常にうるさいから」。
そうなのである、オンラインライブ配信を家族等々で見る分には全く問題無いけれど、大概においてこういったライブ配信を不特定多数で見るのは規約上NGだ。そんなことを公のネット上で書くこと自体「重大なコンプライアンス違反」なのだ(別に隠れてやるとかそういう意味ではなくてね)。今後ともコンプライアンスを遵守したブログを書かないといけませんね。

  • 相変わらず激シブの安藤ニコさん。


いいですよね、晩秋の一夜。それこそ日比谷野音でゆっくりとまどろみながら聞いてみたいですね。野音だからより輝きを増す曲というのは絶対にあって、その一つだと思います。挙げればキリがないのですが「武蔵野」とか、まあ俺はどうしても「友達がいるのさ」になってしまうのだけれど、野音にはそういう魅力がある。(注・以下の記載は妬みとかそういう意味では全くないことに留意して下さい。誰が誰を呼ぼうと「民間対民間」ならば何の問題もないです。安藤ニコさんがどこで見ようと見まいと何とも思わないです)安藤ニコさんは有名人ファンというだけではなく「Do you remember?」ジャケットにも起用されたので、いわゆる「関係者枠」でステージ向かって左側のスペースに招待されることもあるでしょう。安藤ニコさんの野音の感想も聞いてみたい(しかし「Do you remember?」はやらないんだよな)。


話が若干逸れました。正直期待を込めて、になってしまうけれど、エレファントカシマシ日比谷野音。そこで「風と共に」以来となる新曲が披露され、秋冬にはオッサン4人でのツアーをやる姿を。期待、期待。


(コンプライアンスは大事だ!)。