エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

日曜夜に希望を見いだしたい。

もう固有名詞を出すのも嫌なくらい、閉塞感に包まれてしまっているので、電話で打ち合わせする際も「このような事情でお伺い出来ませんで」などと言っています。しかし、普段は『ブルー』になる日曜夜、すなわち19日(日)には久々に希望を見たい、いや見いだせると思っている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200417-00000055-natalien-musiheadlines.yahoo.co.jp

宮本は2017年に「The Covers」に出演した際、松田聖子の「赤いスイートピー」を披露しており、この映像を観た松本は「このパフォーマンスはレジェンド」「想像もしなかった、革命的な形で歌い継いでくれて、うれしい」と感想を語る。

もうこれ以上ないくらいの松本隆さんからの賛辞で、こういうのを読むと即座に「エレカシファンで良かった」と思ってしまいます。
カバーの是非は置いておいても、圧倒的に上手いんですよね、宮本浩次は。この曲や番組も恐らく絶賛モノに違いなく、閉塞感漂いまくりな日本に新しい「四月の風」を吹かせてくれると確信しています。



  • 「スカッと」Do you remember?

こういう日々が続くと、どうしても鬱積したものが溜まってしまって、たまには「good morning」的な激烈ハイテンションナンバーを聞いたりしますが、最近はもっぱら「Do you remember?」を聞いています。特に宮本が「Do you?」と叫ぶシーンではこちらもココロの中で「Do you!」と返してしまう(笑)。これも宮本浩次横山健さんの情熱の賜物でしょう。刺激的な音楽やエンタテインメントを楽しんで、この日々を乗り切りたい。

スマートフォンにはスケジュールアプリを入れていて、翌日の予定などをお知らせしてくれるんですが、『宮本浩次・大宮』。すっかり変更するのを忘れていて、悲しい表示が出てしまった。ツアースケジュールも訳が分からなくなっているので再確認してみると、今現在は7月1日に振り替え公演。しかし情勢が良くなる気配がないため、「やれればいいな」とかすかな希望を待つ日々です。歓声の前で歌えないことに耐えられなくなった宮本浩次が突如YouTubeライブとかやりかねないですね。



  • いつか見た夢を、必ずしも正夢にする必要はない。

先日、とんでもない場所にレンタカーを借りて仕事に行く予定があったのですが、その前の晩、よりによって「交通事故を起こす夢」を見てしまった。運転手予定だったので『なんてことだ』と思ったのですが、『いやしかし、運転に気をつけろという暗示だ』と思い返す。想像以上に「とんでもない場所」だったのですが、おかげで無事故・安全運転で済みました。世の中捉え方次第ですね。この事態もいくらかの未来に繋がるように。


まずは宮本浩次はじめメンバーの健康第一を望まねば。「FLYER」のように落ち合うためにも(どうせなら日比谷野音がいいですね)、聞くこちら側も元気で居ねば。健康に勝ちに行きましょう。

街の音がなかなか聞こえそうにない。

タイトルは『友達がいるのさ』初演奏時(野音 秋)の演奏前の宮本のセリフ「街の音が聞こえねえか?」改変Ver。このセリフは大好きなのだけれど、今はそんな状況ではなくなってしまった。

  • 宮本浩次ツアー、フェス等々は延期、中止。

ツアーは延期延期になり、今現在では5月15日の仙台が直近とはなっていますが、ライブハウス、ホールは密集も密集で感染の源とされており、あと一ヶ月でこれが収まるとは到底思えない。対応する人の肉体的・精神的・また金銭的な負担は想像するだけでも恐ろしい。出来るだけ頑張っては頂きたいのですが、一方で延期延期となると、交通手段・宿泊予定もおかしくなり(と言うより、交通や宿泊も自粛となっているのですが)、果たして開催されるのか。なんというかこういう日々が続いていると「ライブで熱狂のイメージが湧かない」と言ったらいいんでしょうか。2ヶ月前くらいには想像出来ない日々になってしまいました。
フェスも続々中止・延期となっており、もはや開催されるイベントの方が非常にレア。勿論健康安全面が第一なのですが、ここまで「出ない・動かない」状態になると、経済状況も非常に心配になってしまう。どうしても世界中が鬱々とした日々になりがちなので、俺はテレビをさらに見なくなってしまいました。


先々を心配しすぎるのですが、日比谷野音はどうなるのだろうか。屋内コンサートに比べれば「3密」ではないにせよ、けれど都心で人が集まるしなあ。密集を避けるため間隔を空けて着席したら余計倍率が上がってしまう(考えすぎかつ冗談なのですが)、バラエティ番組も音楽番組もシュリンクしていく状態で、エレファントカシマシ宮本浩次が熱気を放って、コールアンドレスポンスを生み出す濃い空間を待ちに待ちたいですが、今現在は遠い遠い日々になりそうです。

俺はまた出かけよう 街は動き出した 明日もまた出かけよう

エレファントカシマシ『友達がいるのさ』。

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エレファントカシマシ、3月21日「FNS音楽特別番組 春は必ず来る」出演!

コロナウイルスの影響で、社会や経済、世界全体に非常に閉塞感が漂う中、久々にあの男たち4人の出番がやってきました。

新型コロナウィルスの感染拡大防止のため文化イベントの中止・延期が要請されて以来コンサート・ライブ・舞台など多くのエンターテインメントが軒並みストップしています。
この番組はこのような状況でも楽しみに待ってくれている人のためにエンターテインメントを届けたい!という思いから急遽放送されることが決定しました。
この番組趣旨にご賛同いただいたアーティストの皆さまのご協力を得て3時間生放送でお届けします!!

緊急生放送!FNS音楽特別番組 春は必ず来る - フジテレビ

この流れは(被害の大小はあれど)東日本大震災を思い出します。震災から16日後、『FNS音楽特別番組 上を向いて歩こう~うたでひとつになろう日本~』にて渾身の「悲しみの果て」。今回もフジテレビのきくちPさんが関係しているかは分かりませんが、リリースされている熱量からは、同じレベルを考えます。『宮本浩次』のソロツアーは3月は延期となり、4月も危うい状況。そこで敢えて「エレファントカシマシ」が急遽出演するということに、光を感じます。状況が状況だけに素直に大喜びということではないのですが、「この四人ならなんとかしてくれる」的な希望を熱く感じる。今頃4人も相当気合い入れてリハーサル、練習、熱い叱咤激励を注入していると思います。
そしてきくちPさんが担当ならば、また半端ない気合いを注入してくれそうです。『俺たちの希望の歌』の「悲しみの果て」なのか、他の曲なのか分かりませんが(どうせなら「四月の風」はどうだ!いや「心の生贄」も歌詞的にいいんじゃないか、やるわけないでしょうけど)、この閉塞感を振り払う、本当に久々の地上波生放送の4人にとにかく期待と、フジテレビ偉い!見直した!ということは改めて書きたいです。



orenomichi.hateblo.jp

ずいぶんいろんな意味で注入っていうか、しっかりいろんな意味で、生放送っていう、また番組の大事さ、そこに常に立っているという、改めて襟を正して、テレビで歌った中では、多分一番か二番の「悲しみの果て」を歌えた。

  • 何度目の後出しだ、2度目の後出しだ。

と、「フジテレビ偉い!」としておいて、変に貶めたくはないのですが、ユニバーサルミュージックよ・・・。

宮本浩次 ファースト・ソロアルバム「宮本、独歩。」【写真集付受注生産限定盤】 アンコールプレス決定!
3月4日に発売しましたアルバム「宮本、独歩。」写真集付受注生産限定盤のアンコールプレスが決定いたしました。
アンコールプレス 予約受付期間:2020年3月13日(金)正午~4月27日(月)13:00まで



いやいやいや・・・、そしたら受注生産限定盤の意味ないじゃないですか。こういうのを見ると、音楽業界というのは未だに「興業」の世界なのだな、と痛感します。どんどんレコード会社の言葉が軽くなるし、前回もそうですけれど、2度あることは3度ある的に、次にそういう企画したらもう全く信じられなくなる(俺は買ってはいないのですが)。「この機会だから」「限定だから」と思って高い買い物をしたファンの気持ちを軽んじているとしか思えない。
恐らく音楽業界としては当たり前のことで(それもおかしいのですが)、もう内部的には「アンコールありき」で企画していたのかもしれませんが、ここ最近、芸能界と通常の社会との格差を埋める動きが続いていて、公取委によるジャニーズ事務所に対する注意なんてのはその典型なんだと思います。稼げるときに稼ぐというのは商売の鉄則ではあるけれども、それ以上に信頼関係、道義上の関係というのも大事だと思います。少なくとも俺の仕事ではそれを大切にしている。
そんな中、こんなニュースを聞いて、少なくともこのプロジェクトに宮本浩次も承認ないしは関わっていると思うと、いささか暗澹たる気分になってしまいました。

その他書きたいことは溜まっているのですが、もう年度末であちらこちらフラフラとしていて(遊んでいるわけではないのですが)、けれどこのフジテレビのニュースは書きたかった。あとはぼちぼち書いていきます。