エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

『夜明けのうた』も配信開始、危うく・・・。

ニュースが多すぎて、また出演、インタビューも多くて追いかけられないですね。

  • 『夜明けのうた』で泣きかける男よ。

いやこれは予想以上に良くて。曲のスケールは非常に大きいし、また宮本浩次の高音がこれでもかというくらい伸びやかに出ている。「おみそれしました」という気持ちと、ちょうど仕事の合間に雨に濡れた街で聞いてたら泣きそうになってしまった。ロマンティックでもあるし、リアリズムも共存している。曲も歌詞も声も、53歳でこんなのが出せるんだと純粋に感動してしまった。これがライブでどう映えるのか。高音もきちんと出るのか。期待は高まります。

夜明けのうた

夜明けのうた

  • SONGSにも出演。

これは本当は出演前に「鎌倉インタビューが楽しみだ」と書きかけて、疲れ果てて書けなかった。病気療養時の「鎌倉で波の音を聞いていていた」というエピソードが好きで、そこを訪のうて、プラス「悲しみの果て」弾き語り。30分ではとても足りず、45分か60分ぐらい欲しかった。


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個人的な時間軸としては、SONGS→MUSICAだったのですが、冒頭の大泉洋へのプレゼントでMUSICAと鹿野淳さんを思い出してしまった(同誌で昔からグルメ連載をしている)。この二人が同じ番組で共演し(直接ではなかったけれど)、そもそもアミューズ繋がりだ、世の中どうなるか分からない。
上野と鎌倉という激シブスポットを巡る旅で、さすがNHKという出来だった。ただインタビュアー兼演出の伊藤美里さんの立ち位置が中途半端なのが気になってしまった。カメラに見切れ過ぎちゃってるんですよ(笑)。カメラさんの迷いも時折こっちに伝わるというか、別に映るならすぐ横に居てもいいし、見切れてしまうならカメラの位置を考えて動かないと、まあバランスが難しいのは分かるんですが、そこがやたら気になってしまった。

  • 冬の花」MVのシフトパターン。

MUSICAを読んでいると、宮本が「冬の花」MVの車のシフトパターンを「どうして児玉裕一さんは知っていたんだろう」。確かにMVを見たときから変わったシフトだなあ(バックの位置が普通と異なる)と思っていたのですが、宮本も疑問だった様子。ただこれは監督がきちんと調べた説。スタッフやマネジャーさんに聞けば宮本の愛車の車種は分かるだろうし、こだわる人はそこまで調べ上げてきちんと再現してそうだ。でも今見返しても「冬の花」のシフトチェンジでチャプターを区切るという発想は「そういう手があったのか」と純粋に新鮮さを覚える。


  • アルバム、ライブの楽しさと寂しさと。

これでほぼアルバムの曲は出そろって、3月4日に初公開となるのは2曲となりそうです(ラジオで先行公開とかもあるのかな)。ラインナップを今、見てもそのレンジの広さに驚く。「Do you remember?」のような熱血ロックから「夜明けのうた」の高音浪漫曲、コラボ曲まで、宮本から「詰め込みに詰め込んだぞ!」という気合いの声が伝わってきそう。
一方でライブツアーとなると、勿論メンバーは居ない。今回のツアースタッフがどうこうではなく、あの3人が居ない。ツアーには参加予定ですが、どういう心境でライブ開始を待てばいいんだろう。「宮本浩次」以外をどう迎えればいいのか、宮本を必死の形相で見つめる石ちゃん(C)宮本、も居ない。ダンディー(成ちゃん)も兄貴(トミ)も居ない。
大歓声があがり、ツアーが成功したらさらに「そちら」に注力してしまうんではないかという危惧もある。53歳のグルーヴも見たい、けれど今回のように解き放って自由に活動する宮本浩次も見たい。しかしその両立は物理的に不可能。

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私がソロに行くことで、もしかするとバンドがそのまま空中分解してしまうんじゃないかって。でも散歩ならいずれバンドに戻ってくる。ファンのみんなもそう思うし、自分もそう思いたかった。

宮本はこう述べているが、アルバム、ライブとなるとまた心境が変わるのではないか。不安とは行かないまでも、ふわふわとした微妙なドキドキを感じている。この歩みはどこに向かい、どういうゴールを迎えるのだろう。

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『ハレルヤ』配信開始。

  • なかなかダウンロード出来なかった。

『深夜に起きてダウンロードしてしまう病』が発病したのですが、ダウンロード出来ず、結果的は(iTunes Storeでは)「宮本浩次」では出ずに「ハレルヤ」で検索したらすぐ買えました。何をしてるんだ俺は。まだ「宮本、独歩。」のイメージが湧かないのですが、iPhoneでは既に「近日リリースアルバム」としてプレイリストも出来ており、一曲目としてハレルヤも出ています。そう考えると、またテレビとは違いフル演奏で聞くと、アルバムとしてこういう出だしなんだなと多少はイメージすることが出来て、聞き込んでいます。

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  • 19時にMVも公開。

本当にいい時代になって、MVもフルかつ高画質であっという間にYouTubeで見られるようになりました。先日SSTVが業績不振で早期退職者募集というニュースを見ていて、「そういえば昔はPV最速公開を見るためだけに音楽専門チャンネルに入っていたなあ」とふと昔を懐かしんでしまった。

宮本浩次-ハレルヤ

SSTV絡みでふと思いだし、久々に宮本浩次著「明日に向かって歩け!」を引っ張り出す。

今日はプロモーションビデオの撮影があった。
プロモーションビデオをきちんと流す番組は、日本においては衛星波の中に何本か優れたものがあるのみ。多くの場合、カウントダウン番組の中で十数秒流されるだけである。その結果、我々が制作するビデオは、大抵は一般の人の目に触れることは無いのである。
(中略、「孤独な太陽」撮影を挙げながら)
撮影期間はたった一日。でも、とても丁寧に作った。あなたが、このビデオを一曲分、丸まる見るチャンスは地上波の一般テレビ番組では殆ど無いんだろうなぁ、残念ながら。でも、万が一見ることがあったら、「なるほど、面白いビデオだなあ」と思ってもらえるだろうと思う。

これが2001年2月の記述。19年前には想像してなかった世界が、本当にSF映画のように目の前にやってきている。(もっとも俺にとって想像だにしていなかったのは、宮本がソロ活動をしてSNSをしているということが大きいのだけれど)。世の中は得てして想像を超えたり、想像だにしていないことが起きたりするから、嬉しかったり、悲しかったり、歩いたり休んだりの繰り返しなんだとも思う。

  • 「SONGS」にも出演。

NHKと相思相愛は何年続いているんでしょうか、しかしこれは本当に楽しみ。


公式アカウントが「ニュース速報」的な扱いをしているのが面白い。そして日程的には三連休のしょっぱな土曜日の深夜なので盛り上がるでしょうね。何を歌って何を語るのか、勿論他のテレビ出演もあるけれど、やはりNHK、SONGSには様々な期待をしてしまう。季節的にもピストン西沢さんのラジオ出演も近いでしょうか。
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  • 雑誌はMUSICAが抜きん出ているか。


「宮本さんがアレです」という意味深なことを書いてますが、本当にアレな特集になっています。
https://pbs.twimg.com/media/EQn8D72UUAIIPWg?format=jpg&name=large
「3万字超え全曲解説インタヴュー」とこの一行だけで熱量が伝わって来そうです。プラスして「全国JFN系25局ネットでOAされたラジオのインタヴューの2本立て」という独占禁止法違反的な扱いなので、今回のラッシュで雑誌を一冊に絞るならば、MUSICAになりそうです。


そして、宮本浩次ツアーまでちょうど一ヶ月、寒暖差は激しい日々ですが、あっという間に春の嵐が吹き荒れそうです。どんなアルバムになるのか。

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宮本浩次、Instagram開設1周年。

(俺としては)驚天動地の宮本浩次Instagram開設が2019年2月5日、あっという間に一年が経ってしまった。
今日現在、フォロワー7万3700人、投稿21件。これが多いのか少ないのか分からないけれど、宮本浩次が「SNS」をはじめて大分経ったのは紛れもない事実(Twitterもやっていた)。

あのエレファントカシマシ宮本浩次SNS、しかもInstagramを始めたというのは本当に衝撃だった。アナログ男、また旧事務所のフェイスはアナログ志向を貫いていたのでさらに。あまり推測で書くことではないけれど、アミューズへの事務所移籍にソロ活動やSNSも絡んでいたのは多分に大きいと思う。
開設で衝撃を受けて一年前にも記事を書いたんです。それで後日知ったんですが、その記事が過去16年ブログをやっていた中でも圧倒的アクセス数(笑)。今までもいろんな事を書いていたのに、宮本インスタ開設かい!と思ってしまったことを思い出す。

orenomichi.hateblo.jp

Instagramで「宮本らしさ」が出ているのは、「写真日記」となっていて、宮本直筆の文章と共に写真が添えられていること。これはいささかホッと(?)する。普通の芸能人のように行ったところを片っ端から写真撮影してハッシュタグをして、というよりは、興趣が出ているように感じます。
・・・ただ。未だに「どうなんだろう」とドキドキしながら見ているのも事実(フォローも出来ていない)。上記記事にも書いたとおり、オッサン4人組のロックバンドが、ボーカル1人のソロ活動、そしてSNS開設。エレファントカシマシ自体は揺るがないとはいえ、圧倒的に宮本浩次の活動が多くなっていて、「どこへ行くのだろう」とハラハラもしてしまう。
一方で音楽性のレンジは宮本の希望通り広まっている感触もある。「冬の花」から「Do you remember?」という歌謡曲とド直球青春ロックが1年スパンで同じアルバムに収録されるということは、宮本にしてみれば「ソロ活動をしたからこそ」ということは大きいと思う。Instagram1周年というのも実は小さな小さな出来事で、さらなる揺さぶり、新たな活動がまだまだ待っているのかもしれません。



  • 「宮本、独歩。」収録曲発表、「ハレルヤ」先行配信。

本当はこちらの方がニュースなのだけれど(笑)、こちらはまた後日別記事で!

収録楽曲
1. ハレルヤ
2. 冬の花
3. 夜明けのうた
4. きみに会いたい -Dance with you-
5. Do you remember?
6. 獣ゆく細道 / 椎名林檎宮本浩次
7. going my way
8. Fight! Fight! Fight!
9. 解き放て、我らが新時代
10. 明日以外すべて燃やせ feat. 宮本浩次 / 東京スカパラダイスオーケストラ
11. 旅に出ようぜbaby
12. 昇る太陽

こちらも期待大!やはり宮本浩次にはこの男だと思う。

「扉の向こう」も久方ぶりに見て、様々なことを感じ入った。こちらも後日!


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(この表紙は反則である)。