エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

十二月へと

  • 明日以外すべて燃やせ feat.宮本浩次 発売!

なんとも複雑です。そりゃメロディや歌詞は宮本とは違う世界観で、でも歌声は宮本浩次で、また椎名林檎さんとも毛色(?)が違っているので、なんと言えばいいんでしょう「いつもの馴染みのお店が華やかな場所に出店した」気分とでも言ったらいいんでしょうか。今日は「スッキリ!」にもインタビュー出演、そしてミュージックステーションに再度出演。これから十二月になって、両方のプロモーション、ライブ出演、そして紅白歌合戦宮本浩次は男稼業フル稼働。

今朝オンエアされた「スッキリ」での『スカパラ谷中敦さん・宮本浩次加藤浩次さん」のスペシャル対談の超ダイジェスト(敬称略)。

谷中「エレカシを好きなったきっかけは?」
加藤「本当に申し訳ないんですけど、本当に好きになったのは『俺たちの明日』。最近なんですよ。たまたま田舎に帰ったときに、高校時代の仲間に北海道で会って、一人が歌ったんですよ。僕が40代になったぐらいか30代後半ぐらい。そのときにあの歌詞が、野郎どもの『どうだいカミさんは元気か?』ってみんなの中の共通になったんですよね。それですげーいい歌だな、って、昔からのファンには悪いんですけど、そっからなんですよ」。
谷中「エレファントカシマシのトリビュートアルバムで『俺たちの明日』をスカパラ演奏で、高橋一生くんが歌って、発売前だったと思うんだけど、ショートメールで宮本君に『一生君の歌聞いた?よかったよね?』って送ったら『感動しました、彼は素晴らしいですね』って言いながら『羨ましいとも思ってしまいました』という一行が入っていて、それ読んだときに、もしかして俺らで歌いたいってことかなって舞い上がっちゃって、メンバーに話したら『それならやってもらおうよ』って。だから凄い大事な曲。『俺たちの明日』が僕らの今を作ってくれている」。

加藤「『俺たちの明日』で10代、20代、30代の歌詞が凄いグッと来ちゃって、40代50代を作って欲しい。先を作って欲しい、教えて欲しい。宮本さんに」。
宮本「男だったら両方出来ますよね。引きずり回して自由に向かう」。

加藤「宮本さん女性にもてたいってありますか?」
宮本「愚問っていうか当たり前っていうか・・」一同・スタジオも笑い。
宮本「例えば今日も電車に乗ってくるでしょ。原宿で降りると若い人がいっぱいいる。そうすっとね、年なのか分からないけれど、若い女の人って(肌が)ピッチピチですよ!あの美しさってもの凄いものがあって、それだけで若返る」


今後の夢・野望について
宮本「楽しい歌を歌えるよう一日一日やっていきたい。当たり前のことなんですけど」。
加藤「プライベートなことでは?」
宮本「あー・・・・・・、小金持ちになりたいですね」
加藤「十分、大金持ちじゃないですか。今、小金持ちには自分の中ではなってない?」
宮本「もうちょっとですよね、小金持ちまでには。もう一息努力が必要」

スタジオに戻り加藤浩次「宮本さんもうちょっと具体的に話してくれたんですよ、何平米の家に住みたいって」一同笑。「楽しかったですね、二人とも懐が広いですし、素直に入ってくれる。お酒入って無くて二時間こんなに話せるんだなって。カメラの存在忘れましたよ途中で」。

加藤浩次が「俺たちの明日」を絶賛(というか号泣) - エレカシブログ 俺の道
この「加藤浩次エレカシに嵌まる」ラジオが10年以上前とは!何度この書き起こしをセルフ引用したことだろう(そして、この音源は当時パソコンに保存してたのですが、買い換えの買い換えでデータがなくなってしまった・・・。極楽とんぼのファンなら持っているかもしれません。もしそんな方がいましたら是非連絡下さい)。

正直こんなに集まるとは思ってなかったんです。共同企画者(というより発案者)のまささんが専用サイトを使ってまとめてくれています。

note.mu

「シグナル」は自分でも一票入れたんですが(笑)、4票も入っている。他の方のオススメ曲、オススメ理由を聞いていると「なるほど!」とうなずくことが多いです。まだまだ、というかこれからドーンと募集していますので、ハッシュタグに#宮本からエレカシへ #林檎からエレカシへ #スカパラからエレカシへ #赤羽からエレカシへ か、このコメント欄でも結構です。教えて下さい!

これは痺れる!家のテレビに外部スピーカーでちびちび見ていますが、ドラムを叩く空気感、劇場のような色温度、生中継とは全く違うスイッチング(ちょっと頻繁な気もしますが)、ライブ映像化作品としては相当クオリティ高いと思います。またラストの「四月の風」での宮本浩次の涙で・・・。
そして嬉しいのがAmazonレポートだと、売り上げ比が7:3~8:2ぐらいでBlu-ray:DVDとなっていて、波が来た!と勝手に喜んでいます。寒い季節に熱い熱い映像はいかがでしょうか。

今年はいわゆる「獄中記」をいくつか読んでいますが、もれなく刑務所(拘置所)の大晦日はラジオ(テレビ)での紅白歌合戦が楽しめるらしい。そんな話を読みながら、この間も首都高から見える東京拘置所を見て考えてしまった。「何を思って聞いているんだろう」、そんなこと十人十色なのは分かってはいますが。泉谷しげるさんが2013年の紅白歌合戦

終盤の歌のサビで、観客らに「手拍子してんじゃね~」と睨みつけると、「テレビの向こうで紅白見てるお前ら、いいか。今年はいろいろあったろ。だから、きょうを自分のきょうにしろ」とテレビ越しに思いをぶつけた。
(中略)
最後はギターを投げる“パフォーマンス”も披露。歌唱後には手拍子について「あいつら、馬鹿だからさ! そんな恵まれた奴には歌いたくない。テレビの向こうで寂しく過ごしてる奴や、帰りたくても帰れない奴に歌ったんだから」と心境を告白。
【紅白】泉谷しげる「帰りたくても帰れないやつに歌った」 初出場で魂の熱唱 | ORICON NEWS

と叫んだ理由が今更分かった気がしたのだ。世界中どころか塀の中にも伝わる歌番組。去年は男たちの「今宵の月のように」、今年は椎名林檎さんとの「獣ゆく細道」。あらゆる人があらゆる場所であらゆる思いを持って聞く歌合戦、もう一ヶ月後です。

新コラボ企画!『宮本からエレカシへ』。

ひっさびさの新企画です。偏愛と独断に満ちあふれた「エレカシ 私だけの聴きどころ」に近い企画をやってみます。椎名林檎さん、スカパラ紅白歌合戦みんなのうた、北区赤羽。何でも構いません。宮本浩次の歌声を聞いて(触れて)嵌まった人へエレカシの「次なる一曲」を薦めるという大きなお世話企画『宮本からエレカシへ』(「宮本から君へ」より拝借)。

俺の道&good morning共同企画「宮本からエレカシへ」
2018年10月。突如として立て続けに、宮本さんと東京スカパラダイスオーケストラとのコラボ「明日以外すべて燃やせ」、そして椎名林檎さんとのコラボ「獣ゆく細道」が発表されました。椎名林檎さんとは紅白歌合戦の出場も決まっています。宮本さんの才能が注目されるのは嬉しい反面、やっぱりエレファントカシマシというバンドに注目してほしい!と思っているファンも多いのではないでしょうか。
そこでファンの皆さんのご意見を集めて、今回のコラボでエレカシに興味を持った人に、正しくエレカシにハマっていただくための入口を案内できればと思います。振り幅の大きさがエレカシの魅力のひとつですが、だからこそ入口は間違ってほしくない 。ぜひ皆さんの「宮本からエレカシへ」の入口を教えてください!(good morinig管理人:まさ 「俺の道」管理人:サク)

上記案内文は「私だけの聴きどころ」の発案者でもあるまささんの草案文書をそのまま完コピしました。

やり方は簡単です。SNSハッシュタグをつけて頂き、「是非オススメしたい曲」「出来れば理由」を付けてつぶやく(書く)だけです。

お好きなハッシュダグを使ってSNSで発言してください。
#宮本からエレカシ
#林檎からエレカシ
#スカパラからエレカシ
#赤羽からエレカシ
その他、「~からエレカシへ」という言葉が入っていれば拾えると思います。
TwitterInstagramFacebookの公開アカウントを巡回しようと思っていますが、ハッシュタグがつけられた投稿は、コメントも含めて集計結果として「俺の道」や「good moring」で紹介させていただければと考えています。あらかじめご了承ください。
【追記】どのハッシュタグを使って頂いても大丈夫ですが、「#宮本からエレカシへ」は必須タグとして使ってもらえるようお願いします。

例として出してしまうと・・・。

『「獣ゆく細道」を聞いた人には是非「東京からまんまで宇宙」を聞いて欲しい。曲中でもライブでもエレカシは暴れまくっています。サイコーに格好いい男たちです。 #林檎からエレカシへ』

これは俺が真っ先に浮かんだ例、「薦めたいエレカシ曲」ですが、気軽につぶやいて頂ければこちらでハッシュタグを拾って回収&集計をさせて頂きます。

ひっさびさの新企画ですが、年末にかけてドーンと盛り上げていこうと思います。また今の勢いだと否が応でも盛り上がるでしょうしね(露出が多くなりますし)。

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五分間。

Yahoo!ニュースのインタビューが面白くて(またネットなのですぐ見返せるので)未だによく読んでいます。

news.yahoo.co.jp

リーディング部分にこうある。

黙して語らず、長考すること5分。場が静まりかえる。そんな場面が、数回あった。

5分は長い。カップラーメンなんてとうにできあがってしまう。いわんやエレファントカシマシ宮本浩次が目の前に居る。インタビュアーの心境やいかに。俺だったら逆に謝っちゃうかもしれないですけど(笑)。それは冗談としても、これまでのインタビュアーさんの話では「長考が沢山あった」という話はよく聞く。

その5分たるやいかに。宮本浩次としては本当に自分の考え、問への答え、インタビュアーは勿論、インタビュアーの先に居るであろう読者への思い、その他諸々が錯綜しすぎて迷いに迷っての5分なんだと思います。
またそれと一緒にはしてはいけないんだろうけれど(宮本浩次としては勿論こちらが「本業」)、エレファントカシマシのレコーディングもそれの繰り返し。「どうすれば届くか」「どうすれば良くなるか」、練習、罵声、激励、歓談、団結、そして完成。

こうした過程が繰り返されての30年。宮本浩次は(こと会話については)正直器用な方では無く、相手、あるいは相手の先を見ての長考なんだと思います。インタビュアーもその心意気さえ分かれば、それだけ熱意のあるアーティストということは分かるでしょうし、何よりそういった経緯から発せられた言葉や内容は何より彩りを持っているはずだ(ましてやその彩りは年々輝きを増していると思います)。
そうした「インタビュアー対宮本浩次の真剣勝負」の結果、書き起こし・リライトを経てインタビューとなって、その文章を読むのが楽しい。プロフェッショナルな人たちの真剣勝負の結果はいつも刺激的だ。

そういう理由もあって俺は「WAKE UP」でのデモ音源の「特典化」が嫌なのかもしれません。「その過程を商売にするのはどうなんだろう?」みたいな。過程では無くそれらを乗り越えた、あくまで結果で楽しみたいというのが強いんです。

この現代においてレコーディングの模様も「漏れない」というのも面白い。宮本としてはいろんな意味で「漏らしたくない」というのもあるんでしょうが、これがメンバーやマネージャーさんがSNSで発信したら面白くない。男臭い中で作られた作業が「こぼれ話」で少し世の中に出るぐらいがちょうどいいんだと思います。なんでもかんでも過程をオープンにしたら結果の価値が下がってしまう。
話は脱線してしまいましたが、今までも、これからもインタビューでの「長考」の記事を見る度、「宮本浩次は一体何を思ってこの発言をしたんだろう」と思い続けると思います。ましてや今後は「コラボして紅白に出る理由」が語られるはずだ。宮本浩次が考えに考えた結果の話を知りたい。

発売タイトルが長いですね(笑)。いやでもこれは本当に楽しみで嬉しい。炎は出るわ「自撮り映像」が出たスペシャルライブが文句なくBlu-rayで出ることがただ嬉しい。爆音で聞き込みたいと思います。細かいところだとDVDだと2枚になるのが1枚で全部見られるのは魅力的(切り替えが面倒ということはありませんか?)。久々に「上映会」でもやりたいですね。

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