エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

5月25日「The Covers」が『エレカシ三昧』な件。

もう公式Twitterが自分で「エレカシ三昧」って言ってますもん(笑)。この番組はエレカシが好きすぎですね。

Coversゲスト:エレファントカシマシ
トリビュートゲスト:菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)、manaka from Little Glee Monster
5月25日(金) 22:00~22:59(BSプレミアム

【披露楽曲】
エレファントカシマシ
「さよならの向う側」/山口百恵(1980年)
いとしのエリー」/サザンオールスターズ(1979年)
「Easy Go」/エレファントカシマシ

manaka from Little Glee Monster
「悲しみの果て」/エレファントカシマシ(1996年)
菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)
「風に吹かれて」/エレファントカシマシ(1997年)

www4.nhk.or.jp

もう一時間、エレファントカシマシが独占ですよ。昨年のオハラ☆ブレイクで話題をかっさらった、そして俺も凄く聞きたい「いとしのエリー」。新曲もテレビ披露。そしてカバー二曲と、いくらアルバム発売直前とはいえ、「中の相当偉い人がエレカシ好きすぎる説」「NHK全体でエレカシ熱が上がってる説」様々挙げられるんだと思いますが、なんだかんだ言って「エレファントカシマシのパフォーマンスが高まってる説」は間違いないと思います。いくらプロモーションに熱を入れてもさすがに実力伴ってなければNHKでここまでやらないでしょうし、むしろNHK、または番組をそこまで掻き立ててるのは間違いなくオッサン四人組なんだと思います。

  • オレがミツメテるのは、通常盤と決まった!!

なんとなく「生命賛歌」風に叫んでみましたが、ニューアルバム「Wake Up」は通常盤を買うことにしました。ライブCDは魅力的ですが、もう純粋純粋にアルバム一枚を楽しんでしまえ、と。エレカシのアルバムで通常盤を買うのは「町を見下ろす丘」以来のはず(そもそもそのアルバムは通常盤しかないはずですが)。そのアルバムはベスト3に入るくらい好きなアルバムなので、個人的には原点回帰でいいや、と思っています。
ただ誤解を受けてもしょうがないところはあるんですが、デラックス盤の内容をくさす意図はないので、そちらの感想等もコメントなどで教えて頂ければと思います。この流れで「今年もNHK大露出!」→「年末の歌合戦も出演」→「それを記念してデラックス盤再発」とかなったら笑いながら怒りそうですが(笑)、何はともあれオッサン4人が情熱に情熱をたたき込んだ全12曲を楽しみにしたいと思います。

  • 蔦谷好位置さんのブログの比喩がストンと腑に落ちる件。

相変わらず蔦谷好位置さんが人間としても好きで(勿論話したこともないんですが)、久々のブログも感服してしまいました。

lineblog.me

これもどっかで言ったか昔ブログに書いたか忘れたけど、人間はみんな最初は川の上流にある岩とかでっかい石みたいなものだと思います。それが学校教育とか社会とか資本主義とか、いろんなものに篩いにかけられてみんな角が取れて丸く、小さくなっていく。そうして篩いにかけられた小さな同じような綺麗な砂になる。
ゴツゴツした岩や石は、普通じゃないから篩いの上で踊り続けるんです。それはそれは誰も見たことないようなカッコいい踊り方をしている石もあれば、綺麗な砂たちから見たらまるで見せ物のように滑稽に見えるときもあるんです。
でも篩いにかけられてるほうは必死で、落ちたくないし、篩いの中で踊り続けていることが一番輝いていると感じられるんです。

比喩も巧みなので、読みながら「なるほどなあ」と素直に頷いてしまった。そしてその比喩の対象をどうしても宮本浩次に例えてしまう。この例えを当てはめると、宮本は相当ゴツゴツした岩や石だと思うんです。篩いにかけられるかは別として、必死に抗い続けて51年、または31年。キャラが作られた芸能人だったらば「丸い小さい芸能人」つまり社会と折り合える芸能人になるんでしょうが、そんなことなんて出来ない「不器用な人間」はもう輝くか輝かないか、世に咲くか咲かないか、下手すりゃ二者択一に近いレベルなのかもしれません。
それで蔦谷好位置さんはそういうゴツゴツした岩や石を探して、プロデュースして世に出したい(そういう人を常に探している)。そう考えると宮本浩次蔦谷好位置さんの蜜月期間・相思相愛期間というのもさもありなんと今更ながら思います。歌い手とプロデューサーが上手く噛み合えば二乗三乗になるということは、「笑顔の未来へ」以降目の前で散々繰り返された光景だった。


未だに俺はエレカシ蔦谷好位置さんの共作を期待していますが(いつか絶対にそのタイミングは来ると思っています)、とにかく蔦谷好位置さんはゴツゴツした岩や石的な人を探しているようなので、心当たりのある方は是非!蔦谷好位置さんは作品は全部見る宣言をしているので、考える前に動き出しましょう(篩いにかけられて丸くなってしまった砂より)。

https://itunes.apple.com/jp/album/%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%81%A0%E3%81%8B-%E4%BF%BA%E3%81%AF%E7%A5%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%90%E3%81%9F/1186255619?i=1186255895&uo=4&at=10lrZv

オレは今日もカメラを持ってシェルター

タイトルは「真夏の革命」をもじってますが、特段エレカシとは関係ない記事です。

最近の仕事ノイローゼから脱すべく(笑)、また前々から行きたかった福島県は奥会津の「炭酸水が湧き出る井戸」が何日か前の朝日新聞全面広告で中田英寿さんが取り上げていた頃から、これは行かねばと重い腰をあげて行ってきました(どうして中田ヒデさんが取り上げたから行かなきゃというのは俺自身もよく分からない)。

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会津柳津虚空蔵尊。ここの名物は粟まんじゅうで、まあ湯気を噴き出しながら大量生産するも、行列出来まくっていて買うことも出来ず。

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先日は全国的に荒天でしたが、今日は真っ逆さまの好天。

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もうファインダー覗いていると、前より余裕が無くなってるのが分かるんですよ(笑)、以前はもっと面白い構図で撮れて編集も上手くいったはず。どうしてこうなった。

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行く途中には只見線が道路と並行して走っているのですが、東日本大震災の年に発生した豪雨により一部(というか相当)運転休止中。もし列車が走っていればさらにいい景色にはなると思うんですが・・・。

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ただし、こういう風景を見ると「でっかく、でっかく生きようぜ!」とBest boutでの『俺たちの明日』ばりに二度叫んでしまう。

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これが「炭酸水が出る井戸」。人が居るかと思ったらほぼガラガラで、やたら虫のほうが多かった・・・。

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写真を見てもいまいちわかりづらいですね。

youtu.be
動画で見ると分かるんですが、本当に「ボコボコボコ」という音がして炭酸水が湧いてるんですよ、これは新鮮な光景でした。お味は・・・、微炭酸。ただ水が美味しいので、トータルで味わえば本当に美味しい炭酸水だと思います。(自然なんですが)「自然な炭酸水」という味です。ただ近くのこの炭酸水用駐車場では、「強炭酸水」的なラインナップもあった市販の自販機がありましたね(笑)。いやこの光景と味は一度味わってみるべし!と思います。

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また行く途中にフォトジェニックな神社があって、一向に前に進まない。

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ここは紅葉シーズンや少しの雪があるシーズンにこればまだまだ面白いと思います。誰一人居なくて神秘的ですらある。

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もう新潟県の県境近くに行くと、昔は番所(関所)として使われていた古民家(今も普通に使われている)があって、覗かせてもらいました。

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嫁入り前の娘さんの部屋、女中さんの部屋、養蚕をしていた部屋などがほぼそのまま現存している。

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家の方のご好意で有り得ない角度から囲炉裏を撮影。

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写真じゃ分かりにくいんですが、これが階段です。まるで壁を登っているようでした。先人の苦労がしのばれます。

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土筆から家を望む。そういえば日陰ではまだ雪もあった。

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https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mpdstyle/20180505/20180505230117.jpg
帰り道。一番最初に紹介した会津柳津虚空蔵尊の夕景。でっかく、でっかく、でっかく生きようぜ!(なぜか三回だ!)。

ニューアルバムタイトルは「Wake Up」に決定。だけれど。

6月6日(水)発売、23rd ALBUMのタイトルが「Wake Up」に決定!!
今回は、デラックス盤(完全受注限定盤)/ 初回限定盤 / 通常盤の3形態での販売になります。
また、本日よりUNIVERSAL MUSIC STOREにてデラックス盤の受注受付を開始しました。是非ご利用下さい。

お、いよいよタイトルも発表、そして3販売形態の詳細を見ると・・・。

《 デラックス盤 / UNIVERSAL MUSIC STORE限定 完全受注限定盤 》
(CD+LIVE CD+DVD+ブックレット)
PDCS-1906 7,500円(税抜)

< LIVE CD > ※デラックス盤のみ収録
30th ANNIVERSARY TOUR“THE FIGHTING MAN”TOUR FINAL
@富山オーバード・ホールの模様を完全収録したライブCD
【 収録曲 】
1. 歴史 2. 今はここが真ん中さ! 3. 新しい季節へ君と 4. ハロー人生!! 5. デーデ 6. 悲しみの果て 7. 今宵の月のように 8. 戦う男 9.風に吹かれて 10. 翳りゆく部屋 11. 桜の花、舞い上がる道を 12. 笑顔の未来へ 13. 3210  14. RAINBOW 15. ガストロンジャー 16. 今を歌え 17. 四月の風 18. 俺たちの明日 19. 風と共に 20. ズレてる方がいい 21. 奴隷天国 22. コール アンド レスポンス 23. 生命賛歌 24. RESTART 25. 夢を追う旅人 26. ファイティングマン 27. 友達がいるのさ 28. 涙 29. 待つ男
< DVD > ※デラックス盤のみ収録
「ELEPHANT KASHIMASHI 30th ANNIVERSARY“THE FIGHTING MAN”DOCUMENTARY」
THE FIGHTING MAN TOURに密着したドキュメントを中心に、30周年アニバーサリーイヤー1年のエレファントカシマシを追った映像を収録。(60分を予定)
初出場となった第68回NHK紅白歌合戦「今宵の月のように」のパフォーマンス映像も収録!!

< フォトブック「30th year’s world」> ※デラックス盤のみ収録
大阪城ホールからさいたまスーパーアリーナまでの30周年イヤーとニューアルバムのレコーディングを追ったファン必携の豪華フォトブック全64ページ。
内容
1. Presense:メンバーが最も信頼を寄せるカメラマン岡田貴之氏による、30周年イヤーの1年間がそのまま封じ込められたとも言える渾身のベスト写真集。このフォトブックのまさに心臓部
2. 031718:3月17日、18日に行われた30周年ツアーファイナルのさいたまスーパーアリーナ公演を写真家大森克己氏が撮影、貴重なバックステージの模様も含むライブ写真
3. Dream:アルバム「Wake Up」のレコーディングの1日に岡田貴之氏が密着、臨場感溢れるレコーディングシーン満載の写真

store.universal-music.co.jp


デラックス盤めちゃくちゃ豪華説。そして初回限定盤は・・・。

《 初回限定盤 》
(CD+ボーナスCD+DVD)
UMCK-9951 4,200円(税抜)

< ボーナスCD / Demo Tracks >
宮本浩次が制作した本アルバム収録曲のdemo音源集(5曲程度収録予定)
※収録曲は後日発表します

< DVD / Music Video集 >
【 収録曲 】
「夢を追う旅人」、「風と共に」、「RESTART」、「今を歌え」、
※「Easy Go」、※「RESTRAT」(夢のロックバンドver.)
※は初商品化映像 (全6曲収録)

とどのつまり「ボーナスCD/Demo Tracks」が欲しけりゃ初回限定盤を買うしか無い。結局「すべてを手に入れるにゃ二つ買うしか無い」。
そりゃ売り上げも利益も大事だしさ、金持ち一番強いのは誰でも知ってるけれど、もうやるならいっそのことデラックス盤に全てを統合して欲しい。「上手くやる人」はエレ友さんと共同購入・シェアしてDemo版だけ融通とか出来るんでしょうが、わっかりにくい。
ドギツイ他のアーティストやレコード会社に比べりゃ可愛い商法なんだと思いますが、こんなことが回り回ってCD売り上げ不振に繋がってきたんだと思います。つまりは「基本は曲聴きたいだけなのにめんどくさい」。レコード会社直販にすりゃ利益率も高いんでしょうが、会員登録して云々・・・、とやってりゃ手間も手間ですよ。レコード業界にはびこるたちの悪い病だと思います。

いわんや47都道府県ツアー、紅白歌合戦初出場の翌年、半年後のアルバムならばハードルを下げた方が、長期的には利益になると思います。もうシンプルに「アルバムだけのCD」にした方がいいんじゃないでしょうか。PV集なんてYouTubeで流してますもんね。コアなファンは初回限定盤はボーナスCDのためだけに買うようになってしまう。
またこれでレコード屋さんの気勢がそがれてしまうのも心配。タワーレコードさんなどの「展示の熱量」で買うことも多いと思うんですが、展示する人もレコード会社直販じゃまず売れないですし、そうすると気合いも入らないと思う。「このアルバム良いですよ!でも特典の多くはレコード会社直販で」じゃ訳が分からなくなってしまう。あの熱量が好きで、今度のアルバムもタワレコ中心に楽しみにしていた部分もあります。特に今回のアルバムは今までになく注目を浴びるアルバムになると思うので、レコード屋さんにも「エレカシのニューアルバムいいですよ!」と張り切って宣伝して貰いたかった。
さらに、このアルバムのデモをボーナスCDにしてしまう神経も分からない、宮本浩次は本当に人間として、男として尊敬していますが、彼がこのアイデアに前向きにゴーサインを出したならば疑念さえ抱いてしまう。練りに練りに練って絞りに絞って悩んで考えて怒って、最後は一枚のアルバムにするのがエレファントカシマシなはずだ。言葉は悪いことは百も承知ですが、本チャンにならなかった(究極的に言ってしまえば)言わば「捨てテイク」をそのアルバムのボーナスCDにしてしまうことも分からない。

自分もどれを買うべきか迷ってますが、もういっそのこと一周回って通常盤を買ってしまいたい(笑)、いやまだ分からないですけど、正直辟易としているのも事実。歌詞カードがつかないiTunesはさすがにないとは思いますが。みなさんどんな買い方をするんでしょう?アンケートを置いてみました。


とのっけからネガティブなことを書いてしまいましたが(こんなこと書いて十年以上になってしまう)、昔は事務所に本気で「抗議文」を送っていたことを思えば・・・(バカ)。新曲も既存曲も間違いなく楽しみだし、ツアーも激烈になる予感がプンプンしてます。「RESTART」と「Easy Go」の爆発力はハンパないと思います。

・・・しかし何を買ったらいいんでしょう。まずは曲を聴きたい。

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