このアルバムは催眠効果があるかと思ってしまうくらい(笑)
無性に夜に聞きたくなります。
エレカシの4人と佐久間正英さんが打ち込みもほとんどなく
丁寧に丁寧に作った印象で、聞こえる音が「純」なんですよねえ。
いつか書きましたけど「シグナル」なんてまさに夜の曲ですし
「雨の日に・・・」から「なぜだか、俺は祷ってゐた。」の
流れが特に好きです。
雨の日に歩ってブラブラする度に「雨の日に・・・」が頭の中に
流れます。宮本自身は「レコーディング中の日常を歌詞にして
申し訳ない」云々言ってますが、それこそ宮本歌詞の真骨頂
ではないかと思います。日常を風景に、そして詩にしてしまうというか。
そして毎アルバムそうなんでしょうけど、曲順を考えに考えに考えた
結果、こういういい流れのアルバムになってると思います。
後付け、というか今になって思うと「町を見下ろす丘」は
夜のアルバムで、「STARTING OVER」は朝のアルバム、そして
「昇れる太陽」は文字通り日中にギラギラ太陽が照りつける時に
聞くような、そんなイメージです。本当に今になって思うとですけど。
さて一日遅れちゃいましたが、宮本浩次誕生日おめでとうございます。
43歳ですか、立派な「オッサン」ですねえ!
これからも身体に気をつけて、そして同時に衰え行くであろう
身体と戦いながらいいロックを作ってもらいたいと思います。
しっかしいい歳の取り方をしてますよねえ。つくづくそう思います。
さて前の記事について批判のコメントを頂戴しているようですが
なんというか「批判にも品位を」と思います。
汚い言葉で書き立てると、例えそれが正論であっても読む方は
受け入れがたいじゃないですか。
自戒を込めて思いますが、やはり言葉遣いは大事だな、と思いました。