エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシのファンブログ

痛快すぎる「化ケモノ青年」

いや、この曲の底力は本当に恐ろしくて。


これが初披露されたのは「COUNTDOWN JAPAN 03/04」
このイベントでの選曲自体が凄くて、7曲全部が新曲(!)
僕は行ってなかったのですが、エレ友さんから「全部新曲」と
メールが来て、「うわ、マジすか」とただただ吃驚した記憶があります。
だってイベントですもん、他のバンドのファン等々が沢山くる中で
無難に勝負するなら「今宵の月のように」「悲しみの果て」等々を
やればお客さんはそこそこ満足してくれる。
そのシーンで7曲全部を新曲でやってしまう度胸は半端ではない。


次に披露されたのが年を挟んで2004年、今はなき新宿コマ。
ラストに演奏したのですが、もう僕の印象としては「酒持ってこい?」
その印象が強かったですね。「化ケモノ青年」というタイトルがまだ
周知されてないので、仲間内では「酒の歌」と呼んでました(笑)。


当時のインタビューによると宮本はいつものように出来たメロディに
仮歌を吹き込んでたらしいのですが、そこで出てきたのがなぜか
「おい今夜は酒持ってこい」、スタッフは笑ってたのですが宮本は
『即興で出てきた言葉をそのまま歌詞にするのは申し訳なかった』と
言っていたのですが、結局『その場で出てきた言葉というのは当時の
テンションを良くも悪くも反映する』ということでこれが本歌詞に。


「アノ十九世紀以来」というのがやっぱりポイントですかねえ。
黒船来航以来、日本の男は・・・。身に詰まされる所があります。


メロディも確か渋谷陽一さんが言ってたのですが、単純な構造なのに
何重にも複雑に聞こえて痛快ですね。僕としてはイントロのギター
だけで痺れますね。この曲は石君が大活躍なんですよ。



と、歌詞もメロディも制作過程も痛快なのですが、それより何より
一番痛快なのが、「これをシングルで出してしまった」ということなんじゃ
ないでしょうか、今じゃ考えられないというか、荒削りなロックを
そのまま世に出してしまった。これは当時も痛快でしたし今も痛快です。
タイアップとして「松本紳助」のエンディングにも使われたんですよね。
この番組自体も中々アングラで、でも面白くて、それで最後のエンディングに
頭を掻きむしってる宮本のPVが放映されて、毎週やけに楽しみだった
記憶があります。


エレファントカシマシDBさんによると最後に演奏したのが去年の大阪野音
イメージとしてはライブで結構やってる印象があるのですが、意外と
やってないんですよね。乗りに乗ってるこういう時期にドン!と
演奏してほしいですね。野音でやってくれたらまた気持ちいいだろうなあ。