エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

大阪城野音&日比谷野音の日程も決定、「Easy Go」先行配信開始も!

大阪城野音に至っては「復活の野音」以来5年ぶり!やる方も観る方も待ちに待ちに待ったライブ開催ですね!

■6月17日(日) 大阪・大阪城野外音楽堂 16:00 / 17:00 
■6月23日(土) 東京・日比谷野外大音楽堂 16:30 / 17:30 

俺が一人で提唱していた「大阪城野音出禁説」(笑)、つまり会場の再三の注意にもかかわらず、長時間やり過ぎた&爆音出し過ぎたので、当面使用禁止となったのではないのか(全部推測)、しかしそうだとしたら最高にロックだな(願望)、というのがあったんです。いよいよ5年を経て解禁か!(妄想)、まあそれが本当かは知ったこっちゃないですが、とにもかくにも5年ぶりの大阪城野音開催というのは、本当に嬉しい・羨ましいライブです。

日比谷野音も開催決定。PAO会員は大阪城野音と日比谷野音合わせて一会員一申込のみ。これも「昔話を何度もするおじいちゃん」のようなことは自覚してるんですが(笑)、俺がファンになった当時、2003年~2007年くらいまでは、PAO会員=当確だったんですよ。一番緩い時期だと一会員4枚まで申し込めて、なので申込さえ済ませてしまえば「Aブロック、Bブロック、Cブロック、立ち見」のどれかを待つだけという。それがここまでのプレミアムライブになるとは。それで昨年は見事に外れてしまったんですが、「外れて清々しい」みたいな変な心境になったんです。「負けて悔い無し」的な。
というのも歌い続けて30年(演歌みたいですね)、宮本浩次も「歌い続けて本当によかった」と言っているとおり、紆余曲折、浮き沈み、耳の病気を発症しつつも、日比谷野音はプレミアムライブ。紅白歌合戦にも出て、ここに来て「52歳オッサンバンド、エレファントカシマシ」の魅力が再確認されている流れなんだと思います(尤も宮本浩次本人は「こんなもんじゃない!まだまだこれからだ!」とさらに溌剌としていて、そんな宮本も俺は好きなんですが)。
そういう意味では「有言実行の繰り返し」なのも好きな要因だ。つまりステージで毎年のように「俺は勝つ!」「また新曲出しましたので」、そして実際戦闘態勢・ファイティングポーズをとり続けたままの数十年。そしてそれが見事に結果に伴っている。新曲もそうですし、セールス、47都道府県ツアー。「力づくで自分の勝利をもぎ取っている」連鎖を見ていると、「この男、本当に本気で真剣で情熱さの塊なんだよな」と再確認して、翌年(これがとめどなく続く)。「Easy Go」でも『そうさ俺は必ず勝つ 歩きながら俺は呟く』、本当に歩きながら呟いている様が想像出来ますし、「勝ちに行って勝っている」ところがこの男がロックシンガーたる所以(ただ本人は「勝ってない」)『俺の両腕未だ勝利無く されどこれという敗北も無く』(暑中見舞い-憂鬱な午後-)というのは今後も続くでしょうし、それがやはりこの男の原動力なんだと思います。俺から見れば「先生十分に勝ってるでしょうが」と何度も思うんですが(笑)。

またことさらに神格化はしたくないのですが、大阪城野音と日比谷野音では、かなりの頻度で新曲が披露され、同時に激シブな曲も流れ、「ご挨拶の野音」「復活の野音」としてもおなじみ。そういう風景を見ると、日頃フツーに「日比谷野外大音楽堂」というフレーズを見ただけでもドキッとしてしまう日々です。ホールやらライブハウスやらフェスやら、ありとあらゆるステージで演奏を見ていますが、やはりこの二会場は雰囲気も含めて、特別なものがあると思います。

orenomichi.hateblo.jp

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  • 「Easy Go」先行配信開始!

そして今日、NHKの「The Covers」出演。それに合わせてなんでしょうが、「Easy Go」がiTunesを始め、各所で配信開始されています。
とりあえず今日のNHKをガン見して、音源も楽しみたいと思います。今年も期待の夏だ!。

Easy Go

Easy Go


エレファントカシマシ「Easy Go」Short ver.

[asin:B07CQ2WHJX:detail]

[asin:B07CNV2MLQ:detail]

5月25日「The Covers」が『エレカシ三昧』な件。

もう公式Twitterが自分で「エレカシ三昧」って言ってますもん(笑)。この番組はエレカシが好きすぎですね。

Coversゲスト:エレファントカシマシ
トリビュートゲスト:菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)、manaka from Little Glee Monster
5月25日(金) 22:00~22:59(BSプレミアム

【披露楽曲】
エレファントカシマシ
「さよならの向う側」/山口百恵(1980年)
いとしのエリー」/サザンオールスターズ(1979年)
「Easy Go」/エレファントカシマシ

manaka from Little Glee Monster
「悲しみの果て」/エレファントカシマシ(1996年)
菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)
「風に吹かれて」/エレファントカシマシ(1997年)

www4.nhk.or.jp

もう一時間、エレファントカシマシが独占ですよ。昨年のオハラ☆ブレイクで話題をかっさらった、そして俺も凄く聞きたい「いとしのエリー」。新曲もテレビ披露。そしてカバー二曲と、いくらアルバム発売直前とはいえ、「中の相当偉い人がエレカシ好きすぎる説」「NHK全体でエレカシ熱が上がってる説」様々挙げられるんだと思いますが、なんだかんだ言って「エレファントカシマシのパフォーマンスが高まってる説」は間違いないと思います。いくらプロモーションに熱を入れてもさすがに実力伴ってなければNHKでここまでやらないでしょうし、むしろNHK、または番組をそこまで掻き立ててるのは間違いなくオッサン四人組なんだと思います。

  • オレがミツメテるのは、通常盤と決まった!!

なんとなく「生命賛歌」風に叫んでみましたが、ニューアルバム「Wake Up」は通常盤を買うことにしました。ライブCDは魅力的ですが、もう純粋純粋にアルバム一枚を楽しんでしまえ、と。エレカシのアルバムで通常盤を買うのは「町を見下ろす丘」以来のはず(そもそもそのアルバムは通常盤しかないはずですが)。そのアルバムはベスト3に入るくらい好きなアルバムなので、個人的には原点回帰でいいや、と思っています。
ただ誤解を受けてもしょうがないところはあるんですが、デラックス盤の内容をくさす意図はないので、そちらの感想等もコメントなどで教えて頂ければと思います。この流れで「今年もNHK大露出!」→「年末の歌合戦も出演」→「それを記念してデラックス盤再発」とかなったら笑いながら怒りそうですが(笑)、何はともあれオッサン4人が情熱に情熱をたたき込んだ全12曲を楽しみにしたいと思います。

  • 蔦谷好位置さんのブログの比喩がストンと腑に落ちる件。

相変わらず蔦谷好位置さんが人間としても好きで(勿論話したこともないんですが)、久々のブログも感服してしまいました。

lineblog.me

これもどっかで言ったか昔ブログに書いたか忘れたけど、人間はみんな最初は川の上流にある岩とかでっかい石みたいなものだと思います。それが学校教育とか社会とか資本主義とか、いろんなものに篩いにかけられてみんな角が取れて丸く、小さくなっていく。そうして篩いにかけられた小さな同じような綺麗な砂になる。
ゴツゴツした岩や石は、普通じゃないから篩いの上で踊り続けるんです。それはそれは誰も見たことないようなカッコいい踊り方をしている石もあれば、綺麗な砂たちから見たらまるで見せ物のように滑稽に見えるときもあるんです。
でも篩いにかけられてるほうは必死で、落ちたくないし、篩いの中で踊り続けていることが一番輝いていると感じられるんです。

比喩も巧みなので、読みながら「なるほどなあ」と素直に頷いてしまった。そしてその比喩の対象をどうしても宮本浩次に例えてしまう。この例えを当てはめると、宮本は相当ゴツゴツした岩や石だと思うんです。篩いにかけられるかは別として、必死に抗い続けて51年、または31年。キャラが作られた芸能人だったらば「丸い小さい芸能人」つまり社会と折り合える芸能人になるんでしょうが、そんなことなんて出来ない「不器用な人間」はもう輝くか輝かないか、世に咲くか咲かないか、下手すりゃ二者択一に近いレベルなのかもしれません。
それで蔦谷好位置さんはそういうゴツゴツした岩や石を探して、プロデュースして世に出したい(そういう人を常に探している)。そう考えると宮本浩次蔦谷好位置さんの蜜月期間・相思相愛期間というのもさもありなんと今更ながら思います。歌い手とプロデューサーが上手く噛み合えば二乗三乗になるということは、「笑顔の未来へ」以降目の前で散々繰り返された光景だった。


未だに俺はエレカシ蔦谷好位置さんの共作を期待していますが(いつか絶対にそのタイミングは来ると思っています)、とにかく蔦谷好位置さんはゴツゴツした岩や石的な人を探しているようなので、心当たりのある方は是非!蔦谷好位置さんは作品は全部見る宣言をしているので、考える前に動き出しましょう(篩いにかけられて丸くなってしまった砂より)。

https://itunes.apple.com/jp/album/%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%81%A0%E3%81%8B-%E4%BF%BA%E3%81%AF%E7%A5%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%90%E3%81%9F/1186255619?i=1186255895&uo=4&at=10lrZv

オレは今日もカメラを持ってシェルター

タイトルは「真夏の革命」をもじってますが、特段エレカシとは関係ない記事です。

最近の仕事ノイローゼから脱すべく(笑)、また前々から行きたかった福島県は奥会津の「炭酸水が湧き出る井戸」が何日か前の朝日新聞全面広告で中田英寿さんが取り上げていた頃から、これは行かねばと重い腰をあげて行ってきました(どうして中田ヒデさんが取り上げたから行かなきゃというのは俺自身もよく分からない)。

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会津柳津虚空蔵尊。ここの名物は粟まんじゅうで、まあ湯気を噴き出しながら大量生産するも、行列出来まくっていて買うことも出来ず。

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先日は全国的に荒天でしたが、今日は真っ逆さまの好天。

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もうファインダー覗いていると、前より余裕が無くなってるのが分かるんですよ(笑)、以前はもっと面白い構図で撮れて編集も上手くいったはず。どうしてこうなった。

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行く途中には只見線が道路と並行して走っているのですが、東日本大震災の年に発生した豪雨により一部(というか相当)運転休止中。もし列車が走っていればさらにいい景色にはなると思うんですが・・・。

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ただし、こういう風景を見ると「でっかく、でっかく生きようぜ!」とBest boutでの『俺たちの明日』ばりに二度叫んでしまう。

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これが「炭酸水が出る井戸」。人が居るかと思ったらほぼガラガラで、やたら虫のほうが多かった・・・。

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写真を見てもいまいちわかりづらいですね。

youtu.be
動画で見ると分かるんですが、本当に「ボコボコボコ」という音がして炭酸水が湧いてるんですよ、これは新鮮な光景でした。お味は・・・、微炭酸。ただ水が美味しいので、トータルで味わえば本当に美味しい炭酸水だと思います。(自然なんですが)「自然な炭酸水」という味です。ただ近くのこの炭酸水用駐車場では、「強炭酸水」的なラインナップもあった市販の自販機がありましたね(笑)。いやこの光景と味は一度味わってみるべし!と思います。

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また行く途中にフォトジェニックな神社があって、一向に前に進まない。

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ここは紅葉シーズンや少しの雪があるシーズンにこればまだまだ面白いと思います。誰一人居なくて神秘的ですらある。

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もう新潟県の県境近くに行くと、昔は番所(関所)として使われていた古民家(今も普通に使われている)があって、覗かせてもらいました。

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嫁入り前の娘さんの部屋、女中さんの部屋、養蚕をしていた部屋などがほぼそのまま現存している。

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家の方のご好意で有り得ない角度から囲炉裏を撮影。

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写真じゃ分かりにくいんですが、これが階段です。まるで壁を登っているようでした。先人の苦労がしのばれます。

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土筆から家を望む。そういえば日陰ではまだ雪もあった。

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帰り道。一番最初に紹介した会津柳津虚空蔵尊の夕景。でっかく、でっかく、でっかく生きようぜ!(なぜか三回だ!)。