タイトルは「歩く男」より。長いなあ。
いや、でも本当に「甘美な瞬間」なんですよ。
エレカシのライブが始まる前の僕は相当に緊張している。
唇は乾き、手は汗をかき、お腹は鳴り、足は震える。
しかも年々それらが酷くなっているという、ライブ参戦回数は増えたはずなのに・・・。
今年の野音なんてお酒は飲んでたせいで少しはましだったかもしれませんが
確かもう座席に座って腕を組みながら貧乏揺すりをして緊張していた・・・(笑)。
何に緊張してるんだろうといつも思う。
別にボケーッと聞いてればいいはずなのに、「今日は何を演奏するんだろう」
「メンバーの気合いの入りっぷりはどうか」、挙げ句「宮本は何着て来るか」(笑)。
そんなことを考えてるとドキドキして、一人で心臓をバクバクさせる。これは恋か。
でもタイトル通り、客電が落ちて、メンバーが現れると同時に「甘美な瞬間」になる。
フッと客電が落ちて、観客席から歓声が上がって、まあ誰でもいいんですけど
例えば宮本浩次がスタスタっと現れると「おーよかった」と何故かホッとする。
「とりあえずメンバーは無事だ(そこからかよ)」「今日も会えた」みたいな。
もうそれからは別なエンジンがガガッっとかかるのか、緊張はほぐれて
逆にテンションがあがってしまう。寧ろ超ハイテンションのレベル。
なんでしょうねえ、このライブ前とメンバー登場と演奏開始のテンションの
違いっぷりは。自分でもよく分かりません。
その緊張感と甘美を味わいにまたZepp Tokyoに行ってきます。
連休に山中湖に行ってきました。
毎回強烈な雨男の人が居るおかげで何故か雨に見舞われるのですが、今回初めて晴れた富士山を
目にすることが出来ました。オマエデッケエナ・・・。
また直前にピストンさんのラジオで山中湖に合宿に行ったという話を聞き
(あれ、今回は山中湖とは言ってないか、想像です)
「ああ、こういう空気、風景の中で曲を作ってるのか」と想像してました。
ってこれは山中湖に行くたびに毎回思うのですが。
夜はひたすら飲んでました。
最近は「デジカメで動画を撮影しながら飲む」というのが恒例行事になってまして
帰ってきて再生してみたら、「彼女は買い物の帰り道」を聞きながらしんみりしたり
「流れ星のやうな人生」を歌ってたり、「化ケモノ青年」を歌いながら飲んでたりと
まあ酷いですね、しかもそれらの動画がフルHDで残っているという(笑)。
富士山「は」、「雄大」って言葉が真っ先に浮かぶほどいい光景でした。