エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

東京はかつて木々と川の地平線

昨日はクタクタになって帰ってきて、友達と電話しながら
「また水曜どうでしょうにはまってしまった」等々世間話をしながら
ベッドに横たわりながら、まさしくそのどうでしょうを見てたらいつの間にか
そのまま寝てしまった。またずっとHDDレコーダーを回しっぱなしにしてたので
朝になって起きるまで延々と「どうでしょう」が流れ、夢もそれと連鎖したのか
大泉洋さんが出まくってしまった。もちろんヒゲも。
これで当分どうでしょうは見ないぞ!と思ったけれどまた見てます(笑)。



閑話休題



iPhoneには数限りないアプリがあるのですが、最近はまってるのがこの
「東京時層地図」というアプリ。1500円とアプリにしては高いのですが
これは凄くいいアプリなので、宮本浩次タモリさんに薦めたい。

トップの画像からしてカッコいい。



どういうアプリかというと、東京の地図のうち特定の場所を時代時代で
切り取って見られるんです、その時代というのは画像のとおり
「文明開化期」「明治のおわり」「関東地震直前」「昭和戦前期」「高度成長前夜」
そして現代の東京。江戸時代の古地図があればもっとよかったんですが
あれは実質的には地図じゃないのでこれに入れるのは難しかったのかもしれません。


例えば・・・、と思って宮本ゆかりの名所をあげようと思ったのですが
江戸時代からの名所をこれで見ても何も変わりがないということに気がついて(笑)
割と移り変わりが激しい六本木の「国立新美術館」を基点に見てみます。



これが「文明開化期」の六本木の地図。
何もない!「麻布区」と書いてあるのが見えます。
この当時にここの土地を買っておけば今頃大金持ちでしたね(笑)。
これを見ていると「武蔵野」が頭の中に流れてきます。



「明治の終わり」、やっと変化が出てきて歩兵営とかの文字が見えますね。
そして左上には「射撃場」、昔はあんな所で銃を撃ってたんだ。



「関東地震直前」、基本的に国立新美術館って軍隊の跡地なんですよね。
今も美術館に行くと旧日本軍の建物の模型があったりします。



「昭和戦前期」、これだけだと建物がどうなってるのかよくわからないですね。
射撃場はなくなっているので、現場の訓練基地から段々と指揮本部みたいな
立ち位置に変化したのかもしれません。



「高度成長前夜」、なんかもう「高度成長前夜」という言葉がカッコいいですね(笑)
ちょっと調べてみると、日本が敗戦後は旧陸軍の跡地として少し廃墟化してた
ようですね、本当にちょっと調べただけなので間違ってたらすみません。
この独特の建物は国立新美術館の入り口に模型として残っています。



そして一気に現代です。
国立新美術館政策研究大学院大学、都立青山公園、ミッドタウン、六本木ヒルズ
今をときめく建物たちが建てられています。


ただ歴史の流れは早いというか、150年くらいで野原から最新の建物に
一気に駆け巡ってますね。東京という街のエネルギィは凄い。
これから150年後は一体どうなってるんだろうか、と思ってしまいます。


最近は東京の街を散歩する時は、これを片手に「あ、明治はこんな感じだったのか」と
勝手に悦に入って感激したりしています。
これは宮本浩次タモリさんにオススメしたい。
ってかそのままタモリ倶楽部の企画になっちゃいそうなアプリですね。


「いつか見た夢を/彼女は買い物の帰り道」は19日に店頭に入荷で
各地タワレコでの上映会は21日と二日ばかりのタイムラグがあることに
今更になって気がつく。二日は待ってられないので(笑)、近場の
池袋タワレコで買って、渋谷へは手ぶらで(?)参加することになりそうです。
とにかく今は「彼女は買い物の帰り道」ですね、これはフルで聞いたらどうなるか・・・。


PAO会員はネット限定で昔の会報をちょっと見られたりしますね。
山崎洋一郎さんがプチ憤慨したという「宮本サンタ姿」を初めて見て
憤慨というより笑ってしまいました、(世間からは)こう見られてる
時期もあったんだ、みたいな。
PAOのネットサービスが想像以上に充実しそうでワクワクしますね。