エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

男が男に惚れたってやつですよ。

新曲「明日への記憶」、五回ぐらいしか聞けてないです。
もう少しゆっくりと、またしんみり聞きたい。
なので自主的に「お預け」状態。サウナの後のビール状態です。
(それだけ我慢したら美味しいでしょう、サウナとビールは健康に悪そうですが)。



ロッキング・オン ジャパン 96年9月号が面白い(「風に吹かれて」に収録)。
インタビュアーはおなじみ山崎洋一郎さん。
ポニーキャニオンに移籍して、ヒマな状況から一転メディア露出に
追われている宮本浩次にインタビューしているもの。

・充実してる?
「充実はしないですけどね、やっぱね。
 忙しい俺、みたいなのを感じられていいですよ。
 それはそれでバカですけど(笑)。
 青春は終わったんですよ、俺の青春は。
 これからは壮年期ですからね。バリバリ行きますよ。
 働きますよ。働こうと思った途端仕事なくなるかもしれないですね」
・何やっても何でこんなにかわいいんでしょうねえ、宮本君は。
「そうですかあ?」
・うん、散歩すればかわいいし、忙しいと言いながらテレビに出たり
 ラジオに出る宮本っていうのも、どこかかわいさが漂ってきますねえ
「あ、そう」
・タダ者じゃないですね。
「それは単にあれですよ、人柄に惚れたんだね(笑)。男が男に惚れたってやつですよ」
(以下略)

先生自分で言っちゃってますが(笑)、本当に山崎さんなんかは男が男に
惚れちゃったというパターンだと思う。
「風に吹かれて」なんて勿論エレカシの軌跡となってはいるけれど
丸々山崎洋一郎さんとロッキング・オンJAPANの人たちがそれこそ
「うちの会社のほぼ全員がよってたかって頭が変になったみたいに
 わけのわかんないこと書きまくっててさ」と山崎さん自ら言っちゃう
くらいにもう猛烈に皆さんの「エレカシ愛」を感じてしまう。
そりゃ当該本のあとがきで宮本浩次
山崎洋一郎が俺たちの単行本を出すという。
 俺たちの名を冠してはいるが、山崎洋一郎の青春総決算なのだと思った」と
書いてしまうほどの熱血青春本。熱い想いが漲ってます。


でも単純に本としても面白い。
全く売れてない訳の分からないエレファントカシマシというバンドの
デビューから始まって、「生活」を過ぎ、エピック時代を過ぎ契約打ち切り。
その後の痛快「快進撃」は読んでても爽快感すら覚える。
僕のようにエピック時代を知らない人にとっては必携の著。


・・・ええと何話してたんだっけ、そうだ山崎洋一郎さんの惚れっぷりだ。
山崎さんのブログを見ても分かりますよね、惚れっぷりが(笑)。
何かアーティストのインタビューの合間にブログ用の写真をアップしたというより
「秘密の恋人とのデート中の写真を撮った」みたいな愛が感じられる(笑)。
また何度も書いているように、あの人の何十倍も気難しいであろう宮本浩次
あけっぴろげに、本来持っているであろう人なつっこさを全開に出して
写真に写ってるのがいいですよね。
山崎洋一郎さんならOK!」みたいなものがこちらにも伝わってくる。


いい兄貴分というか、渋谷陽一さんがエレカシの保護者的位置なら
やっぱり山崎さんは年も近いし、弟を心配して近況を語り合う
良き兄貴みたいな、僕のなかではそんな位置づけです。
山崎兄貴、これからもいい写真をアップしてください(笑)。


しかし確かに宮本浩次は何やっても可愛い。
「三十歳になって免許取ったんですよ、車はいいぜ」と言えば可愛い。
「最近車売っちゃって歩いてるんですよ、やっぱり歩くのがいいです」と聞けば
それも可愛いし、「また車買っちゃって」と言えば可愛い。
「禁煙宣言したけどダメになっちゃって・・・」と宣言しちゃえば
「先生身体を考えたら禁煙したほうがいいですって」と思いながらも可愛い。
宮本のかわいさをオレは何に例えよう、状態です。
この想いはここを読んでる方なら分かってくれるはず・・・。



ここで宣伝になってしまいますが、次号の「JAPAN」ではその山崎さんが
先生にインタビューした、宮本「明日への記憶」を語る、が収録されています。
これは必読ですね。


それと前日になっちゃってますが、明日は石川FMでエレカシ特集のようです。
聞けないけれどいいなあ、二時間たっぷりエレカシ特集ですよ。
「生命賛歌」とかリクエストしてもかけてくれるんだろうか。
やっぱり一人で聞くよりラジオで流れた方が「みんなが聞いている感」があって
いいですよね。
みんなでエレカシという同じ時間を共有していぞ!みたいな感覚があって。
うーん聞きたい。どんな曲が流れるんだらうか。明日だけ石川に住みたい。



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昨日新宿あたりで宮本がジャケット的なモノを撮影していた、という
話があるので、もしかしたら「いつか見た夢を」のジャケットでしょうか。




映画「ゴールデンスランバー」のBlu-ray Discが届いた。
これは無理矢理カテゴライズするとミステリーとかサスペンスになって
しまうんだろうけど、本質的には「青春スペクタクル物語」なんだと思う。
今年1月ころに映画を二回見たあげく原作本まで買っちゃったのを思い出す。
忙しくて余裕がなく、まだ見てないのですが、見たら泣いてしまう気がする。
その後月末くらいに伊坂幸太郎さんが好きな友達と自宅で上映会を予定してます。
右は同じ伊坂幸太郎さんの原作の映画化「アヒルと鴨のコインロッカー」DVDです。
レンタル屋さんとかで見かけたら是非借りて見て下さい。