エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

今日を超え明日へ

iPodで「漂う人の性」を聞いてたのですが,これまた凄い。
この曲はライブで何回か聞いていたんですが,それよりも
DEAD OR ALIVE」が発売されて,CD版(CCCDですが)を
最初に聞いたとき,「漂う人の性」の出だしの部分
『夢から醒めし人よ 生まれたばかりの人』のところで
妙に「ドキッ」としたことがあるのを覚えています。
なんかねえ,歌い方も声も「聞き手に突きつけてる感」が
あるというか,魂が揺さぶられるような感覚を覚えます。
これは今聞いてもですね。


宮本が「完敗」と表現した,若手バンドとの対バン
熊谷昭さんが企画した)「BATTLE ON FRIDAY」でも
何回か演奏して,それを収録したDVDも持っていますが
とにかく迫力があります。
何とも形容し難い迫力なのですが,あえて言葉にするならば
「寄らば切る」のような,近寄りがたい怖々とした雰囲気を
出してますね。ある意味若いときのエレカシより怖い。


DEAD OR ALIVE」を出したときにインタビューで宮本は
「何かが生まれる可能性があるアルバムです」と発言して
いましたが,まさにその通りで,僕の主観的なイメージでは
「ココロに花を」から「ライフ」までがゆるやかな線で
繋がっていて,そこからまた「DEAD OR ALIVE」で始まり
現在に至る,というのが頭の中にあります。
その意味ではまさに「何かが生まれた」アルバムですね。



と,ちょっと脱線すると,こないだ発送された「PAO」では
宮本が「STARTING OVER」が17枚目のアルバムということに
疑問を呈してるみたいですねえ。
(まだ読んでないから詳細がわからないのです)。
確かに「DEAD OR ALIVE」は5曲しか収録されていない
ミニアルバムですが,その5曲は覚悟と信念とかすかな希望が
籠もった濃密な濃密なアルバムなんですから,ちゃんと
アルバムにカウントしてもらえねえかな,と1月8日に続き
地道に主張する次第です。


「STARTING OVER」が気に入った!という新しいエレカシファンの
方は是非「DEAD OR ALIVE」を。iTunes Storeでも購入出来ます。