吉祥寺バウスシアターが5月末で閉館となり、「THE LAST BAUS~さよならバウスシアター、最後の宴 バウスを巡る映画」の中で「the fighting men's chronicle エレファントカシマシ ディレクターズカット」が上映されるということで行ってきました。90分の劇場版ではなく、野音開演までの日々を追ったディレクターズカット版です。
バスが大幅遅刻して、やや遅れていったら「通路に座布団をひいて座って見る」という情緒っぷり。なんだか遠い昔、地元の街にあった映画館に大人気映画を見に行ったようなレトロな感覚がありました。
内容はDVDとして発売されているディレクターズカット版と変わらず、撮影日を見ると大体去年の5月くらいなんですよね。山下敦弘監督によると撮影開始がトミの誕生日とのことだったので、ちょうど一年前の今の季節ぐらいに撮影開始。
そしてエレカシは秋に復活、新曲、今年一月にさいたまスーパーアリーナでスペシャルライブ。一年前のこととは思えずに、2~3年前のことのように思います。過ぎゆく日々の流れは速い。
エンドロールが流れ、上映が終了した後、会場からは拍手。
上映後、スタッフの方に聞いてみると、次の上映の間までなら会場撮影OKですよー、とのことなので、大友良英さんのステージの準備が始まっている中慌ただしく撮影してきました。
「新・吉祥寺バウスシアター」が完成したら、またエレファントカシマシは恐らく新たな進化をとげていて、「ドキュメンタリー3作目」が上映されているかもしれません。還暦になってもメンバーを怒鳴りつけ、ライブ前の楽屋では意味不明な会話で笑ったり、ライブ中は「ステージ上が宇宙」となっていたりする4人をまた見ていたい。
帰り際に本屋さんで本を買って帰ろうとすると・・・。吉祥寺の本屋さんは厳しい。
(Amazonアソシエイト)