エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

宮本浩次、GROOVE LINE Zに出演(2011年秋編)

もはやシリーズ化してますね。でも今年春には出なかったはずです。多分13ヶ月ぶりくらいです。


2010年4月16日 宮本浩次、GROOVE LINE Zに出演
2010年10月9日 宮本浩次、GROOVE LINE Zに出演(秋編)


次回出演時のためにメモしておくと、宮本登場時間は大体18時20分過ぎぐらいです。


以下ピストン西沢さんは「ピ」、宮本浩次は「宮」、相変わらず大体を書き起こしてる意訳です。


流れるような会話の中、唐突に
ピ「ふんどしが似合う男として私が今日ご紹介するのは宮本浩次・・・(笑)
  これ聞いてるのかな?あっちで、あ。
  というわけでこれから宮本浩次が登場します」



「いつか見た夢を」が流れる中
ピ「さあ!物凄いぞー、今日は炸裂するぞー、エレファントカシマシからミヤモトヒロジ、はーい!」
宮「こんばんは、宮本です、エレファントカシマシです。ピストンさんご無沙汰です。中山さんはじめまして」
宮「もうこれ始まってるんですよね?不味いですよね?お日柄もよく・・・、ほんとにね」
ピ「昔HMVの時は客が並んでるとき、椅子の上に立って挨拶してましたからね」
宮「あれは本当に楽しくやらさせて頂きました、はい」
ピ「基本的にはやっぱり客前では興奮しますか?」
宮「そうですね、何かをこうやらなければと、来て貰うからには楽しんで貰おうと
  上手く行く行かないは別として、楽しんで貰いたいと、はい」
ピ「音楽を作るということの原点としては人に喜んでもらうというのもあるんですか?」
宮「絶対ですよね、上手くやってる人っていうか楽しませることカチッと上手くいく人を見ると本当に
  ステキだなって思うし、それはジャンルが違っても感動しますね」
ピ「はあはあ」
宮「だから楽しませたいですね、素の所でドーンと楽しませることが出来た時は嬉しいですね」
ピ「あのほら若い頃から音楽やってきてエレファントカシマシってさ、中学生くらいの時だっけ?」
宮「そうです、中一の時の始業式の時の同級生で、始業式の12歳の時のですよ、石君というギターの彼が居て
  始業式で仲良くなって一緒に帰りました、中一、1年6組ですけど、その三人居て、基本で、四人居て」
ピ「だからそういう家族に近いような関係というか、仲の深さだから、周りの人が引くような
  喧嘩もあるわけですよね(笑)、エレカシは」
宮「いやまあそうでしょうか、あったかなー」
ピ「いやいや誰かが言ってたよ、そんな怒っちゃダメですよーって」
宮「俺が一方的に怒ってることが多いですね」
ピ「だから別にそういうとこ気兼ね無しに怒っちゃうからでしょ?」
宮「そうなんですよ、ただこないだ俺発見しちゃったんですけど、みんなそれが一つの型なんですよね。
  練習の時に『なんだよ、しっかりしようぜ』『なんだよ、ふざけんな!』みたいな、ヘソ曲げて言うわけですよ。
  それがあったほうが緊張感が高くなって良くなることが多いっていうことに気がついて。
  こないだも大人だから怒らない方がいいんじゃないかと思って」
ピ「それはダメだな、宮本浩次は爆発しないとダメだな」
宮「みんなリラックスしてやろうぜ、楽しくやろうぜって、楽しくなっちゃってふにゃ〜って、ゆるくなっちゃって」
ピ「わはははは(笑)」
宮「だからタイミングにもよるんですけど、仲間の間だから多少不躾であっても許されるっちゃ許されるんでしょうね」
ピ「そうやって長くやってきたから、昔の曲を聞くとすごく攻撃的だし、オッサンになっても若い奴と会っても
  なんか若い頃の話が盛り上がって楽しくなった、オッサンの話を歌ってもリアリティがある」
宮「今回もあの、俺たちの明日もあれ・・・、ぶっ飛んでないっていうか」
ピ「9月30日(注・11月30日の間違い)に出るんですけど、ラテンムードの・・・」
(ここでバックにはピストン西沢さんリミックスの「俺たちの明日」が流れる)
宮「他の人もいっぱい入ってるんですよね?あれ聞きたいですね、Puffyとか入ってて・・・」
ピ「あとであげます。9月30日(ママ)にエレカシのファンの方に期待して頂きたいんですけど
  今日は11月16日にワインディングロード、これCMの中でかかってる曲ですけど、またいいの出来ましたね」
宮「あ、ワインディングロードですか?これあの11月16日に発売なんですけど、一年ぶりのリリースなんですね。
  ほいでそのワインディングロードと東京からまんまで宇宙って二曲入ってるんですけど、凄く一年ぶりの
  自分たちのリリースなので凄く張り切ってやったんですよ、それがちゃんと形に、二曲で一曲ってか
  ほんとにリリースとしてみんなに喜んでもらえるものになったんじゃないかと。自分で思っている自信作が出来ました」
ピ「この番組でもかけてますけど、とりあえず一曲かけてもらって、紹介して下さい」
宮「はい、エレファントカシマシでワインディングロード、聞いて下さい」



『ワインディングロード』オンエア。


先生はワンフレーズを思いつくと、それをしばらくの間連呼するような癖があると思うんですが、最近は「始業式」。
こないだのぴあのフェスでのメンバー紹介で石君の時に言ってました。
ってかピストン西沢さんのエレファントカシマシ宮本浩次評は面白いです。
宮本浩次は爆発しないとダメだな」の部分は聞きながら、またキーボードを打ちながら頷いてしまいました。
周りに多少引かれようが、あの衝動性だったり、包み隠さない部分、それこそ「まんまで宮本浩次」はエレカシの最大の魅力だと思います。


ピ「ほらー、あんた分かるかい?、が痺れるんだよこれ、ワインディングロード」
宮「ありがとうございます」
ピ「僕リミックスして今言ってたんですけど、まず声に力あるから、本人にこう言っちゃ失礼ですが
  多少音程がどうだろうが、力があるから、音抜きたくなるんだよね、逆に」
宮「ああー」
ピ「だから音抜いてるところで「あーぐぁーぐぁー」言ったら、一言友人として言わせて貰うと
  あんたあんな歌い方してたら死ぬよ(笑)」
宮「マジすか」
ピ「息継ぎするとこないじゃん」
宮「結構最近それに気がついてきて(笑)、テレビでやるじゃないですか、そうすると間奏も何にもないんですよ。
  だからずーっと歌ってなきゃいけないから、どこで息を・・・。
  実はライブになるとテンポ早めちゃったりして、多少いい意味でごまかして、臨場感で任せられるんですけど
  例えば場合によってはカラオケでテレビで歌わなくてはいけないこととあると『あれこれ息継ぐとこねえな』って
  思いながらやるっていうか、訓練で何とかなったり、だからカラオケで難しくて・・・」
ピ「×○△▼※うえぇぇ!!ってのがあるじゃん(笑)、うぇえぇえ!って、これ死んじゃうんじゃね?くらいの」
宮「ほんとに、訓練が必要ですね、カラオケでやるときは。だからカラオケでやるときは、僕はカラオケ行かないですけど
  結構難しいかもしれないですね(笑)、これは最近気がつきました」
ピ「歌えないってだから、自分だって結構キッツキツなのに」
宮「だからテレビで新曲も、カラオケの場合もあって、息継ぐ所がない上に、高低差が激しいんですよ」
ピ「だからめちゃくちゃだもん、やりたい放題で」
宮「低いところと高いところがあって、これが結構難しいなって」
ピ「難しいって(笑)」
宮「映ってるから、どうやってやろうかなと思って、結構練習するんですよ」
ピ「そうやってどんどん上手くなっていくんですね」
宮「訓練しないと・・・、抜くところと力入れるところと・・・」
ピ「世の中で自分の歌が一番難しいって珍しいタイプですよ」
宮「いやー、難しかったですね、特にこのワインディングロードは」
ピ「だからいつも言ってるでしょあなたは破滅型だって」
宮「そんな感じですかね、自分を追い込んで。レコーディングの時はそんなに難しいとは思わなかったんですけど」
ピ「なんだろう勢いでやるのか、『うえぇっえぇ』って、「俺たちの明日」凄いもん」


こちらも聞きながら、またキーボード打ちながら笑ってしまいました。逆に言うと笑いながら書いてたんですが。
でも真面目な話、レコーディングの時はそんなこと考えてない、ガーッとやってしまうというところは
それでこそ宮本浩次だ、と思ってしまった。レコーディング後とかミキシングとかの時ならまだしも
レコーディングでテンションが上がりきってるときに、「これカラオケで歌いやすいかな」とか考えてしまったら
エレカシの破壊力はなくなってしまうんじゃないでしょうか。いつだって創作時は200%ぐらいのパワーで作って欲しいです。



ピ「そんなことになるんでしょうか、今週の日曜日13日に宮本さんが出るイベントがあります。
  東日本大震災復興支援プロジェクト第一回日比谷ライブアンドマルシェということで。
  泉谷しげるさんと仲井戸麗市ロックオーケストラというのがあって、そこに出ると」
宮「はい、そうです」
ピ「それから新春ライブ2012というのがあって、日比谷野音好きですね、相変わらず」
宮「えっとこれは渋谷公会堂ですね、1月6日と7日に」
ピ「日比谷の野音と書いてある、どっちだろこれ?」
宮「日比谷の野音はですね、泉谷さんのイベントですね」
ピ「あ、そうですか、失礼しました」


原稿か何かが間違ってたんでしょうが、宮本が意外にも(失礼だ)凄くクールに訂正しているのが印象的でした。
しかし(ルール的にないんですけど)真冬の野音ってのも面白そうだ、雪降ってる中ぶっ飛ばすエレカシも見てみたい。



ピ「それからですね、シングルの発売が16日ですけど、同時にDVDも出まして、これは懐かしい映像が沢山入っております
  ライブヒストリー1988-2011と」
宮「結構にゃがくやってて、にゃがくだって(笑)、長くやってて、フェスとイベントのDVDなんですけど
  これ結構自分だからなんでしょうけど、面白かったですね、ずっと昔にやった88年のイベントから
  一番新しいのまで、JAPAN JAMとかCharaさんとやってるのとか」
ピ「他にも共演アーティストとしては泉谷しげるさん、仲井戸“CHABO”麗市さん、色んな人が」
宮「今年ですね、JAPAN JAMとか、結構歴史のある、フェスの歴史とバンドの歴史と・・・。
  急に『奴隷天国』でこんなんやってる後に『孤独な〜』って変なスフィンクスみたいな長髪なって歌ってるとことか
  自分でビックリしちゃって、風俗の違いに」
ピ「あっはっは、なるほど」
宮「だから面白かったですね」
ピ「これ年代別には並んでないんだ?」
宮「年代別に一応並んでます、23年・・・、最初の頃から、あるだけの分なんですけど、全部見つけられなかったんで
  でも結構面白かったですね」
ピ「じゃこれ自分の持ってる映像でいいやつが全部入ってるんだ?」
宮「そうですね、編集して貰って、でも4時間になったんですね、二枚で4時間、ボリュームすごいですね」
ピ「(リスナーに向かって)これ買ってYouTubeにあげんなよ!」
宮「そうですね、ありがとうございます(笑)」
ピ「言っときましたから、一応(笑)
  YouTubeに出てない映像ですから、是非ともこれは買って下さい
  とにかくニューシングルですよ、ワインディングロード、本当に痺れましたけれど
  それともう一曲、C/Wになってる曲ですけど、これ最後に紹介して下さい」
宮「え−、『東京からまんまで宇宙』」
ピ「え−、エレファントカシマシ。死ぬまでやりますか?」
宮「え、あー、とりあえず、職業でもありますし、しっかりと歌っていきたいと思っております、ありがとうございます」
ピ「それにはご自愛下さいよ」
宮「多少あの、これはだからこの曲はイントロは入れておきました(笑)」
ピ「わはははは(笑)」
宮「いきなり、昔ピストンさんに言われたんですよね、イントロ入れた方がいいよって」
ピ「イントロが入れた方がいいよ、無理しないで下さい、頑張って下さい、ありがとうございました」。



『東京からまんまで宇宙』オンエアで終了。


一気呵成で書きました。多分また後から加筆します。





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そしてこちらがラジオ内で取り上げられた、ピストンさんリミックスのCDです。
確かにリミックスされた「これが私の生きる道」聞きたいですね。