エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

胸を張って何度でも飛び出していこう

タイトルは「ガストロンジャー」「何度でも立ち上がれ」と「さよならパーティー」を混ぜ混ぜ。


まとまった時間が出来た。やっと書きたかったこの記事が書ける。


週刊朝日10月22号、堀江貴文氏の「ホリエモン近未来大予測」より。
(今年は検察のおかげで沢山週刊朝日を買って読む羽目になった)。

(注、朝青龍叩きや小沢一郎叩き、「落ちた」人間を叩くマスコミについて書いた後)
大きな原因は日本人の多くが「思考停止」状態に陥っているからではないと
私はにらんでいます。周りとの軋轢を避けるために議論をせずに他人に迎合します。
そんな教育が小学生のころから「協調性を重んじる」という形でなされています。
他人の意見に疑問を持ちながらも受け流す、慣例のように行われている
おかしな習慣を変えようとしない。
周りからつまはじきにされないように無難な人生を歩むようになっているが故に
誰かが特定の人物を叩き出すと、それに乗じてイジメに荷担してしまうのです。

読みながら、概ね同意してしまった。
大多数の意見には逆らわず、出る杭を叩いて自分はそれを見て安心する。
レールから外れた人を冷たい目で見る、無機質でフラット志向な社会。
常に他人を気にして、なんとなくのルールに依存して、輪を乱さぬように過ごす。
異端者はつまみだす、「目にさわる奴はとりあえずうめよう」by星の砂。
そんな空気が(昔は知らないけれど)今の日本にはあると思う。
ホリエモンは嫌いだけれど、この意見には同意出来るという人は居ると思う。


上の例とはちょっと位相は違うけれど、僕の中にもそんなメンタルはあると思う。
こないだもそれを感じたのは「悪魔のささやき」というタイトルを初見したとき
「あ、これ売れないなあ、大丈夫かな」と真っ先に思ってしまった。
これは悪い意味での常識や冷静さが自分の中にドシッと身に付いているせい。
どの世界でも破壊者や独創的な人は、時に同時代では評価されなくても
その世界を引っ張っていったり、歴史に名を残していたりする。
(歴史上の偉人やノーベル賞受賞者の歴史をみればこれは明らか)。


だから宮本には「空気なんか全く読まずに」どんどん突っ走って欲しい。
周りの目やその場のセールスや流行りの音楽なんかを目にせずにひたすら
自分の意見を突き出して行って欲しい。
それらが(後世になるかもしれないけれど)評価されれば、ロックの世界は
ガラッと変わるし、それこそが宮本が言う「男が勝つ」ということかもしれない。
タイトルからするに、このアルバムは良い意味でとんがった、「KYな」アルバムな気がします。


僕も宮本からすりゃ比較出来ないぐらいだけれど、多少叩かれようとも何言われようとも
自を持って、我を持って戦い続けよう。「花男」ぐらいに格好良く生きたいもんだ。


男よ行け、男よ勝て!なのだ。



「僕は仕事の帰り道」に武道館のチケット当選メールにハッと気がついて
ローソンに立ち寄って発券。PAOだと一人四枚まで申込み可だと書いてあるので
何とか当選は出来るかな、と思ったのですが、まあビックリするほど悪席(笑)。
今年は新春ライブ→そこそこ良席、日比谷野音→ハズレも譲って頂く、かなり良席。
大阪野音→良席、Zepp Tokyo→普通、なのでラッキーなエレカシライフだったと思います。
(そういやコットンクラブ→ハズレ、というパターンもあった)。
何は無くとも生きてエレカシを見られる喜びを感じなくてはいけないですね。



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Amazonアソシエイト)。
なぜか今回凄く売れてます。何かありましたか?っていうくらい。