エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

新曲「風と共に」、明日6月1日からNHK『みんなのうた』でオンエア開始

いやはやもう12時間を切っています。


www.nhk.or.jp


6月1日はまず午前4時15分からNHK総合で「初めての僕デス」がオンエアされ、8時55分からEテレで「風と共に」初オンエア。40年の時を超えた二曲が四時間の間隔で流れる歴史と音楽のダイナミズムよ。

NHKが出している「みんなのうた」6月・7月用の雑誌(Kindle版もあります)にて、歌詞と楽譜は既に出ていますが、歌詞がいい!フライングになってしまうのですが、感覚としては『彼女は買い物の帰り道』を初めて歌詞として見た印象に近く、優しく、また子どもにも通じる言葉で書いているけれども、50歳という年齢が蓄積されている。またその雑誌を見ていると『※この部分は放送時間の都合上、省略します』てな記載があるのですが、その部分が好きなんです(笑)。これは明日以降なら書けると思うのですが、これは見た人は是非フルで聞いて貰いたいと、歌詞を見ただけで思っています。

また同誌での宮本浩次インタビューでは「今も暇さえあればいつも歌っていますし、好きが高じて職業になりました(笑)」「夢を胸にいだいて生きていけたらいいなといつも考えていきています」と話しており、例えば今の子どもがこの曲とかに影響を受けて、将来ロック歌手や音楽家(後者は普通に多いと思いますが)になると思うと、この40年という月日を経ての「エレファントカシマシ」としての「みんなのうた」デビューは本当に奇跡的なことだと思います。

そしてアニメーションにも期待。今公開されている過去作品はどれもハイクオリティで、さすがNHKと思えてしまう出来。正直「夢を追う旅人」のPV・アニメーションは個人的には「なんじゃこれ」という思いを拭うことは出来ないのですが、今回は180°違う意味での「なんじゃこりゃ!」という可愛くてハイクオリティなアニメーションを期待しています。


6月は宮本浩次の誕生月でもありますし、個人的には我が故郷福島にもエレカシがやってきますし(笑)、蒸し暑い中でも色々とクールに楽しめると思います。今年も期待の夏だ!

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『「大地のシンフォニー」十年に一度レベルの名曲説』

どっこい生きていました。書きたいことは沢山あるんですが、家に帰ってまたパソコンをつけて文字を書く作業が辛い。


それで今回は「水曜日のダウンタウン」風に仮説を立ててみました。


タイトルの説はまさに今考えていることで、特に前記事で書いたスピーカーを使って改めて聞くと、重厚感溢れて、情緒溢れて、今になってその価値を再確認してるんです。別にそれから今までの曲が低レベルという意味では全然ないんですが(笑)。C/Wも「約束」で、まあ病気になる前なんですが、落ち着いていて非常に良い時期だった。それで俺はその価値がリアルタイムで分からなかった・・・。人生そんなことの繰り返しですね。



エレファントカシマシ「大地のシンフォニー」

そして「大地のシンフォニー」といえば(行けなかった方すみません・・・)、「復活の野音 大阪城野音二日目」。これは未だに脳内再生出来るレベルで、(あり得ないことなんですが)今この曲の価値を知った状態で、その大阪城野音での大地のシンフォニーを聴いたら腰砕けてしまうレベルなんだと思います。人生いつだって一期一会、一曲一会ですね。

  • エレカシファンならオッサンとのカラオケ、無事に乗り切れる説」

まあ最近はオッサンとの飲み会が多く、つまらなくてしょうがない。常に頭の中には「さよならパーティー」が流れている。
ところがカラオケになると(知らない人とカラオケなんぞ行きたくもないんですが)、オッサン受けがするんですよ。というのもエレカシファンになってから、例えば宮本がカバーするジュリーの「サムライ」、森田公一とトップギャランの「青春時代」なんてよく聞いてたので、カラオケでフツーに歌えるんですよ。それで今だとさらにセットリスト(?)が増えて、歌う歌わないは別としてユーミンの翳りゆく部屋、さだまさしさん、こないだの「赤いスイートピー」「喝采」なんかも歌えるので、『よくそんな昔の曲知ってるねえ』なんぞ言われる。こんな方居ないでしょうか?

これは説でもなんでもなく事実です(笑)、というのも、前のような曲を歌ってると、周りから「サクさん50歳ぐらいみたいだね」などと言われる。言われたときはなんとも思ってなかったんですが、ふと「あ、そうか」という事実に気がつく。宮本浩次は50歳にして、子供心に歌謡曲・ヒット曲を聴いていた。それを今カバー。それらを歌えば世代的には「50歳ぐらいみたい」と言われるのは当然で、「ああ若く見えて宮本浩次は半世紀・50年ちゃんと生きてるんだよなあ」と今更ながらに当然なことを思い返したのです。

  • 「あと一週間でエレカシの新曲が聴ける説」

だからこれも説では無くて事実です。もうすぐ6月になり、「みんなのうた」にて『風と共に』がオンエアされます。
www.nhk.or.jp

6月1日朝、スタートです!


Coversやみんなのうたにこれほどまでに出て、いわゆる「営業」的なこともやってるので、NHKの年末の「例の歌合戦」初出場に着実に近づいてると個人的には思っています。そんな30周年とかそういうことに関係なく、文句なく国民的ヒット曲を出して「エレカシ出さないと世間が許さない!」的な状況をまだまだ期待したいのですが・・・。『風と共に』にもそういう期待をしています。


というわけで、今回は仮説と事実を織り交ぜてみました。

きくちPさん×近田春夫さん×宮本浩次

回遊魚のようにあちこち仕事をして帰ってきては、週末寝て過ごすという非常に悪い生活を送ってます。


まあいいや、フジテレビNEXTでの「きくちから」。きくちPが徹底的に対象者にインタビューをする番組なのですが、そこに宮本浩次が登場。

音楽評論家の近田春夫さんは、たまに自分の記事で「昔、テレビの収録でエレカシ宮本とケンカ寸前までいったことがあった。結局オンエアされなかったけれど、あれはあれで面白かった」的なことを書くことがありますが、今回その謎(?)が今の時期になって、そしてこのインタビューで割と明らかになりました。

以下、きくちPさんは「き」、宮本浩次は「宮」で。(どうでもいいけれど、きくちPの声は水曜どうでしょうのうれしーの声にちょっと似ている)。
二人とも「あの話していいのかな?」的なジャブを打ちながらの「あの話」スタート。

宮 久しぶりにきくちさんが「悲しみの果て」で出てきて、よしこれでフジテレビの番組っていう時に呼んで頂いて、近田(春夫)さんがやられている番組に呼んでいただいて、僕そん時に、後で観ると完全に僕がちょっとアレだったんですけど、せっかくの機会を台無しにしてしまいまして。

き あれを語っていいんだったら本当に。あれで何か宮本浩次を好きになった。

宮 そうですか(笑)。でも50歳、こないだラジオ局で15年ぶりぐらいに近田さんに会って「失礼しました」と言ったら、『いやいやいいんだよ宮本君!』って言ってくれて。よかったですよ、はい。失礼な。

き 『MUSIC CLAMP』って小室さんとかが出ていた番組の二年目の時に「Coming Soon」ってコーナーで悲しみの果てを生演奏で録って、そこでエレカシじゃなくて宮本浩次だったんだよね。
(ここから右下にワイプで当時の近田春夫さんと宮本浩次の対談模様が流れる。テロップには「無放送素材 きくちPが残していたVHS映像(1996年10月収録)」と)。

宮 そこまでは良かったんですよね(反省している様子)。

き 演奏はエレカシで、近田さんもああいう尖った人で、「考えるヒット」(週刊)文春の、言いたい放題ぶった切りをするような人で、なんかでもあれで宮本の天才を観た気がする。

宮 いやいや、でも駄目なんです。今でもたまに・・・。困っちゃうんですよね・・・、距離感が難しいんですよね。でも近田さんも気を遣って言って下さってるし、分かってるのに拗ねるっていうかね。拗ねるで済めばいいんですけど。そうじゃない、しっかりみなさんが働いてるって中でね、しかもきくちさんがようやく「エレカシちょっと頑張ろうよ」ってやってくれてる矢先にああでしたからね。
(ワイプでは相変わらず近田さんと宮本が「ド険悪」なムードで話す様子が流れている)。

き でもあん時、今は21世紀になって、エレカシがちゃんとやってるってのもありますけど、今あの映像ってのは結構リアルで、全然無しでは無いと思うんだけれど。当時も一回トーク取りやめてまた録り直したじゃない。録り直した後に近田さんの所に行って、「近田さんどうしますか?」って聞いたら、「放送流します」って言われて、放送しようと思ったのよ。当時の制作の上司が「駄目だ」って言って。一般的な当時の常識では流せなかったんだろうけど、あれはあれでロックな対談だったよね。

宮 なかなかそうですね。近田さんがそもそもテレビで司会をやってる時点で結構あれですしね。でもね(ポニー)キャニオンの人が坊主になって謝りに行ったという話を聞いて、そういうことあるんだなって思いましたね。

き こっち(フジテレビ?)じゃなくて自分の上司(ポニーキャニオンのことか)に対してってことだろうね。

宮 事件後いろんな人に言われちゃって。

き あん時、あまりにもその「悲しみの果て」が良かったから、「悲しみの果て」ファンの人はみんなそうだろうけど、大事な曲になって。

宮 ああー。

き ことあるごとに「悲しみの果て」「悲しみの果て」って言って迷惑かけてきたあなたのことを思い出す。

宮 一番思い出すのは、震災の後の番組の中で(2011年3月27日『FNS音楽特別番組 上を向いて歩こう~うたでひとつになろう日本~』)、きくちさんにお誘いを受けて、「悲しみの果て」、あの時楽屋の時からきくちさん、常に1.5mぐらいのところに居て、「宮本頼む!」って目、オーラで付いてくれて、あんなことやられたことがない。歌う前からここ(目の前)にきくちさんが構えている。番組の直前まで「頼むぞ宮本」、言葉には言わないんだけれど、こうやってずっと(構えて佇んでる)。

き そうだね。覚えてる覚えてる。

宮 ずいぶんいろんな意味で注入っていうか、しっかりいろんな意味で、生放送っていう、また番組の大事さ、そこに常に立っているという、改めて襟を正して、テレビで歌った中では、多分一番か二番の「悲しみの果て」を歌えた。

き あの時に27組歌って貰った中で、やっぱり一番響いた一曲っていうか、震災からまだ二週間だったからね。震災から16日後、で緊急地震速報がたまにあるときで、三時間だったかな、ただ一回生放送で緊急地震速報が流れて、エレカシの歌前の宮本のトークの所で。

宮 あ、そうですか。

き それがまた宮本でありエレカシなんだよ。

ワイプで観るだけでも異常な険悪な雰囲気で(笑)、いやでもこれはこのまま流しちゃっても・・・。「エレカシ宮本また大暴れ」とかなっちゃうでしょうが、でも鹿野淳さんの「discord」という番組で、まあまんまなのですが「摩擦をどんどん起こしたい、その摩擦から出る熱がロックであり、世の中を変えるんだ」ということを同氏が言っていたのが印象的で、これもその部類に入るんじゃないかと思います。これを見てエレカシが嫌いになる人も居るだろうし、また「なんて素直なんだ」と好きになる人も、さらに最高に良かったという「悲しみの果て」(恐らく普通のテンションならば見られない「悲しみの果て」)でファンになる人もいるだろうし、そこらへんはもう「まんまで出しちゃえ」と思ったりします。
まあ関係者は坊主になったりで大変そうですけど(笑)。近田春夫さんとも別に和解対談をやるんじゃなくて、再度自由に話して貰って、「音楽ってどうよ」でケンカになってもいいし、お互い涙流すような対談になるかもしれないし(「考えるヒット」で事あるごとに近田さんはエレカシを絶賛している)、お互い熱いモノ同士での話をもう一度聞きたい。
しかし二人とも、この話をする直前に「いいのか?」的なアイコンタクトをしており、またこの後もきくちPは「今日この話が出来るかがポイントだと思っていた」的な発言もあり、当時としては大事件、それこそ近田春夫さんがたまに書いちゃうぐらいの出来事だったんですね。ただもうそろそろ流しちゃってもいいと思います。


そして後半の東日本大震災後の特番の話も熱い。確かに生で見ていて、宮本の「俺たちの希望の歌」と言っているあたりで緊急地震速報が流れて(結局はガセだった記憶があります)、さっぱり何を言っているか分からない。その後緊急地震速報が外されたバージョンが「僕らの音楽」で流されて、やっときちんとしたセリフを聞き取れたという、こちらも6年経ちますがまだまだ忘れられない出来事です。しかしきくちPさんの「闘魂注入」の仕方はハンパではない・・・。


この番組はこんな感じで赤裸々トークが延々続いています。日比谷野外大音楽堂(特に「復活の野音」の話が良い!)、蔦谷好位置さんとの話、小林武史さんとの話、仕事の話やプライベートな話など、書き起こしてたら日付をまたぐぐらいの勢いになってしまいますが、折に触れ引用したいです。復活の野音の話は近いうちに書きたいですね。

  • 週末は嫉妬の日々。

要は今年は週末はエレカシはほぼライブの日々。そして行けない(働いているか寝ているか)週末。土日を迎えるたび「またエレカシが各地で熱狂を繰り広げてるんだろうなあ」と思うと嬉し悲しみたいな。せめて野音は行きたい・・・。古舘伊知郎さんとの「トーキングフルーツ」も録画だけして見てないんです。

  • でも買うモノは買う。

テレビ用スピーカーを買いました。テレビの音は勿論、Bluetoothスマホの音楽も流せるので、映画やらライブ映像やらCD音源を聞きまくってます。と言いたいところですが、まだ存分に楽しめてません。映画をド迫力で流せば感動モノなんだろうな、と思いつつじっくり見られてません。ただ皆さん「スピーカーを変えるのはいいぜ!」、5千円~1万円ぐらいのスピーカーでも世界は変わります。フルHDテレビ、Blu-rayプレーヤー、スピーカーの三つがあればもっと映画・音楽は楽しめます。

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(サブウーファーが思いのほかデカい!そしていつまでも「10」のシールを剥がさない俺。意味ないんですが)。


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ツアーの感想なども良ければ教えて下さい。前記事で週刊文春を紹介したら、地味に売れ続けているんですが、こちらもどうでしょうか?買ったのにつまんねえ!という感想じゃなければ良いのですが。

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