エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

梅雨の不安定な天気に『SEPTEMBER』

  • 本日より配信開始

この間、ラジオでフルオンエアされたときは(パソコンで録音すればいいのに)興奮して、iPhoneradikoを再生させながら、すぐ横のiPadで録音するという昭和だか令和だか分からない録音方法をして(笑)、しばらく楽しんでいました。そして本日配信開始、と思いきや。

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iTunes Storeで一曲ずつは買えない。買うならアルバムごとになってしまっている。一旦サブスク、私の場合はYouTube Musicで探してみると、単独で聞くことが出来る。
その間にもTwitterでリプライを頂き「単独で買えます」という声を頂いたので、もう少し探してみると。
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いささかややこしいのですが、「松本隆さんのトリビュートアルバムの中のSEPTEMBER」で探すとダメで、「宮本浩次が7月14日付で配信開始したシングル『SEPTEMBER』」扱いだと単独で買えるようです(本日時点)。
iPhoneMac系を使用の方向けに、多分1曲ごと買えるリンクを貼っておきます。Android系は使ってないので紹介出来ません、ゴメンナサイ。

SEPTEMBER

SEPTEMBER

日々天候が変わる不安的な大気のもと、この「夏の終わりの清純な気持ち」が宮本浩次という本当に上手いボーカリストによって昇華されている気分。

  • RIJFとオリンピックとガストロンジャー

RIJFの中止にはビックリした。JAPAN JAMも無事終わったので、今回はやりきると思っていた。様々な想いが入り交じった渋谷陽一さんのメッセージを何度も読んでしまった。

rijfes.jp
一方で緊急事態宣言発令の中でオリンピック開催と、もはや何が何だか分かりません。ニュースを読みながら思わずガストロンジャーの歌詞が思い浮かぶ。

嗚呼そして我々が受け継いだのは豊かさとどっちらけだ
あげくがお前人の良さそうな変な奴がのせられて偉くなっちゃって
それでもそこそこ俺達は生活してんだから訳わかんねえよなあ。おい

大いに共感するけれども、「それでもそこそこ」が今の時代では通用しているのか、すなわち一億総中流的な日本ではなくなっているのではないか、とも思う。コロナ禍で瞬間的にそう思っているだけかもしれないけれども、近年の日本は経済的にも色々な意味でも底が抜けてしまっている気がする。
仮にそうである場合、逆説的に考えれば、長期的かつ歴史的な意味で『ガストロンジャー』は1999年~2000年、日本が一億総中流と呼ばれていた頃を代表する曲になってしまうかもしれない。勿論『我らに都合の良い法律を、生活を!』というのには変わりは無いけれど、この訳のわからなさと日々のニュースと、冷静なデータ云々を客観的に見るとそう考えざるを得ない。

胸を張って、堂々と生きていきたいものだ。