エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

NHKラジオ「うたことば」エレファントカシマシ&宮本浩次編が熱すぎた件。

最初は「三時間半もあるのか」と思いながら、聞きながら中盤ぐらいから「あっと言う間すぎた、このまま朝まで行けるのでないか」という熱量、番組終盤には新春ライブの代わりになったというコメントもありましたが、まさにそんな感覚を受けました。

出演がパンサー向井さん、高橋久美子さん、そしてご存じ鹿野淳さん(結果的に鹿野さんが冷静かつ情熱的エレカシデータマンの役割を担うこととなる)の三人、宮本浩次のコメントもあり、博多華丸さんのコメントもあり。ただ「あさイチ」に重点置かれてライバルの「スッキリ!」がNHKではどうしてもかすんでしまいますね。

序盤、鹿野さんは「エレカシは富士山だと思う」、そのココロは「日本の心の象徴」、全てを見渡し、けれど活火山でいつ爆発するかもしれない、しかしキレイ。いい例えだ。



以下、リスナーからのリクエスト、MCからのリクエストも含めセットリスト形式で書き記しておきます。

M1 ファイティングマン

M2 シグナル (鹿野淳さん) これをチョイスしてくるとはさすが!

M3 風に吹かれて

M4 四月の風 (博多華丸さん) 

M5 今宵の月のように
鹿野淳さん、思わず「今宵の月のように」を選んだリスナーさんを生電話で熱く熱く激励してしまう(笑)、なんだか宮本浩次が乗り移っているようでしたよ。相変わらず熱く真剣な人だ。

M6 Do you remember?(パンサー向井さん)
好きなフレーズの部分がバシッと同じで大きく頷きながら聞いていました。

M7 冬の花

M8 ハレルヤ

M9 赤い薔薇 (高橋久美子さん)

M10 俺たちの明日 (ランキング3位)

M11 風と共に (ランキング2位)

M12 悲しみの果て (ランキング1位)



そして10位~4位までもHPにて公開されています。
www.nhk.or.jp

第1位「悲しみの果て」(1996年)
第2位「風と共に」(2017年)
第3位「俺たちの明日」(2007年)
第4位「四月の風」(1996年)
第5位「桜の花、舞い上がる道を」(2008年)
第6位「Easy Go」(2018年)
第7位「シグナル」(2006年)
第8位「風に吹かれて」(1997年)
第9位「あなたのやさしさをオレは何に例えよう」(2002年)
第10位「友達がいるのさ」(2004年)

どうしても言葉にすると安っぽくなってしまいますが、日本全国いや世界でエレカシの音楽は様々なシチュエーションで聴かれ歌われ、あらゆる人の心を揺さぶり、励まし、アクションを促したりしているのを目の当たりにして(それもこのラジオに発表されているのはほんの一部なんだろうし)、またこのラジオをお正月、仕事始めの前に聞いて出会う人もいるわけで、音楽のパワー、そして何よりエレファントカシマシの力というのを改めて感じることが出来ました。聞いてて「エレカシって凄いバンドなんだな」ってつくづく思いましたもん(笑)。
いやそれは冗談としても、何百、何千と聞いたこれまでの曲も、ありとあらゆるエピソードやうたことばを聴かせて貰うと違った感覚や想いで聴けることが出来ると思います。



上記のリストを見ても、エピック時代はランクインしていませんが、1996年からはバランス良くランクインしており(私は「友達がいるのさ」に一票入れていました)、メンバーは勿論気持ちを切らさず全力で音楽をやっていて、その結果が日本中に響き渡っていることを実感しました。
一つ一つのエピソードが濃く、気持ちがこもっていて、色んな人の生活、進路、喜怒哀楽、果ては生き死にまで聞くことが出来て、誰だってエレカシに感化されているだろうけれど、その横断断面というか、ストーリーを聞くことが出来ました。そしてそんな想いを持った人たちの集まりがライブ!男達が発する歌と音にまた想いを馳せながらコール アンド レスポンスする日々、そんな普通の日々が今年こそは復活することを願ってやみません。

ここでつらつら書いても面白くないので、オンエア後1週間限定で聴けるNHKの「らじる らじる」を是非どうぞ。全曲フルオンエアというNHK以外では到底有り得ない贅沢な時間をプレイバックすることが出来ます。
聴き逃し | NHKラジオ らじる★らじる

しかしエレファントカシマシ、本当にいいバンドです。聞きながら改めて強く思いました。

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