- 宮本浩次、メディア多数出演も。
ほとんど見られていないんです。見てる時間がないのが一番の理由ですが、もう一つは(特にバラエティ番組だと)非常にドキドキしてしまう。先日もヒルナンデスの時間に友人から「宮本が出てて小峠にいじられてるよ」とLINEが来ていたのですが、そんな話を聞くとさらにドキドキしてしまう。
もう昔話になってしまいますが、俺がエレファントカシマシのファンになる前、1998年~2000年頃にかけて、バラエティ番組をはじめ露出しまくっていた(そしてそれを見てゲラゲラ笑っていた)頃を思い出してしまうようで。それにリンクしてアルバム「俺の道」のシークレットトラック『心の生贄』もセットで頭に流れる。
「あるべきでない場所へ俺潜り込んで 追いかけられたカラス よろしくの体たらく さらば俺に帰ろう」
美しいメロディラインに生々しくシリアスな歌詞が乗っかる。シークレットトラックなので宮本はこの曲について語ることはなく、ライブで披露されたことも1回しかないのだけれど、この部分の歌詞はメディア露出をしまくっていた宮本浩次の自分自身へのフレーズだと思っている。
- とは言え
今の宮本浩次の扱いというのは当時よりは非常に温かく、「30年歌い続けた純然天然熱血ロック歌手」てな扱いをされているので、そんなにドキドキすることもないのですが、・・・ドキドキしますね。基本全て録画はしているので、勇気を持って(どれだけ緊張してるんだ)今週の土日に見たいと思います。
- ROMANCEは非常に素晴らしい。
いやこれは純粋に、やはり宮本浩次、いい声してますよ(笑)。
『異邦人』は数度聞いただけで一日中頭の中でリフレインされていた。確かに聞いたことのあるメロディだけれど、こんなに素直にココロに入り込める曲って不思議だなと思っていたのですが、原曲の持つ力、すなわち歌詞メロディが日本人にフィットするよう出来ている、さらに大げさに言えば日本人のDNAに刻み込まれているのではないかとも思いました。
『化粧』の歌詞も本当に至極ですし、今気に入っているのは『ジョニィへの伝言』。
「サイは投げられた もう出かけるわ わたしはわたしの道を行く」
フレーズも秀逸だけれど宮本浩次の歌いっぷりも上手くて、すっかり引き込まれてしまった。蔦谷好位置さんプロデュースの『赤いスイートピー』も斬新だし、ラストの『First Love』も「こう持ってきたのか!」と驚いてしまった、圧巻。非常にいいアルバム。エレカシファンとしては書きにくいのですが演奏もキレッキレ。文句なく名アルバムで、それはアルバムチャート1位になります。
- 反則先生。
#宮本浩次 さん出演の #あさイチ
— NHKプラス (@nhk_plus) November 27, 2020
配信スタートしました!https://t.co/dT2MJGTyGj
歌は3曲!ロマンス、今宵の月のように、ハレルヤ。10歳のころ歌った「みんなのうた」の映像も!
『生きてるとね、のぼりくだりのエブリデイみたいなところありますんでね』うん…
放送後の自撮り写真も、どうぞ! pic.twitter.com/2A2NMjQ4z8
NHKのあさイチはちょっとだけ見ましたが、「昨日、スッキリ!に出ていませんでした?」(笑)。そしてそのスッキリのTwitter。
スッキりすと宮本浩次。#宮本浩次#スッキりす🐿#スッキリ pic.twitter.com/2G5NnRnT2m
— スッキリ(日本テレビ) (@ntv_sukkiri) November 26, 2020
なんだよこのカッコ可愛いオッサン(54歳!)。もうこうなったら酒持って来い、いいから持って来いよ(by 化ケモノ青年)。そして果たしてエレファントカシマシ新春ライブはどうなったんだ。いつだってどこだって4人の姿を待っているぜ。