エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

2020 612 宮本浩次バースデイコンサートat作業場 「宮本、独歩。」ひきがたり

「宮本独歩」の逆さ文字が張られる、カメラだらけのスタジオにてライブはスタート。

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宮本、冒頭に『コンサートを行うことになりました、ありがとう。これは俺のサインなんだけど、弾き語りでやりますので、リラックスして楽しんでください。嬉しい』

M1 夜明けのうた

ソファに座りつつ、本当の一人弾き語り。「明日が私を誘いに来る」で立ち上がり、作業場の全貌も映像に。
緩急が絶妙!切なく歌うところは繊細に、咆哮部分はド迫力に、リズミカルなところは跳ねるように。

曲後、宮本の後ろにはジャイアンツの帽子も見える。

『作業場ってのは、聞き慣れない緊急事態宣言の時に、写真日記を毎日あげたりしたところだから、そこでやれて嬉しい。聞いてください』

M2 冬の花
本当にカメラマンさん一人も入っていないため、リモートでカメラが動き回る。くしくも今年はリモートという言葉が流行りましたが、ここまでカメラもリモート出来るとは。
時に「男椅子」に足を挙げて、『私が負けるわけがない』はこちらが震えるほどの出来。アウトロのギターと決め台詞もバシッと決まる。
『ありがとうございます』と一礼。
『寒いかなと思ったら暑い』とジャケット脱ぎ。『カメラ博物館並みに凄い』。

M3 孤独な旅人
俺の配信環境ではここで詰まる・・・、二番以降復活。ドラム部分でリズミカルに歌う宮本。ソファに立ち上がる宮本(熱が入ってきた証でもある)。
『エブディバディ新しい旅に出よう』からはドラムに座り、そしてまた立ち、縦横無尽。
『行こうぜエブリバディ』と戯けて倒れる。『本当に無人、一人なのでなんでもやれます。全部ライブが中止になってしまったので、結構楽しみにしてきました』。

『この曲みんなに捧げます。悲しみの果て聞いてください』
M4 悲しみの果て
このボーカルの安定力!芯部分が全くブレていない(ギターは少しブレた)。『部屋を飾ろう』では宮本茶器がたくさん映るシーンも。

M5 解き放て、我らが新時代
『これはなんだろう』と宮本がスイッチオン、SEが流れる中、宮本はド迫力のボーカル、『サンキュー!』と自らマックを止める。

水を持ち「いやいやいや、ありがとうエブリバディ!」
M6 going my way
ギターを持ち直し、喉仏あたりから汗を滴り落としながらの絶叫。間奏のソロギターは外しまくり。何かを持ちにいく宮本、CM対象の月桂冠らしきものを取りに行って、マイクから外れてします(本末転倒ですよ先生!)。曲後『ありがとうございました』と一礼。

『次の歌、こんな感じで大丈夫?思いがけずこんなステージになりました。行こうよ』。

M7 きみに会いたい-Dance with you-
高音もよく出る!宮本もこのシチュエーションに慣れてきたのか、ボーカルとギターの力の入れ方のバランスがちょうど良く感じられる。


ギターを置き、水を飲み小休止。
エレファントカシマシで30周年を祝ってもらって、ソロ活動の第一弾がコラボだったんですね。獣ゆく細道が第一弾した。これマイクで言わなくていいよね、ついマイクで言ってしまう。いろんなパート一人でやりますんで』。

M8 獣ゆく細道
マイクを意識しなくなった宮本。椎名林檎さんのパートも忠実に再現。ただ本当に一人でボーカルもやっているため、ギター部分が少しお留守気味か。

『イェーイエブリバディ!』『さっきお弁当食べました』と言いつつマイクをセッティングする。

M9 俺たちの明日
冒頭からややカメラ目線気味、こちらは引き慣れているせいもあるのか、前曲に比べればギターは安定しているように聞こえる。『今はそれぞれの道をゆく』で外に飛び出し、非常口、さらにその外のドアに(いつかのスッキリ!のようだ)、定位置に戻り「がんばろうぜ」。
「二十代」はギターを止めて語りかけるように。ラストもグリップ感しっかりと。


自らクーラーを強にする宮本(笑)、『コンサートって熱量すごいね。WOWOWの人たちとリハーサルはしたんだけど、カメラ相手にみんなに、360°。感想なんでも言ってもらってもいいよ、聞こえないけど。みんないい顔してるぜ、見えないけど。みんなに歌を歌えて幸せと言ったらなんだけど』。

M10 赤いスイートピー
イントロ時点で俺が「おおっ!!」と吃驚してしまった。まためちゃくちゃ上手いんですよ、我がモノにしつつあるというか。歌詞の風景が浮かぶように感情が織り交ぜられていて、コラは松田聖子さんファンに「どうでしょうか」と強くおすすめしたくなる出来。絶品。今後のライブの定番となるか。

自らギターの調整を行う(本当に一人でなんでもやる男)。

M11 珍奇男
前曲との落差がすごい。しかしギターはキレッキレ。頭を振りかぶりながら「お金を投げてね」、顔も皮肉を効かせるソロの珍奇男。『ここまで苦労を重ねてきた』でまさかの転調。

M12 デーデ
悪態ズラで皮肉たっぷりに歌う。『もしも君に友達が』では足踏み、ソファーに座ったり、寝転がりながら好きに歌う。『ララララ』から急激にスピードアップのままエンド。

『懐かしいデビュー曲、デーデでした』。『気分直しにスカパラの名曲』。



M13 明日以外全て燃やせ
イントロも自らのボーカルで再現。少しギターが外れ気味か。 間奏部分もボーカルで表現、本当は今日は一人多芸。途中でギター間違え「ヤベッ」と呟く場面も。

机上のセットリストを確認しながら『エブディバディ!』

M14 旅に出ようぜbaby
高音もなんとか出るが、歌詞は飛びがち。自分でリズムを取り戻そうとするものも、厳しい部分も出てしまう。落ち着いて歌って曲自体の完成度を高めてくれ先生。

『いやー、どうだった?うーん、きっとカッコよく撮れてると思うんで、実はこれはずっと準備していて、けれど出来なかった。でもこういう形で素敵なコンサートが出来た。みんなありがとう』。

M15 昇れる太陽
やはりCD音源と比べてしまうと、この曲の魅力である冒頭の激しさは見劣りしてしまう。全力を出してきたのか、腰を据えてギターとボーカルに懸命!高音部分はアカペラに近い形で歌う場面も。

『今日は本当にありがとうエブリバディ、俺のソロコンサート、100%じゃないけれど伝えられたと思う。みんなに祝福あれ!』。

M16 ハレルヤ
足踏みもしながらに軽やかなスタート(このスタジオは足踏みがよく響く)、ライブも終盤となった開放感かさらにスタジオを歩き回り、またドラムの席でも歌う。

『みんなありがとう、最後まで付き合ってくれてありがとう。このライブ、面白かったぜ!二部もあるんだけどビールでも飲んで、THE SHOTもあるからこれでも飲んで、また会おうぜ!全く見えないけど』。スタジオ退場でエンド。


2020 612 宮本浩次バースデイコンサートat作業場 「宮本、独歩。」ひきがたり セットリスト

M1 夜明けのうた
M2 冬の花
M3 孤独な旅人
M4 悲しみの果て
M5 解き放て、我らが新時代
M6 going my way
M7 きみに会いたい-Dance with you-
M8 獣ゆく細道
M9 俺たちの明日
M10 赤いスイートピー
M11 珍奇男
M12 デーデ
M13 明日以外全部燃やせ
M14 旅に出ようぜbaby
M15 昇れる太陽
M16 ハレルヤ