- 2014年1月15日オンエア分
コミュニケーション能力についての話の流れで、有吉弘行さんは「有」、マツコ・デラックスさんは「マ」、夏目三久さんは「夏」。
有 なんかたまにあれどうするんだろうなって人がいる。エレカシの宮本さんとか見てると思わない?凄いじゃない?多分感性・・・。
マ 新年早々。
有 好きだからさあ。
マ 私もエレカシ凄い好きよ。
有 普段どうしてるんだろうと思って。ブルーハーツの甲本さんとかって。テレビ見てて。
マ これは別に批判とか、彼らを信用しないとかではなくて、恐らく多分にああいう場所に出てしまった時とかライブの時とかって、スイッチが入る人たちなんだと思うんだよね。年がら年中ああではないと思ってる、私は。
有 普通の時が多くて。
マ ちょっと穏やかな。あんた(有吉さん)と一緒よ。あんたもテレビじゃ饒舌に喋ってるけど、後ろじゃ苦虫かみつぶしたように誰とも話さずに帰るじゃない。
有 アルコール消毒してね(笑)。
マ だからそのオンオフがあるじゃない。多分それも彼らもあると思うんだよね。私は。
お二人の意見に全面的に賛成で、もうエレカシ宮本なんてオンオフの切り替えがものっすごいんだと思います。
ライブ前は古墳・図書館・博物館・神社仏閣を巡る繊細な細身の男が、ライブになると「な、なんじゃこの化ケモノは」的な波動を見せる。
そして表現者に果たしてコミュニケーション能力が必要かというのも最近思うんです。
昔以上に強くなっている変な同調圧力、今じゃ聞きませんが「KY」や「周りに合わせて」「空気を読む」みたいな風潮に合わせてたら爆発的な表現は出来ないと思うんです。
それこそライブやレコーディングじゃ周りが引くぐらいの豹変っぷりが出ないと、表現者・ロック歌手としては大成できないと思う。
それを曲として昇華させたのが最近では「ズレてる方がいい」。これは「周りに合わせる必要なんてない、堂々と行こうぜ!」と宣言した清々しい大名曲。
この衝動性はデビュー以来25年変わらなくて、それがまさしくエレファントカシマシの魅力だと思うんですが、これについては書いてると長くなるのでまた後日。
そしてエレカシの本質について熱く語ってくれた有吉さんとマツコさん、ありがとう!