Ladies and Gentleman! Good morning!
”俺(宮本)は、音楽が武器たりえることをはじめて確信した!!”
シングル ガストロンジャー 売り上げ五万枚。(これが多いか少ないかは、正直俺にはわからない)。俺はしかし、枚数云々よりも人々のロックミュージックに対する強い期待と渇望、そして激しい想いをこのシングルによって知ることになった。やや演歌じみるが、俺にはこういう声が聞こえてきたのだよ。
”宮本、待ってたぞ” ”宮本、ドーンと行けや”と。
どうやらロックの原初エネルギーである野性と破綻こそが、我々を救い前進させてくれる武器であることを、ある人々はとっくの昔から知っていたらしい。
”俺は音楽が武器たりえることをはじめて確信した”俺たちは良くも悪くも常に音楽界の常識を覆してきた。
Ladies and Gentleman! まあ聴いてくれ。俺たちの新作”Good morning”。やや間の抜けたタイトルの全12曲。しかし、これが最善最良の形で音楽界の常識を逸脱していることを感じとっていただけよう。
俺はこう自賛して俺はこう自賛してこの文章を締めるだろう。
孤高にして普遍的。
過激にして包容力有り。
最新にして懐かしい。
そして、最強のロックスピリッツ!
それが、エレファントカシマシ。すなわち俺だ。
- (『Good morning』発売時の販促ポスター、いわゆる「宮本檄文」。続きは次回記事で)。