エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

4人はまだまだ走るんだ。

情報としては遅いんですが、発売中の「ザ・テレビジョン」に宮本浩次インタビューが掲載されています。

表紙は今年の「視聴率男女」である堺雅人さんと能年玲奈さん。


分量としては一ページ分なんですが、内容は熱くて要領を得ていて面白いです。
病気から復帰への過程、野音の様子、そしてメンバーを「男として本物」と評していたりと、(失礼な表現ですが)一般発売の雑誌なのにとにかく濃い。
言葉が凝縮されて、読み手のツボを的確に押さえてくれているような感じなので、もうこの勢いで10ページぐらいインタビューして欲しいですね(笑)。

(ドキュメンタリーDVDについて触れている部分で)
しかし同時に、メンバーを「男として本物」と語る宮本。
「それだけは間違いないです。例えば小さい子供がいたら、俺は『なるべく近くに寄って来ないでくれ!』と思う。
 でも彼らは自然に一緒に遊ぶ。家族を愛する中年の世話好き親父。そういう男の大きさ、カッコ良さは、とても尊い

こういう言葉ひとつ聞くだけ、読むだけでも、ドキュメンタリーDVDに対する見方が相当違ってきますよね。多面的すぎる男だ。



ただ最近流行のAR機能(スマホ用アプリを雑誌にかざせば動画などが出てくる)の内容は大したことはなくて、お知らせが動画で流れるのみです。


11月30日のフジテレビ系「ミュージックフェア」のオンエア内容もテレビ雑誌に掲載されています。
もう来週は30分まるまるエレカシ特集ということで、過去の「俺たちの明日」「今宵の月のように」、エレカシ×三浦大知×JunK(2PM)との「悲しみの果て」
はたまたエレカシ×藤井フミヤ「TRUE LOVE」、宮本浩次×さだまさしさんの「主人公」、そして新曲「あなたへ」をスタジオ生披露、ということです。


土曜日に渋谷のスペイン坂で行われたTOKYO FMのジョージ・ウイリアムズさんとのラジオは、物凄い人数だったそうです。
それで内容としてもアイスがどうこう、トンカツがどうこうとグルメな内容で、また見学した・Ustreamで見た人の話では先生は超ハイテンションだったそうです。
沢山のお客さんに見守られながら、相手は今年の野音にも来たジョージさんということで、一気にテンションもあがったのかもしれません。その様子は時間があれば・・・。
http://www.tfm.co.jp/cdj/gallery/?id=35




その土曜日はラジオの裏で(笑)、新宿で上映会をやりまして、最初の方は準備でバタバタとしてたんですが、日比谷野音一日目DVDあたりでは比較的ゆっくりと見ることが出来て
それまで何度も通しで聞いたはずの「ズレてる方がいい」「友達がいるのさ」「花男」なんかでは本当に興奮してしまいまして、人目がなければ泣いてたんだと思います。
ヘッドフォンでは再現出来ない爆音を流せて(このDVDだけ『出来るだけ最大音量で!』と店員さんにお願いしました)、大画面で、そしてきっと同じ想いの方々と
見ることが出来たというのが大きいんだと思います。いつものように歩きながらiPodで聞いて、というのではここまで深い感動は得られないんだと思います。
土曜の昼間から新宿歌舞伎町の怪しげな街並みの中の怪しい会合に来て下さった皆様に多謝!出来ればもっと映像を流したかった。またいずれやりましょう。



それを見ながら思ったのは、今年一年ずっとついていた「THE ELEPHANT KASHIMASHI IS A BAND!」ってのはまさにそのまんま、いいキャッチフレーズですよね。
例えば(単純に比較するのもおかしいんですが)同じ「ズレてる方がいい」も去年の日比谷野音と今年の日比谷野音一日目ではめっちゃくちゃに違っていて。
それは生きていればこそ、病気の時のバンドもあれば、復活してよりパワーアップしたバンドの顔(今がまさにその時!)、時により色々な顔を見せてくれるのは
まさにずっと活動しているバンドだからこそなんだと思います。
またラストの「花男」なんてハイテンションすぎちゃって、「蔦谷呼べ!」「弾け!寂しがる(?)」、どう考えても一年ぶりのライブとは思えない、常人離れした男です。
山下監督の言葉を借りれば「言葉にすると安っぽくなっちゃうんだけれど」、なんというかまさに「純粋感動」のレベルです。宮本自身がまさに生命賛歌です。


そんなエレファントカシマシ、まだまだ年内も突っ走るようなので、圧倒されながらもなんとかついていきたいですね。いつまでも47歳に負けてられない。





この間まで街はハロウィンで賑やかだったと思ってたら、もうクリスマスですよ。ココロの中では「冬支度済まぬ寒き町と、夢遠き我が姿 ああ重ねて消えた」と「昔の侍」を呟いています。


年内にはドキュメンタリーDVDと、そして「勝手に2013年エレカシ活動録」まとめたいです。今年は後半にかけて男4人の動きが凄すぎるので、なんとかまとめたい所存です。