「ワインディングロード/東京からまんまで宇宙」初回限定版に入っている去年のツアードキュメンタリーDVD。
ラスト五分ぐらいの『夜の道』で毎回しんみり来てしまう。
・『夜の道』ギターイントロと同時に、映像はツアー最終日のJCBホールで大歓声を受けながら
ステージを去るカメラ、そこを動き回るモノクロ宮本。
・宮本ギター弾き語りでの『夜の道』、ギターはTangemanだ。
・公園の木々が揺れて、その先に街灯が照っている。
・ライブ開演前の四人でのショット、タバコに火をつける宮本。
・宮本の口笛と共にエンドロール。メンバーと蔦谷さん、ヒラマさんのクレジット。
ツアーのスケジュールが流れる。
・さらに宮本弾き語りでの『夜の道』。
・「街灯の影・・・」と共にどこかのライブ会場での宮本がオーディエンスに向かってがなり立ててる映像。
(このシーンがかなり好きで、何度も見返してしまう)。
・ペットボトル片手に楽屋に向かう宮本、足早。
・「夜の道、夜の道・・・」、お客さんの拍手の後、虫の音と共にどこかの公園の街灯。
これは何かの短編映画のようで、ラストの五分だけでもツアーの熱狂と日常に戻っていく様がリアルに凝縮されてて
勿論元素材も良いんですが、編集もすっげえいいなあ、と。
エレカシのパフォーマンス、映像、編集の三位一体の良さなんじゃないかと勝手に思ってます。
このDVDは多分何年後に見ても「2011年のエレカシのツアーは本当に凄かった」と一瞬にしてあの感動の時々を
瞬間的に蘇らすことが出来る永久保存版DVDだ、と見る度にしんみりと、そして熱く思います。
以下エレカシとは関係ない話。
僕は作家(時には映画監督)の森達也さんが好きなのですが(その割に出た本を全部は買ってはいない)。
それで4月10日に出る新刊「オカルト」もどうしようか迷っていたら、「帯を伊坂幸太郎さんが書いてます」。
おお!伊坂幸太郎さんも好きで、なんたることだ、好きな作家の人の新著の帯がこれも好きな作家とは、と思っていると
「伊坂幸太郎さんは森達也さんファンらしいですよ」と教えて貰って。世の中何がどう繋がっているかさっぱり分からない。
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