いつもですけど、今回はさらにひたすら個人的なことを長々と書きます。ご寛恕下さい。
数年前に(エレカシとも蜜月な)ライブプロモーター会社の「ディスクガレージ」さんが
会社設立30周年を記念して開いたライブイベントのタイトルが「サンキュー!サンジュー!」という
ネーミングも語呂も凄く粋なもので(勿論そのイベントにはエレカシも参加)格好いいな、と思ってたので
まるっと拝借してしまいました。
この間、ついに30歳となりました。
数ヶ月前から誕生日が近づくにつれ、憂鬱と言ったら大げさですが、「こんなんで30歳になっていいのか?」
「子どもの頃、30歳と言えばもう立派な大人なイメージだったぞ」「俺の父親なんぞその年には3歳の子ども持ちだ」
「あの偉人は30歳の頃既にこれをなしとげ、この偉人は29歳でこんな作品を残し・・・」云々。
あとは30歳になると同年代のスポーツ選手とかはもう引退し始める年齢なんですよ。
スポーツ選手と比べてもしょうがないんですが、同級生が一線から退いたような感覚がしてもの悲しい。
というようなことをぼんやりを考えながら、いざ30歳を迎えてみると・・・。
「もう行くしかないじゃないか!」と、半ば開き直るようにして無駄にやる気が出ております。
僕の中では「偉人」の一人である宮本浩次の歴史を紐解いてみても、ちょうど30歳で「悲しみの果て」リリース。
31歳で「今宵の月のように」、激烈ハイテンション怒りのロックナンバー「ガストロンジャー」に至っては33歳。
その後も38歳で「友達がいるのさ」、41歳で「俺たちの明日」、45歳で「ワインディングロード/東京からまんまで宇宙」。
年老いるどころか知力気力体力ますますパワーアップしてるんじゃないかと思えるぐらいの男稼業フル稼働っぷり。
偉人・宮本浩次と比べるのもどうかと思いますが、せめて同じ「男」であるならば見習って、極端な話ライバルぐらいに思いたい。
同じ分野(音楽・ロック)では到底無理ですが、何か違う分野では宮本を負かすぐらいの勢いでやっていきたい。ライバルで無き友よさらばだ。
そう思うとまだまだ、むしろ男はこれからなんじゃないかと思ったりもします。
成ちゃんの言葉にも感銘を受けました。PAO Vol.53より。
「Q.逆に現在、20歳年下の方に贈るメッセージをお願いします。
A.実際この年になってみると思っていたほど大人ではない。焦らず成長して行けばいい。」
この質問は他の三人にはぶつけられてないんですが、成ちゃんがそう言うならばそうなんじゃないか、そう思ったりします。
あとはもう周りの方々にひたすら感謝。
今更なんですが、周りの方々の支えやアドバイス、叱咤激励その他色んなものが無ければ到底生きてはこれなかった。
「達者であれよ」「友達がいるのさ」「何故だか、俺は祷っていた。」「俺たちの明日」「FLYER」あたりの歌詞が凄く身にしみます。
悩むときは一緒に悩んで、悲しいときにはそれらを分かち合い、楽しいときは一緒に楽しんで、突き進むときは共に進もう。
明日も明後日も来年もその先も、出来うる限り生きていこうと思っています。ドーンとね。
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