エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

子供の頃、僕は確か…

大人になれば、好きな場所に行けて、好きな人に会えて
好きな仕事を出来ると思っていた。


季節は過ぎていつしか、そんなこと忘れてしまった。


好きな場所に行こうと思っても、時間がない。様々なものが自分を追いかけてくる。
好きな人にも会えない。「社会のしがらみ」みたいなものがまとわりつく。
好きな仕事なんて出来ない。社会に出たら様々な競争に巻き込まれ
また需要と供給のミスマッチ、自分の能力不足等々で好きなことは中々出来ない。
(でも今の環境は心ある周りの方々のおかげなので、それには本当に感謝しています)。


…子供の頃の夢や希望なんていうものは、いつしかどこかに消え失せてしまった。


でも逆説的かもしれませんが、自由度は増していると思います。
そりゃ子供の頃に較べれば使えるお金は増え、物欲みたいなものは
多少満たされるようになった。
人脈も増えた、いろんな方にいろんな場所に誘って貰ったり、逆もしかり。
なんというか「大人のコミュニケーション」が出来てきた感覚はあります。
(あくまで昔に比べれば、ですが)


結局世の中なるように動いてるのかもしれません。
子供の頃の夢は何処かに消えてしまったかもしれないけど
その代償として上に書いたような様々なモノを手にすることが出来た。
(特に人間関係については感謝してもしきれないほど充実している。
「こんな僕にいいんですか?」みたいなことがかなりあって恐縮することしきり。


やっぱり人生なるように出来てますね。
失ったものの代わりに何かを手に入れて、手に入れた代わりに何かを失ったり。
その連続が人生なのかもしれません。


エレカシを聞いてると、そんな毎日を過ごしながら、少しでも上へ!
という気持ちにさせてくれます。
なんだかんだ言いながらこの豊かな日本に男として生まれたからには
ドーンと力の限り生きて行こう。「死ぬまで俺走るんだ」に
なってみようじゃないかと。

野音DVDの新旧織り混ぜた、また宮本浩次が命を賭けて絶叫する姿を
見ながらそんなことを思いました。
最近こういうことをお酒を飲みながら友達とよく話します。


エレカシには「日本男児よかくあるべし」というメッセージが
死ぬほど詰まりに詰まってるので、潜在需要はまだまだあると思います。


エレカシも、日本男児も僕もまだまだこれから。
日比谷野音DVDを見ながらそう確信しています。


明日も明後日も来週も来月も来年も、死ぬまでドーンと行きましょう。