エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

最終決戦へ

また対検察話。


朝日新聞毎日新聞が揃って「小沢一郎氏、不起訴へ」と一面で
持ってきた。ただ鵜呑みには出来ない。まだ動きは不確定。


それよりも面白いのは「東京地検、週刊朝日に抗議」を巡る騒動。
一部では「編集長に出頭要請」という噂があったのだけれど
まだ未確認で、「抗議文が届いた」というのが現時点で確認出来る
事実らしい。そして編集長への面会要請もあったとのこと。
では何の抗議かというと「事実誤認」と「捜査妨害」のようだ。
事実誤認は何に対してなのかよく分からなく、また検察側は
それを公開するべきなのだけど、「捜査妨害」というのはどうやら
最新号で民野健治氏という現職検事の名前を書いたことのようだ。


それらを上杉隆氏や有田芳生氏らがTwitterで「実況」して
一気に盛り上がってるのだけれど、その反応を見てると面白い。
Twitter>>ブログ>>>>>>>>>>2ちゃんねる、ぐらいの
勢いで検察批判が圧倒的に多い。
相変わらず酷いのは2ちゃんで、主に小沢一郎氏や上杉隆氏に対しての
僕でも突っ込めるような事実誤認や誹謗中傷が沢山目に付く。
それがブログ界になるとそれらのものが少なくなってきて、Twitterでは
ほぼ皆無というか、検察批判派と小沢一郎批判派が冷静に議論を
やり取りしているようだ。
どうやら「実名度」に近付くにつれて議論は冷静かつ真面目なよう。



悲しいかな2ちゃんのレベルはここ数年著しく落ちてきて、どの板でも
「刑事は無理でも民事では勝てるんじゃないか」というような
名誉毀損や(偽計)業務妨害的な書き込みがかなり目に付く。
それらのレベル低下に嫌気がさした人たちがブログやTwitter
流れてきて、今の「賑わい」になっているような気がする。
逆に言うと2ちゃんからはそういう「ちゃんとした層」がどんどん
消えて、「ひどい層」が残って今の酷い書き込みが目に付く、という
悪循環になっているそうだ。
未だに書き込みもスレ立ても行う「現役2ちゃんねらー」の人たちは
そういうことを認めたくないのだろうけど。
最近「リアルなネット議論」が身近に手に入るようになってから
僕はそういう2ちゃん的な価値観に意味を見いだせなくなってしまった。
そしてネットで飽き足らなくなると、実際に会って話す。
これがまた楽しい。例え意見が食い違っても得るものは沢山ある。



もうそろそろ「2ちゃん的」な時代も緩やかに終わるのかも知れない。
そして徐々にネットは実名志向になるような気がする。
完全実名は無理としても、身分や所属を明らかにした人たちが
ちゃんとした記事を書き込むようになって、それらが信頼と
人気を得られてきたら、2ちゃんなどはおしまいなんだろうな。
勿論それらに「嫉妬する人たち」や「匿名でしか書けない人たち」の
溜まり場としてこれからもありつづけるんだろうけど。
一説としては2ちゃんねらーは1000万人ぐらいいて、まあ僕も
その一人なのですが、なんというか総体というかアベレージのレベルが
着実に下がってるというのは実感としてはあります。
勿論人格者も博識な人も色々居るのが2ちゃんねるなのですが。


2ちゃんでの嫉妬やネガティブのパワーは色んな意味でひたすらに凄い。
我らが宮本浩次も批判の対象だし(ただ滅茶苦茶な批判、呆れるレベル)
最近のエレカシ絡みだと蔦谷好位置さんなんかも酷いらしい。
とにかく「人気が出たやつは叩く」といういかにも日本人的
「出た杭は叩く」のレベルで批判されてますからねえ。
ただそういう批判はブログやTwitter界ではほぼ皆無。
あくまで匿名でしか批判出来ない人たちの集まりなんですけど。
(2ちゃんで物事を書くことは、自分の書き込みの価値を自ら
 下げているということに気がつかない人は多い)。
せっかく何かを書くなら、多くの人にその書き込みや文章を
信頼して貰える媒体で何かを書いた方がどんなにいいだろうか。



あれ、検察について書いてたつもりがいつの間にか2ちゃんの
話になってるな(笑)。
最初に戻ると、検察の小沢一郎氏捜査は最初から「無理スジ」。
つまり最初から罪には問えないレベルでした。
それが色々な権力闘争やメンツの張り合いとかでここまで
来てしまった。
もし不起訴になるならなるで検察はちゃんと説明責任を果たすべき。
リークや何やらじゃなくて、責任者が公の場に出てきて、どうして
ここまでになったかを説明するべきだと思う。
じゃないと東京地検特捜部はこれからも「悪しき権力の権化」と
なってしまうような気がする。謝るべき所は謝るべき。