エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

友達にも恋人にも聞いたんだ。

色々あって「風」をヘッドフォンでエンドレスリピート。
この曲、最初聞いた時には「死ぬのかい俺は」とか歌詞にあって
えらい暗くて、むしろ心配するぐらいの曲だったのですが
宮本曰く「前向きな歌」。


宮本がものっすごいヴォーカルやギターをして、もう神がかりな
状態になった時に、後ろから見ているギターの石君が
「この人が死ぬとかありえないんじゃないか」と思ったことが
歌詞の原動力になったそうです。だから全然肯定的な歌。




以下そのインタビュー部分を追記。

bridge vol.42 インタビュアーは渋谷陽一さん。
−「この『死ぬのかい? オレは・・・』ってどういうニュアンスで
書いたんですか?」
宮本「もともとはですね、イシくんが俺が死ぬのはとても信じられないって
ニュアンスでよく言うわけですよ、俺が調子に乗ってるときとか
コンサートが上手く行った時とかね。
こんなにすごいことができるこの俺が死ぬなんて全く想像出来ないと。
だから最初はとても死ぬなんて信じられないなと。
ただちょっとこう、こなれてないですね、歌詞がねえ」
−「じゃあむしろ前向きな気持ちを歌ってるんだ?」
宮本「ええ、ほんとはね」

「あと100年を生きながらえても、今のこの俺を抜けられやしまい」
こう見るとめちゃくちゃ前向きな歌ですよね。
「恋人に聞いたのさ、吹く風に聞いたのさ」
今の僕には物凄くココロにグサッと来る歌詞。


「あと五分しか生きられぬのなら、今のこの俺を超えられるというの」
そして最後は「死ぬのかい俺は?」


この曲をずっと聞きながら、僕はエレカシを聞きながらずっと
生きながらえて、そうして死んでいくのだろうなあ、とつくづく思いました。
いやいやでもまだまだ死ねませんよ世の中。
「辞めるわきゃいかねえぞお迎え来るまで
 世の中悪くないさ多分俺が悪いのさ」by生存者は今日も笑う。


泥酔状態でこれを書いてるので、明日の朝とかに後悔する予感が満々です。