エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

生命のいぶきがある、しあわせをさがしてる

タイトルの言葉はどこから出たんだろう、と自分でも忘れてたのですが
エレカシ「友達がいるのさ」のジャケットの宮本浩次の歌詞ノートからです。
好きな言葉で、是非歌詞に入れて欲しかったと発売当初は思ってました。



昨日から秩父の友達の所に泊まりに行って、今日は秩父の神社巡りをしたり
あげく何故か横浜の赤レンガ棟に行ったりと400km以上運転してました。
で、申し訳ないですがエレカシと関係ない話。たまには許して下さい。


僕は福島出身で、東京に出てきた時に驚いたのがマンションや団地の多さ。
電車や車に乗ってそれらを見る度「すげえなあ」と思ったものでした。
一戸一戸に電気がついている。そこには生命の証がある。
ということは人が住んでいて、家庭があって(一人暮らしも多いでしょうが)
愛情があって、楽しみがあって、貯金もあって、たまに借金もあって
不安もあって、人との交流があって、仕事があって、悩みがあって
でも明日への希望もある。そんな一つ一つがめちゃくちゃにあるんですよね。


今日も秩父の山の上の神社に行ってきましたが、そこから見渡しても
住宅やマンションがあって、それらにはそれぞれ生活がある。
お参りしてる人も、ハイキングをしている人も、絵馬に願いを書いている人も
おみくじを引いてる人も、神主さんも、巫女さんも、駐車場整理の人も
それぞれの生活をして日々を送っている。



でも僕が見てる「生活」なんてのは日本でのほんのほんの一部の一部で
日本中にはそれらの生活が散らばっていて、僕が会ったことのある人も
ごくごく一部で、99.999%以上は会ったことも無い人ばかりで、そればかりか
世界には60億の人々の生活があって、人種も言語も全く違う人ばかりで
だからこそ出会いが楽しくて、出かけるのも楽しい。


なんだかそんな普遍的なことが凄く偉大なことに見えるんですよね。
人間の力は強い。生命の力は凄い。
色々な人を送って最後は一人で考え事をしながら首都高。
真夜中の東京の街並みを見ながらそんなことを考えてました。


このブログも色んな人が見ていて、気がついたら50万アクセス(!)。
コメントで批判してくれる人も、賞賛してくれる人も、単に習慣で見てる人も
それぞれに生活があって、それぞれに毎日を暮らしている。
もちろん僕もその一人ですが、そんなことが凄く偉大に見えるんですよね。



100年に一度の大不況だと言われて、大変だと思う人も多々いると思います。
僕だって明日どうなるかわかりませんけど、生命の力は凄いな、てなことを
最近身近で起きた色んなことや、友達との会話や、車窓から見える色々な
風景を見つつ珍しく感傷的に思ってしまいました。


冒頭の「生命のいぶきがある、しあわせをさがしてる」の続きはこうあります。




「生きてるのがすきさ、なんどでもでかけよう」。