エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

これは冗談じゃねえ、怒りの電話だ

只今実家に帰ってるのですが、ひっさびさに腹の立つ電話を頂戴したので
注意の意味も含めて、某所に書いた文章をほぼ丸ごと転載します。
本当はエレカシについてのほほん、と書いていたいブログなのですが
今回だけ許して下さい。ってかあまりに毛色が違うので一週間も
したら記事ごと消してしまうと思います。でもこれは本当に久々に
怒りました。怒る時は怒るんですよ。



留守番中に実家にかかってきた電話。以下「サ」が僕、「相」が相手方です。


サ「はいもしもし〜」
相「こちらNTTの代理店なのですが、今回アナログ回線から、光ファイバーを使用して
地デジが見られるようになりましたので、回線を変更してもよろしいでしょうか?」
サ「ん?それは要するにBフレッツにしろということですよね?」
相「はい、そういうことなので光回線に変更させて頂いてもよろしいでしょうか?」
サ「いやいやちょっと待って下さい、あなたは『地デジを見られるようになったので』
光回線にするとか言いましたよね」
相「ええ」
サ「それでさも当然のように『テレビを見られるように光回線に変更』と言いましたけど
結局の所アナログ回線から光回線に工事するということを言いましたよね」
相「でも工事費は無料・・・」
サ「あなたも業者さんならよく分かると思いますが、今はどの会社も光への工事費は
ほぼ全て無料ですよ。それで後から月々の使用料とか機器レンタル料がかかるんですよね?」
相「ええ、まあかかりますね・・・」
サ「それは言葉が悪いですが『地デジ詐欺』に近いんじゃないですか?」
相「いえ、詐欺ということはなくて、ちゃんと先程のように説明いたしましたが・・・」
サ「いやですから、その光回線に変更してテレビを見られるようにするという文言が
高齢者の方なら誤解しかねないじゃないですか。これだけ地デジに移行移行言ってるなかで」
相「契約後にちゃんとご説明いたしますが・・・」
サ「契約後に説明してどうするんですか。それで工事費無料ですって言って工事させて
あとは月々の使用料や機器レンタル料がかかるじゃないですか」
相「そうです、料金はかかります」
サ「それを、相手が高齢者だったりデジタル関係に無知な人だと誤解しかねないじゃないですか
必要に迫られて光にしなきゃいけないと思ってしまうかもしれないじゃないですか」
相「いえ、そういうつもりは・・・」
サ「じゃまずうちはそれは断ります。それでその勧誘方法と商法にも厳重に抗議します」
相「はあ、わかりました・・・、失礼します」


もう久々に腹立ちました。最初から「変更してよろしいでしょうか?」っておかしいでしょ。
このやり方は本当にアンフェア。
相手によっては「NTTが言ってるから(本当はNTTとは関係ない会社なのだけど)
テレビを見るために光回線に変更しないといけないな」と思わせかねない。
それで電話で「はい」と言っちゃえばすぐ工事に来てそれで工事費は無料だけれど
よく使えもしない訳の分からない機器が取り付けられて、使わなくても利用料金を
取られて機器レンタル料を取られて。 ほんっと酷い。
それで最後にもう一度会社名と個人名を聞いたら、会社名は「ベルサポート」。
これでググったら悪評ばっかりで笑っちゃいましたけど(笑)、でもね、本当に高齢者宅だったり
こういうのに関心が低い層に電話をかけてりゃひっかかりますって。最初の言い方が汚い。


僕の家はIP電話しかないのでこういう勧誘はかかってこないのですが、NTTの固定電話に
加入してるとひっきりなしらしいですね。皆様気をつけて下さい。
地デジと光回線はほとんどの方には関係ありません。(ごく一部で光で地デジを流す予定の
地域もあることはありますが、それならキチンとした説明があります)
地デジにしたけりゃ対応のテレビなりアンテナに変えればいいわけで
同様に光ファイバーにしたければ、こういうインチキな会社ではなく
きちんとした代理店なりプロバイダーを通せばいいのです。
特にプロバイダーの多くは、光に乗り替えると何月か無料キャンペーンをやっている
所はおおいです。こういう代理店を使って、代理店がNTTから報酬を受け取ってると
思うと本当に嫌になりますね。あくどいです。
総務省なり経産省もこういう業者は取り締まらないといけないと思います。
こんなんが野放図になってたら情報弱者が騙されます。


あと最後に、『このブログ主の電話口調怖いよ』と思う方も居るかもしれませんが
いつもならこんな「怒りの電話の口調」なんて絶対にしません(笑)。
こちらも誤解しないで下さい。