エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

俺の時間を行かなきゃなるまい

野音で生で聞いちゃったので、連続で「勝利を目指すものを」を
聞いてます。またこの曲も面白カッコいいんだよなあ。


ライブでもそうでしたが、この独特のリズム感。
ルーズでもハイテンポでもなく、歌詞にもありますが「のらりくらり」と
歌ってる感じが、「東京ジェラシィ」なり「さよならパーティー」なりに
似ていて、僕が好きな理由かもしれません。
エレカシには珍しく、宮本の声にまた声を被せるテクニックも
多用していて(ライブでは再現出来ませんが)これもまた面白い。


あとはもうエレカシ名物(笑)、感想の間の「宮本節」。
「よっ」「ふーっ」とか、ここらへんはもう天才的な感覚ですねえ。
オススメなのは曲後半の「つまり友よ・・・」の部分での
宮本浩次の「あー・・・」というバックコーラスですね。
音が上がったり下がったりとこれも面白い。
それとこれはめちゃくちゃ個人的なツボですが、「揖斐した時代だって」の
「だって」で声が裏返るところが好きですね。これは前にまささんの
私だけのききどころ「エレカシこの瞬間」』で僕が指摘してますね(笑)。
いやでも当時から好きだったんですよ、この部分。


歌詞も前向きというか、独特の宮本の価値観が滲み出てますね。
『言わばのらりくらりと人生あざ笑うように 生きるだけなら
 お前のことさ たやすいことさ ましてや現代ならば
 だが俺の時間を 生きなきゃなるまい』
普通に生きるならば簡単だ、ましてやお前ならば。
でも俺たちゃ自分の時間を生きて、「勝利」を目指さなければ
ならない。
「友」「人生」「明日」「勝利」「死」「嘲笑う」といった
宮本好み(?)のワードが沢山散りばめられている、ある意味
象徴的な曲なのかもしれませんね。


この曲はライブでやることは今後も稀だと思うので、野音がCS等で
放送されるならば、これを放送してほしいですね。


あんまり世間的な評価は高くはないのですが、「風」には一種の
独特な世界観が漂っているので、聞いて損はないと思います。
しかしこないだ発売されたものだと思ってたのに、もう四年前の
作品だとは・・・。時の流れはいと早し。


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風
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それと「扉」「風」と言えばこのドキュメンタリーフィルム。
エレカシファンなら必見だと思います。
僕は今でも見る度に正座する勢いで姿勢を正します。


扉の向こう
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重版されたエレカシの本はまたAmazonに入荷されると思うので
焦って高値の中古本を買うことはないと思われます。
それと明日あたりからまたコメント欄一時閉鎖になると思います。
申し訳ないです。