エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

エレカシ 渋谷C.C.Lemonホール 1日目!

僕にとっては「STARTING OVER」発売後初のライブに行って参りました。
今日は一階席半ばでしたけど、明日は二階席になってしまうのと明日は詳しいレポを書く時間がなさそうなので
今日まとめて書いてしまいます。当然ネタバレしまくりです。



渋谷C.C.Lemonホール」になってからは初めてだ。
外見からして本当にC.C.Lemonホールになっててやや驚き。


開場時間ちょっと前に到着。エレ友のKさんが声をかけて下さりしばし雑談。
思えば6年前「ライブハウス」というものに行ったことのない僕はKさんに「ライブハウスの行き方」を聞いたんでした(笑)。
今じゃライブで「宮本ー!」と声を出す始末。進化したんだか退化なんだか・・・(笑)。


ホールということもあり落ち着いて入場。
中にはいると花が沢山贈られてきていた。こないだまで「大杉漣」さんからの花とか、少ないのに、今回は7〜8ぐらいあった気がする。
時代が変わったなあと実感。その前を通ると花のいい香りがしました。


ホールに入った第一印象「新しい!」、いやリニューアルしたから当然でしょうけど、前に来たときの古ぼけた印象はもう無い。
天井から座席までキレイになっている。
荷物を置いて着席。ホールだと開演までゆっくり座って待てるのでいいですね。
スタッフの方の調整でキーボードがあり蔦谷好位置さんも参加と分かる。
NHK-BSで放送用のカメラセットも続々、僕の近くにはハンディカメラも。


予定より20分ほど遅れて開演。
エレファントカシマシプラス蔦谷好位置さん、ヒラマミキオさん登場。
最初石君はニット帽を被っていて分からなかった。宮本はスーツ姿。


M1 DEAD OR ALIVE
おお、今ツアーでは初めの曲がこれとは聞いていたけれど東京でも来た!。大好きな曲が流れてとんでもなく嬉しい。
ライトがオレンジだったのですが、それがなんとなくPVを思い浮かばせてまた嬉しい。


M2 今はここが真ん中さ!
「STARTING OVER」から早速。蔦谷好位置さんとヒラマさん効果なのか
6人しか居ないのに、様々なメロディが聞こえてきて何とも不思議な気分。


M3 さよならパーティー
「楽しいことから抜け出したりの繰り返しです」みたいな前振りのあとに僕のめっちゃ好きな曲が来た!
この曲はCDでもライブでもとんでもなく好き。ただ新春のZepp Tokyoの最後は宮本浩次がミスってしまったので
DVDで見返す度にちょっと残念だったのですが、今日はほぼ完璧だったのではないでしょうか。
最後に「再び輝け!」を二回叫んだのも良かった!


M4 悲しみの果て
これはもうライブでも聞きすぎて(笑)、曲途中での宮本の「石君ギター!」のタイミングまで覚えてしまった。ド定番。


M5 今宵の月のように
「ドラマの主題歌の曲で、三曲ぐらい作ったのにボツになって・・・。
一週間ぐらいで必死になって作った曲。
ドラマの放送時には家に居るようにして『テレビから俺の声が流れてる』と嬉しかった。大事に大切に歌ってる曲です」云々。
これらの話は古参のファンなら何回でも聞いていることでしょうがまた繰り返すのは、宮本なりに今回のツアーは新規の人をターゲットとして
意識してるのかなあ、とも思う。


M6 笑顔の未来へ
「ここに居る蔦谷さんたちと作ったニューアルバム、1月30日発売。
父親の誕生日ですね、関係ないですけど。この曲からやってもいいですか?」
「本当に涙のテロリストというのは手に負えないですね」。
前にライブハウスでも日テレで聞いたときとも、CDで聞いたときとも違う
「ライブで洗練された」ような気がしますね。いい演奏と声でした。


M7 リッスントゥザミュージック
「若いときはとにかくお金がないから井の頭公園に行ってひたすらひたすら歩ってました」云々。
こちとら内心「やっと聞ける!」とドキドキです。
最初は宮本の弾き語りと蔦谷さんのキーボードで静かに始まったのに徐々に盛り上がって行って、もうラストは6人で演奏してるとは
思えないくらいの盛大な演奏、何重層にも聞こえて本当に嬉しい不意打ち。
「ライブに来て良かった!!エレカシのライブはこうでなくては!」と一人心の中で興奮してました。
もうこのまま「ライブVer」として次作のC/Wとして出せるぐらいの素晴らしいクオリティじゃないかと思いました。
僕にとっては今日一番のハイライトかつベストアクトです。


M8 こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい
この曲が始まる前、ステージ上のメンバーが直視できないほどこちら側に照明が当たっていて、宮本もボソボソと「本の匂いが・・・」とか言うので
何が始まるかと思いました。
宮本と石君とのギターセッションが印象的。
この曲は特徴的な終わり方をするので、果たしてライブではどういう終わり方をするかと思ったら、当たり前ですけど普通の終わり方ですね(笑)。
ただ「普通の終わり方」と言っても、これがまた凄いんですよね。
6人がそれぞれのパートを必死に演奏する、この結実が凄い。この終わり方を聞けるのもライブならではですね。これ放送して欲しいなあ。


M9 starting over
宮本の合図とともに打ち込み音が流れる。僕がファンになってからこういう形態の始まり方は初めてじゃないだろうか。
これもテンションが高い曲。必死に演奏する6人を見て「一気呵成」という言葉が頭に浮かびました。
途中の「鳴らすクラクション」のところで宮本が「ププー」とか言ったら面白いだろうなあ、とバカなことを考えていましたが、そこで宮本浩次
「さあ行こうぜ!」てなことを言う。さすがだ、役者や、と感服しきり。


M10 翳りゆく部屋
エレカシ初のカバー曲で・・・」の時点で観客から拍手。
野音で蔦谷さんとやって」という言葉で、その時の野音を思い出す。
ユーミンの・・・」と言い、周りから「は?今ユーミンって言った??」的なざわめきが起きたことを昨日のことのように思い出す。
今じゃさすがに慣れましたけど、さすがにその時は衝撃的でした。
蔦谷さんの静かなキーボードが心地よい。
そして今日も相変わらずもう歌が上手すぎる。
「宮本最高ー!」と叫んだのは僕です、スミマセン。


M11 四月の風
「もう5月になっちゃったけど・・・、27歳の時に契約切られちゃって部屋で曲を作ってて、外を見たら4月で、明日新曲をレコード会社に
持っていくときのワクワク感が」というようなことを。
観客から一斉拍手が沸く。この曲人気あるんだなあ、と今更ながら再認識。個人的にこの曲にはちょっとしたトラウマがありまして(笑)
周りの人が笑顔の中、複雑な気分で聞いてました。


M12 風
正直、「風」の時のツアーでやらなかったので、もう聞く機会もないと思ってたのですが、今ツアーでやっていたので楽しみにしていました。
「当時は半年でアルバム2枚出したりとか、怒濤のリリースラッシュの命令が出ていて、やる気はあるけど空回り的な日々が続いているとき
ブラブラと歩いていて、タバコをタバコ屋さんでカートンで買ってた。70歳ぐらいの白髪のおじいちゃんの店で、買うたびに『桜見たかい?』
とか色々と話かけてくれて、『俺はこの街に住んでる』という実感が持てた。タバコ買うたび後のパソコンに「タバコ売れました」とか
打ち込んでて(観客笑)、その人と話したくて店に行っていたけれど石けんを買いに行ったら「80円」とか無愛想に言われてちょっと寂しかった」的なことを。
上のMCは僕の相当な意訳です。


そして曲。感情を込めて丁寧に歌う姿が素晴らしく良かった!
MCで長く語ってくれたので「タバコ屋のあのオヤジも」の部分も感慨深く聞くことが出来た。
どことなく「生きている証」や「地元の朝」ぽい感覚があって、宮本的情緒が伝わってきた。


M13 FLYER
宮本の「トミー!」という合図で、トミの力強いドラムで始まる。
これがまた格好良かった!「俺は右から、お前は左から」で身振りを交えて歌う宮本。曲中のリズムの取り方が6人ほぼ
一緒になったのを見たときには「おお!」と思いました。
一体感丸出しで、とにかくとても6人とは思えない!
そして力強いサウンド。気のせいか今日は音が良く聞こえました。
僕の中では「リッスントゥザミュージック」に次いで良かった曲。


M14 ガストロンジャー
もうライブでは定番中の定番。イントロのギターの時点で会場全体が盛り上がってましたねえ。
NHKのハンディカメラの人は必死に客席を撮影してました(笑)。
最後の部分、宮本がなかなか終わらせませんでしたね。


M15 桜の花、舞い上がる道を
その興奮冷めやらぬ中、宮本の清らかな「桜の花舞い上がる〜」の声。
やっぱいいなあこの曲は。良くも悪くも今までのエレカシでは出来ない曲の気がします。新しいレコード会社や蔦谷好位置などの新しい
スタッフの方やらが集まったからこそ出来たよなあ、と心の中で呟く。


M16 俺たちの明日
すっかりエレカシにとってのエポックメイキング的な曲ですね。
加藤浩次じゃないんですけど、今更ながら歌詞が良い。
「友達がいるのさ」とも共通する「友への想い」が詰まったこれも宮本が41歳になったからこそ出来た曲。本編終了。


宮本は「SHAKE」Tシャツにジャケットで登場。
(訂正、「LISTEN TO THE MUSIC」Tシャツだったようです)。
M17 まぬけなJohny
「男の人も女の人もマヌケです」云々。
「リッスントゥザミュージック」の次の曲という印象が強すぎて単独で始まるとちょっと違和感がある(笑)。
この曲も音が良かったなあ。てか最初の「ゴーゴーゴー」の部分のコーラスを石君が忘れて、慌ててマイクに向かったような
気がしたのは僕だけでしょうか(笑)。


M18 so many people
最近の宮本のお気に入り。これも観客全体が盛り上がる。
観客が盛り上がるとNHKのハンディの人も忙しくなる(笑)。
今日は照明も明るくて、まるでライブではないかのように観客席全体がキラキラと光ってました。
またそれがリニューアルされた新しい会場だったので余計キレイに見えた気がします。


M19 ファイティングマン
石君の強烈なギターで始まる。これも演奏が強烈!
てかこの曲を聴くと「俺はエレカシのライブに来たんだ!」と実感できるから不思議(笑)。
19曲目とは思えないハイテンションな宮本の動きと演奏のまま終了。時間的にもアンコール2は無いかなあ、と思っていたら
あっけなく照明もついて終演のアナウンスも流れてしまった、少し残念。


まあ結構やったし、また明日もあるしなあ、と会場から出ようとするととある所で今日のセットリストを見ることが出来た。
カメラが入っているということもあってかほぼ予定通り。
ただ「アンコール予備」の所に「花男」「流れ星のやうな人生」「男は行く」「今をかきならせ」「始まりはいつも」。
ええ!?「始まりはいつも」?。あれやる予定あるの?つい何度も確認してしまいましたが、間違いなく「始まりはいつも」。
調べてみたら少なくとも1995年に二回、2000年にツアーで数回今回のツアーでは福岡でやってる。これは是非是非聞きたい。
あと「石橋たたいて八十年」をライブで聞けたらもう死んでもいいです(笑)。


という訳で今日のレポはおしまいです。
今回のツアーが「初のエレカシライブ」というかたも結構いらっしゃったかと
思いますが、どうでしたでしょうか?
行けなかった方は5月31日、23:00〜24:30放送予定のBSサタデーライブを
是非お楽しみに。これはハイビジョンで見たいですね!
あと明日も行かれる方、開演時間が今日より早いのでご注意を(笑)。
それとGW限定(予定)でコメント欄再開します、てかしてます。