エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

エレファントカシマシZepp Tokyo 新春ライブ!

何かと時間がないので,実家から直接お台場へ向かう計画。
途中の駅でどでかい荷物をコインロッカーへ。最新式のやつで,PASMOが鍵代わりとなる凄いやつ。


そんなこんなは置いておいて,お台場到着。
500番台で入場。今回は後ろからじっくり見るか前の方に行って見るかで迷ったのですが,案外前の方が空いてたので,前線での参戦を決意。


センターの前から5〜6列目。こんなに前なのは久々。
M1は大阪のとおり「おはよう こんにちは」。
しかし僕にとっては初体験!(ライフツアーDVDで見たのみ)ドラムの迫力が凄い!そして宮本浩次は上機嫌。
M2「今はここが真ん中さ!」これも期待してた曲。
あったり前ですが,着うたとは比較にならない迫力。
内心で「いい!いい!」とか思いつつ右手を突き上げてました。
(数列後ろに居た人曰く「よくずーっと手を上げられたね」と言われました)
M3は待ってましたの「さよならパーティー」。
もう演奏が始まった途端に飛び上がってた気がします(笑)「さよならパーティー!!」と口パクしながら右手どころか両手上げて喜んでましたねえ。
いやあ,CD化されて初の「さよならパーティー」だったので本当に嬉しかったです。


M5は「元旦に発売されて嬉しい」と言っていた「笑顔の未来へ」,蔦谷好位置さんの演奏が光る光る。
M7は新曲,「まぬけなJohnny」,演奏前に宮本浩次が「ふられてファミレスでコーヒーを飲み続けてるような男の歌です」とか言ってました。
ってか今日のライブはM-ON!TVで生中継されてるので,見てる方はそちらで確認した方がいいと思います。
それで曲が始まったら,石君が動く動く。
成ちゃんの目の前でギターを弾いたり,果ては蔦谷さんの前まで行ったりしてたので,何故か石君の動きに目が行ってしまい,結局のところ曲をあんまり聞けなかったという本末転倒っぷり(笑)。終わった後に宮本浩次は石君に「動くなら分かるように動きなさい」とか言ってましたね。


M8はユーミンのカバー曲「翳りゆく部屋」。
宮本は「曲をシングルにするとき,色んな曲をイメージして作るんだけど,今回は蔦谷君にアレンジしてもらって凄くいい曲になったので聞いて下さい」等々。
これは本当に蔦谷さんのピアノが前面に出ていて聞いててもこれがエレカシライブだということを
一瞬忘れるぐらいでした。これがニューアルバムに入るのだから面白い。


M9は「廃盤になったレコードから」と「太陽の季節」。
ええー,とイントロになった瞬間にシビれてしまいました。早稲田大学で1993年にやって以来。
レアすぎますね。これだけで今日のライブは満足と思ってしまった次第。
M10「うつらうつら」,これも最初は何の曲か分からず分かった途端「うわー!」,新宿コマ以来。レア2連発。来て良かったとしみじみと実感。


M11はこれも僕がライブ版が大好きな「I don't knowたゆまずに」
これは蔦谷さんのキーボードが一段と光りましたねえ!
僕も我を忘れて(というか今日は全体的に我を忘れてましたが)手を突き上げて「宮本ー!」と叫んでた気がします。


M16「花男
アドリブ気味に「遠くを歩いたっていい、でも堂々と生きなよ」ココロに突き刺さるメッセージ。
久々の前列参加と移動疲れもあって正直身体はバテバテ。しかし今日のライブは何とも良いのでテンションは上がる。


M17(アンコール1)の「風に吹かれて」はもちろんニューバージョン。これもやはり宮本浩次のヴォーカルと蔦谷さんのピアノが光る名曲。
M18の前に成ちゃんがベースを交換。宮本浩次は「ベースの交換に時間がかかっております」等々。
この時点で「もしや」という予感がしてたのですがそのとおりに「歴史」。このベースが鳴った途端、会場中の(男を中心とした)から「おぉー!」と歓声が上がる。つうか僕もその一人です(笑)。
M19は僕にとっては久々の「デーデ」。
蔦谷さんのピアノも参加してのこの曲はちょっと上滑りというか,「この曲にピアノはいいの?」とも思いましたが,蔦谷さんが楽しそうに弾いている姿を見て「OK!」と勝手に思ってしまいました。
M22「俺たちの明日」,演奏前に「このCDをマンションの管理人さんにあげたら,喜んでくれたのかピカピカに掃除されてた」等々。
この曲で僕にとってはエレカシライブ初の出来事。「周りの観客が一緒に歌う」。
本当に「一緒に歌ってる」んですよ。
他のアーティストは分かりませんが,エレカシではこういうことはほっとんどないので,正直困惑。
でもまあ,もしそのファンの方がプロモーションの結果「俺たちの明日」を買ってくれて,ライブに来てくれたなら多少はしょうがないのかなあ,とも思ったり。
ってか僕が何様だ。
これからファン層も変わっていくのかもしれませんね。
僕なんか中堅から古参になりそうですよ,そして「最近のエレカシファンは・・・」とかオッサンのように愚痴ったりするかもしれませんね(笑)。



アンコール2に登場。宮本浩次が「来年また会おうぜー」とか言うので,観客席は「もう来年かよ!」という苦笑が広がる(笑),僕ももうちょっとで「まだ一月っすよ」とか言いそうになりました。それに気がついたのか先生も苦笑いの表情。


そしてM23は待ってましたの「桜の花舞い上がる〜」。
もう改めて大名曲との確信を持つ。
メロディも歌詞も雰囲気も本当に「大物」の気配が漂ってしょうがないというか,「これで売れなきゃ何が売れるんだ?」と思えるくらい。
そして曲の途中でこれまた僕にとってのエレカシ初のハプニング(?),「桜の花びらが舞い上がる」
僕の右側の方からなのですが,サビの部分で客席から花びらが散ったんですね。
内心「こんなことして宮本どんなリアクションするんだろう」と思ってしまいましたが,そこは上機嫌の先生。歌いながら「ありがとうー」と言ってました。
その後もう一度「桜の花びらが舞い上がる」。最後に黒シャツを投げ捨てて終了。


いやー,いいライブだったなあ,と思って帰ろうとしたら,先程「桜の花を舞ってた」人が後の掃除をしている。気になったので聞いてみたら,関係者の方とかでは全くなく,準備の上自主的にやったそうで「本当はAXでやりたかったんだよねえ」と仰っていました。きちんと掃除している姿に好感が持てました。


一緒に見ていた人と「良かったですねえ」などと言い合いながら,グッズ売り場へ向かって扇子を
買おうとしたら「売り切れです」(泣)。
しかしライブ後の人出もいつもより多かったです。新しいファン層を掴めたのなら何よりですね。



外は寒いですけど(と言っても実家ほどではない)
心は暖かくZepp Tokyoを後にしました。
ライブ中のMCなどは僕の記憶を基にしたのですがその後にお酒を飲んだので(笑),多分間違ってます。
正確なのを知りたい方は録画Verを見ることをオススメします。「桜の花舞い上がる〜」で,あの桜の花びらがちゃんとカメラに映ったかも少し気になります。


しかし,今年の一発目からエレカシ絶好調!というのを見せられて,僕もやる気をドカンともらいました。今年もドーンと行こうぜ!(C)宮本浩次



エレファントカシマシ STARTING OVER(初回盤)(DVD付) UMCK-9194

Amazonアソシエイト