エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

2007年9月30日 エレファントカシマシ SHIBUYA-AX

今日は殊更冷えた。寝てても寒くてホットカーペットを入れた次第。
日中はパソコンに向かいコツコツと,夕方になりにつれ「さあ今日もエレカシだ!」とばかりに渋谷へ。


今日は中央ぐらいの成ちゃん側。自重して大人しくしてようと決意。
昨日とは違い初っ端から「笑顔の未来へ」。相変わらず宮本浩次含むメンバーはテンション高そう。
「この世は最高!」,テンションの上がる名曲「クレッシェンド・デミネンド」
「さよならパーティー」「甘き絶望」「面影(おもかげ)」と昨日と同じ順番で「流れるように」ライブは進む。


また魂に直接語りかけるような「覚醒(オマエに言った)」も良かった。
・・・と,ここまではいいけれど,この先をどう書くか迷いました。
せっかくいいライブなんだし,何事も無かったように書いてもいいんですが
素直に「ライブであった出来事」ということで書きます。


中央前列の方で(僕とは離れてたので全然分からなかったのだけれど)
女性がカン高い声で声援を上げている。それに気がついた宮本浩次
「誰かソイツをつまみ出せ!」と言う。
その女性はそれにさらに反応したのか,さらに「奇声」のようなモノを上げる
あー,こりゃヤバいなあ,と思っていたら宮本浩次は女性の方を指して
「本当に出て行け」というような事を言う。しかし止む気配はない。
それに対し宮本は「かまうと余計に喜んじゃうんだよね」,その通り。
いい加減呆れたのか,「石くん何とか言ってやって」と話をそらし石くんは勿論何も言わず。
女性の「歓声」(というか「奇声」)は会場全体に虚しく響き渡っていた。何とか収まって(?)
「誰かのささやき」へ。



ここでちょっと話はズレるのですが,僕も最近歓声は出すんです。
昨日も「宮本ー!」とか散々言いましたし。
でもこっちは相当気を遣って(相手はあの宮本先生ですからね)
宮本が絶対に話さない,歌わないような時。例えば後ろを向いてたり
水を飲んでたりするときに「宮本!」とか言います。
マイクが近いときなんかはいつ喋ったり歌い出したりするか分からないので,完全に自重します。
あの人はそういう「邪魔」を人30倍ぐらい気にしそうなのでその辺は気をつけてます。


あと僕はそういう「被害」にあったことはないのですが
宮本に合わせて歌う人も居るみたいですねえ。
「被害」にあった人の話をよく聞きます。
こりゃライブに来た人にとっては完全な迷惑なので
僕みたいに口パクで我慢しましょう(笑)。


別に堅苦しくマナー云々を言うつもりはないのですが
ライブは公共の場なので「人の迷惑にならないようにすること」
エレカシ宮本浩次の迷惑にならないようにすること」は
最低限守るべきことだと思います。
せっかくのエレカシライブなんだからみんなで楽しみましょう!



話が脱線してしまいました、「東京の空」。
リハを聞いてた人は知ってたらしいんですが,僕は全然知らないので
あのイントロを聞いた瞬間に「おお!」と思ってしまった。
12分と長いので,その緊張感を保つのも大変だろうなあ,と
聞く側は特に緊張感もなく,むしろ「野音以来久々だ!」と
喜んで聞くことが出来ました。
近藤さんのトランペットが無くても,作品として成り立つ
逆に言えば今のエレカシなら4人でも作品としてしまうのかなあ,と
頭の片隅で考えながら聞き入ってしまいました。


「コール アンド レスポンス」を聞いて死刑宣告を受けた後は
次の「なんと」の「男は行く」。
「男よ行けー!」と言う度に僕も手を突き上げて「おし,行くぜ!」と
心に誓ってみた。
昨日石くんが自由すぎた「流れ星のやうな人生」,今日も自由で
宮本がステージ上をぐるぐるしてる間に,石くんは成ちゃんのところに
行って,真っ正面でギターとベースの弾き合いをしていた。
何故かこの曲になると石くんは自由になるなあ(笑)。
いや観ている方も楽しいので全然いいんですけど。


メンバー退場。そしてアンコールは宮本一人だけで登場。
昨日と同じ「傷だらけの夜明け」を弾き語り。
残りのメンバーが登場して「今宵の月のように」。
そして「桜〜」。気がついたら僕の隣に居た女性はハンカチで涙を拭っていた。
きっと多くの人に伝わる名曲になるんだろう。


アンコール2の時ぐらいでしょうか?宮本浩次がステージで走り回って,まず右側の音響機材が積み重なってる
高所へ登って観客に手を挙げる。
そして左側(僕の方)に来てさらに登って手を挙げる。
この時の宮本浩次はまるでジャングルジムの頂上に登って、めちゃくちゃうれしがってる子供のよう(笑)。
端から見てたら結構ヒヤヒヤもんでしたよー。


「これからもどんどんいい曲を作ってアルバム出すから期待しててくれー」などなど叫ぶ,ほんと楽しみだ。
「ガストロンジャー」,そして最近の定番ラストの「俺たちの明日」で終了。
最後「花男」やってくれないかな,と淡い期待を抱きつつさっさと退場。客電も付いたので僕も退場。


カウントダウンにも行かないので,恐らく最後の生エレカシ
次の新春ライブではまた新曲をやってくれるんじゃないか?
それまでに俺もまた出かけて頑張らんとなあ,と思って会場を出ました。外は更に寒くなっていた。
オーディエンスに向かって鋭い目つきで「ドーンと行け!」と叫ぶ宮本が目に浮かぶ。


明日からも頑張りましょう!