エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

うららかな春の日

  • 一個ずつ越え行く

著書「宮本浩次」は読み終え、エレファントカシマシ日比谷野音2020も見終え(やっぱり「友達がいるのさ」がよかった、日比谷野音でやると情緒が何倍にも深まる気がします)、『桶狭間織田信長 覇王の誕生〜』はしっかり見たいので、録画終わった後に「shining」をスマホで聞きながらCMカットをしてました(笑)、マトモにやると30分ぐらいかかってしまう。これは週末にまた集中的に見たい。


https://f.hatena.ne.jp/mpdstyle/20210401202202
請求者(私の名前)以外はそのまま載せています。

(1)文化庁内の決裁文書は公開。
(2)「宮本浩次氏宛」の通知文書も公開決定(こういう文章が公開されるとは思っていなかった)。

(3)上記(1)文化庁内の書類の内、非常勤職員の氏名については非開示(黒塗りか)。
(4)推薦者については、今後の選考に支障を来すおそれがあるため非開示

(4)が惜しいというか残念というか。これは全くの推測ですが、推薦者を出してしまうと「令和2年度はあの人の推薦が通ったんだ」「じゃあ令和3年度はあの人の推薦かな」のような持ち回り式推薦なのか、或いは「あの人の推薦が通ったなら、あの人に頼めば良いんだな」という「有力者重視」選考を防止するためか。
内情は分からないけれど、別に推薦者は出してしまってもいいと思う(変に隠すよりはクリアにした方が、「想像」「忖度」が無くなるように思います)。別に本当に優れた人であれば、仮に3年連続同じ推薦者から受賞者が出ようが、それは結果的には国民が判断することなので、一部隠すよりはオープンにして、あとはその賞賛も批評も文化庁や推薦人、選考委員会が請け負ったという方がスッキリする気がします。

(2)の「宮本浩次氏宛」の通知文書が開示対象となるとは。本人がその通知文書そのものを読んでるかは分かりませんが、いや宮本、何度も読んでベッドルームでも読んでたりしてるんじゃないかとも思います(笑)。石君に自慢してたりね。
今回の受賞で「ロック歌手が国の表彰なんて受けるなよ」という声がありますが、私は別にいいじゃないかと思う。これだって「正当に勝ちに行こうぜ!」の一種だと思いますし。

思い出すのは、エレファントカシマシNHK紅白歌合戦の初出場の時に、宮本浩次が「なんとか白組を勝たせたい」とコメントしたのに対して、ある雑誌が「エレカシ宮本はNHKに媚び売ってる」と批判したのを見た時には「世の中にはもの凄く穿った見方をする人がいるなあ」と感じた瞬間。「勝たせたい」というのはいかにも宮本が言いそうですし、「勝ちたい」というのはあの男の常套台詞(「季節はずれの男」を聞き直してしまった)。

さらに思い出すのは47都道府県ツアーで、宮本がいつになく曲MCをしつつ、『今宵の月のように』で「なんて世の中は健全なんだ」と話していたこと。つまり良い曲が出来た→オンエアがすぐ迫っていた→早速全国放送で流れる→宮本はそれを見て感動→曲も大ヒット。そういう一連の流れが極めて健全だと、それを聞いて「なるほど、確かに健全だ」。いい曲が全国に瞬時に広まって、結果的に大ヒットした。世の中不健全なことも多い中で確かに極めて健全。
そう考えると、今回の受賞も正当かつ誠実に努力した結果が実を結んだわけで、私も「ああ、宮本が言っていた「健全」さが出たなあ」というのが第一印象でした。



この情報開示決定を受けて、さらに複写申請(但し今は文章をPDFにしたものをCD-Rにして送ってくれるらしい)をしなければならないので、上記(1)(2)はまた後日。ただ初回の問い合わせ時に文化庁(文科省)の担当者の方が「HPに載っていたのと重複するのであまり期待しない方がいいですよ」と話していたので、あまり期待せず待とうと思います。

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今日を超え文化の壁も越え。

本当に活躍の幅が広がっている。

natalie.mu

宮本浩次は本当に依頼される、期待されるというのが好きなんだな、と感じます。タイアップの度に「期待に応えるよう」とコメントしていますし、市川海老蔵さんもファン宣言をしてしまっていて、今の段階ではお世辞半分かもしれませんが、あの眼力でライブに来てくれるかも知れませんし、何はともあれ一週間後にはスペシャルドラマ主題歌として披露されるので(その直後ぐらいに配信などもありそうですね)、お祭りの日を待つ子供のように待ちたいと思います。


しかし見られてない。絶賛年度末進行中にて、「宮本浩次」も単元ごとに読んでいてまだ読了出来ていない。週末には見たいけれど、果たして。iPadBlu-rayを再生出来るか、配信サービスを活用したい勢い。見た方は是非感想を聞かせて下さい。

文化庁への情報公開請求の途中経過。担当者の方から電話があり請求内容の確認。そして『第一次・第二次選考委員会議事録』はそもそも議事録が存在しない(作成していない)ということで残念。大げさに言えば歴史の記録として、例えば30年後・50年後の文化研究者が「日本の令和初期の音楽について」と調べたときに、この賞がそれらの材料となり得るとしても、詳細な選考結果は分からない(HP上の資料しかない)。今はなんてことない資料が、後に貴重な資料となり得ることもあるので残念。
あとは「推薦者一覧」は推薦者の特定とプライバシー保護の観点から、文化庁にて今後開示するかの検討を行うこと、また文化庁長官を含めた決裁資料は開示可能だが、選考委員会の決議をそのまま了としたものなので、あまり意味が無いとの回答。それでもいいので、推薦者一覧と決裁書類は引き続き開示請求をかけているので、今月中には結果が届くと思います。

昔は作家の椎名誠のファンで、30代~40代のころにハチャメチャやっていたときのエッセイはよく読んでいた(今ではコンプラ上有り得ないけれど、過去エッセイでは『キャンプ仲間と焚火宴会をして、そのまま島の灯台までドライブした、勿論車の中の全員が酒を飲んでいる』という記載もあったりする)その椎名誠も76歳となり、「遺言未満、」という著書を出したのだけれども、読みたいのだけれど読めない、のようなヘンな感覚を感じている。
近年の著書でも、それこそ上記のようなハチャメチャをやっていた場所へ「再訪問」し、近しい人の死や、集落の消滅、衰退などリアリティのある記載があって、寂しさと、「昔は若くて何でもやっていた人が、老いていく様」を直視出来ない私自身の弱さがあるのだと思う。

思えばエレファントカシマシだってそうなのだ。昔は日比谷野音に入れなくても「また来年があるさ」と思っていたけれど、6月になれば宮本浩次も四捨五入すれば還暦という年齢になってしまう。果たしてあと何回、ベストパフォーマンスの野音を見ることが出来るだろう?
勿論年齢を経ての円熟味もあるし、まだまだ宮本浩次は若くて多くの人の前で歌いたいという気力もある。けれどいつかは間違いなく椎名誠のように、宮本風に言えば『私という名の物語は最終章』なのだ。



椎名誠宮本浩次も元気だけれど(そういえばこの二人には「腹筋背筋を欠かさずやる」という共通点がある、やはり毎日の鍛錬が大事だ!)当たり前だけれど1日1日年齢を重ねていく。私もそれを自覚して毎日を大切に、そしてこの2人に負けないように(少なくとも自分のテリトリーでは)生きなければならない。


「元気に!」。2010年、日比谷野音『too fine life』冒頭の宮本浩次のかけ声より。

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あの町へも出かけよう

今まさにオンエアが始まったところです。東日本大震災後のFNSの音楽番組ではエレファントカシマシで「俺たちの希望の歌」である『悲しみの果て』を披露。今回は宮本浩次にて『夜明けのうた』を披露。宮本にとっての最大の「希望の歌」ということだろうか、そう思って歌詞を読み返す。まだ宮本浩次の出番ではないようだ。あっという間の10年。

大きい!そして久々の「新書の香り」(いろいろな本は毎月買って読んでいるけれど、最近嗅いでない「紙の香り」だった)。未読の部分の「あとがき対談」から読むという反則ぶり。しかしこちらも今日着なので、週末にかけて読み込もう。

  • 逆説的に自分を読み込む。

今は良く『生命賛歌』と宮本浩次の『going my way』を聴いている。身体が欲しているのだけれど、どうしてその曲を聴きたいのか己に問うた。・・・結局「自分の思い通りに行きたいけれど、パワーが無いから生命賛歌から補給している」という割とシンプルな結論に行き着く。年を重ねるとこうして「自分で自分を読み解く」というのが上手くなってきたような気がします。それが当たってるかどうかはまた別として。

そういったサービスもアリかもしれないです。自分が今聞いている音楽をアップロードすると、過去データやAIも活用して「あなたの今の心理状況」を読み解くサービス。『上野の山』『コール アンド レスポンス』『リッスントゥザミュージック』を好んで聞いている人の状態を無料で診断!もうあるかもしれませんが、そういった世の中になりそうです。


文化庁芸術選奨文部科学大臣賞受賞ということで、受賞に至る経緯を情報公開請求してみました。やり方は簡単。指定の書式に書き込むだけ。今回だと・・・。

行政機関の保有する情報の公開に関する法律第4条第1項の規定に基づき、下記のとおり行政文書の開示を請求します。
1 請求する行政文書の名称等

令和3年3月3日付で公表された「令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣賞」のうち、大衆芸能部門で大臣賞を受賞した宮本浩次(みやもとひろじ)が選奨されるに至った経緯が分かる資料一式(推薦者一覧・第一次・第二次選考委員会議事録、文化庁内決裁書類等)。

普段Wordで「宮本浩次」ということを書くことがまずないから、それ自体が何やら新鮮。あとは請求者(自分自身)の連絡先や名前、収入印紙300円を貼ってまずは郵送するのみ。基本的に30日以内に開示か非開示、一部開示など請求結果が返ってくる。
公務員の友人に聴いてみると「全部開示でくるんじゃない?」「一部開示で相当黒塗り」と分かれる、私は個人名部分(推薦者など)が黒塗りになってくるかなと考えていますが、こればっかりは考えてもしょうがないので、まずは寝て待てです。



最近はニュースでも「囲碁将棋チャンネル」という単語が出てきてしまいますが(昔、宮本はライブの『化ケモノ青年』で「テレビを消してくれ」ではなく「囲碁将棋チャンネルを消してくれ!」と歌ったことがあった)どうしても時に行政機関は変な方向に行きがちですし、公の機関が作成したモノは公のモノというのが基本、大前提なので、公のことで気になることがあったらお気軽に情報公開請求をしてみた方がいいと思います。進行状況については都度更新致します。
(宮本浩次は「囲碁・将棋チャンネルは見ているけど、囲碁は見ていない」と言っていた)。
「オンタマ」での宮本浩次はカワ格好いい件 - エレカシブログ 俺の道


来週は日比谷野音Blu-rayです!

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