エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

来年へ来年へ積み残し

タイトルは「流れ星のやうな人生」より。

  • 年末になっていた。

ブログは2週間ぐらい更新していないと思ったら一ヶ月更新していなかった。もう明日明後日で今年も終わってしまう。
本職(サラリーマン稼業)が忙しく、宮本浩次が出演しているテレビも録画だけしてほっとんど見ていない。年末年始に見てみよう。ただ一方エレカシのことは別所で書いていて、来年にも紹介できるやもしれません。


  • 赤羽台団地

そのことで赤羽台団地について少し調べていたら、団地のうちスターハウス3棟は登録文化財として保存、公開予定ということを今更初めて知りました。
www.nikkei.com
https://www.ur-net.go.jp/aboutus/press/lrmhph000000zic3-att/ur2019_press_0719_akabanedai.pdf

俺、日経新聞読んでいるはずなのに全く気がつかなかった・・・。ただ、どんどん破壊される赤羽台団地が一部でも残るというのは非常に嬉しい。もはや赤羽台団地といえばエレカシ宮本浩次なのですから(いささか強引ですね)、一般公開されるなら「ここでエレカシ宮本浩次さんが育ちました」てなリリースも出来るでしょうし、一室に火鉢とギターを置いたらもう宮本の(ほぼ)自部屋ですよね。さすがに団地内の中までは見たことがなかったので、公開されたら見てみたい。こういう風景で宮本浩次は育ち、テレビを前に歌謡曲を聴き、ロック歌手が生まれ、ROMANCEも生まれ、歴史は続いていく。

  • 歌は世につれ

世は歌につれとつくづく思う。今年はコロナ禍であっという間に終わってしまいましたが、それがなければ宮本浩次単独ツアーがあり、宮本も小金持ちになっていた(おい)。ところが緊急事態宣言となり、ツアー中止→ROMANCE誕生。ツアーが開催されれば宮本浩次ファン、エレカシファン、ロックファンは歓喜したかもしれませんが、ROMANCEが生まれたことによって別の波動が生まれたというか、思わぬ層の方が宮本浩次の歌声を聞くことになった。誰もが予想だにしなかった今年の展開、人生というのは不可思議かつ一寸先は誰も分からない。

『世の中変わるんだ昼から夜 でも好きなんだろう 生きてることがよ』 クレッシェンド・デミネンド~陽気なる逃亡者たる君へ~

冬ということもあってか、そんな歌詞とメロディがグルグルと頭を回る。要は人生は受け止め方だ。



  • 庄司さんのインスタが胸を打つ。

毎日コロナウイルスのニュースで、恐らく当面は好転する兆しがなく、どんよりとした日々を送っていると、こんな投稿が素直に胸に刺さる。


鮮烈な写真ですよね、こちらも思わず明るい気持ちになってしまう。

宮本浩次がソロ活動のすべてを語った単行本、2021年春にロッキング・オンより発売決定!

宮本浩次のソロ活動の軌跡をまとめた単行本が、2021年春に発売されることが決定しました。
本書には、宮本浩次のソロ活動開始前夜から現在に至るまでの歩みのすべてを、本人の言葉で語ったインタビューの数々に加え、雑誌『ROCKIN’ON JAPAN』『CUT』に掲載した撮り下ろし写真、さらにこの単行本のために撮り下ろした最新フォトを収録。最新フォトの一部は、12月28日発売の「ROCKIN’ON JAPAN」2021年2月号にも掲載されます。

タイトル、発売日、価格等の詳細は決定次第、「ROCKIN’ON JAPAN」誌面、もしくは音楽情報サイト「rockin’on.com」でお知らせいたします。

ロッキングオンカウントダウンジャパンも中止になってしまい、大変な模様。あんな豪華なオフィスビルに引っ越すから・・・。

ブームに乗っかれない。

ほとんど見られていないんです。見てる時間がないのが一番の理由ですが、もう一つは(特にバラエティ番組だと)非常にドキドキしてしまう。先日もヒルナンデスの時間に友人から「宮本が出てて小峠にいじられてるよ」とLINEが来ていたのですが、そんな話を聞くとさらにドキドキしてしまう。
もう昔話になってしまいますが、俺がエレファントカシマシのファンになる前、1998年~2000年頃にかけて、バラエティ番組をはじめ露出しまくっていた(そしてそれを見てゲラゲラ笑っていた)頃を思い出してしまうようで。それにリンクしてアルバム「俺の道」のシークレットトラック『心の生贄』もセットで頭に流れる。

「あるべきでない場所へ俺潜り込んで 追いかけられたカラス よろしくの体たらく さらば俺に帰ろう」

美しいメロディラインに生々しくシリアスな歌詞が乗っかる。シークレットトラックなので宮本はこの曲について語ることはなく、ライブで披露されたことも1回しかないのだけれど、この部分の歌詞はメディア露出をしまくっていた宮本浩次の自分自身へのフレーズだと思っている。


  • とは言え

今の宮本浩次の扱いというのは当時よりは非常に温かく、「30年歌い続けた純然天然熱血ロック歌手」てな扱いをされているので、そんなにドキドキすることもないのですが、・・・ドキドキしますね。基本全て録画はしているので、勇気を持って(どれだけ緊張してるんだ)今週の土日に見たいと思います。

  • ROMANCEは非常に素晴らしい。

いやこれは純粋に、やはり宮本浩次、いい声してますよ(笑)。
『異邦人』は数度聞いただけで一日中頭の中でリフレインされていた。確かに聞いたことのあるメロディだけれど、こんなに素直にココロに入り込める曲って不思議だなと思っていたのですが、原曲の持つ力、すなわち歌詞メロディが日本人にフィットするよう出来ている、さらに大げさに言えば日本人のDNAに刻み込まれているのではないかとも思いました。
『化粧』の歌詞も本当に至極ですし、今気に入っているのは『ジョニィへの伝言』。

「サイは投げられた もう出かけるわ わたしはわたしの道を行く」

フレーズも秀逸だけれど宮本浩次の歌いっぷりも上手くて、すっかり引き込まれてしまった。蔦谷好位置さんプロデュースの『赤いスイートピー』も斬新だし、ラストの『First Love』も「こう持ってきたのか!」と驚いてしまった、圧巻。非常にいいアルバム。エレカシファンとしては書きにくいのですが演奏もキレッキレ。文句なく名アルバムで、それはアルバムチャート1位になります。


  • 反則先生。


NHKあさイチはちょっとだけ見ましたが、「昨日、スッキリ!に出ていませんでした?」(笑)。そしてそのスッキリのTwitter

なんだよこのカッコ可愛いオッサン(54歳!)。もうこうなったら酒持って来い、いいから持って来いよ(by 化ケモノ青年)。そして果たしてエレファントカシマシ新春ライブはどうなったんだ。いつだってどこだって4人の姿を待っているぜ。

『ROMANCE』が入荷しました。

  • 発売開始。

今回は初めてiTunes Storeでアルバムごと予約をしてみた。すると日付をまたいで18日にAppleからメールがあり。『ROMANCE』が入荷しました。
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粋だ。いや今までも多分そうで、『WAKE UP』が入荷しました、『宮本、独歩。』が入荷しました。という表記だったと思うけれど、『ROMANCEが入荷しました』という表記が浪漫あふれるとは思いませんか。


  • とは言えドキドキ。

エレカシ宮本浩次のアルバムでは、アルバム初聞きの曲を聴くときのドキドキ感、しかし今回は原曲のメロディや歌詞は知れている(あるいは知ることが出来る)。主な注目点は宮本浩次の「歌いぷり」になる。このドキドキぷりも新鮮。スピーカーに繋げて聞くのはこれからですが、どんな歌いぷりをして、どんな息づかいをしているんだろう。


昨日かな、タワレコ新宿店まであと数百メートルの位置にいて「ああ、ギター展示されてるはず」と思いだし、「一眼レフも持ってないけれど、iPhoneでもそこそこ撮れるからいいや」と寄る予定が、いきなりスケジュールが変更になってしまい行くことが出来なかった、無念。後ろギターならぬ後ろ髪引かれる思いで新宿を後にした(その後赤羽駅を通過して『俺たちの明日』の発車メロディは聞けたけれど)。
またコロナウイルス感染者数が異常な数値になってきて、医師会は三連休は我慢の連休をという。ならばせめて「ROMANCE連休」聞き込む日々としよう(多分)。

ああ、録画したNHKのうたコンも、嬉しい悩みだ。