エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

安藤ニコさんのガチなエレカシファンっぷりに恐れ入った件。

元々俺は芸能人の名前には全く疎くて、「Do you remember?」のジャケットを飾った安藤ニコさんのお名前も分からなかった。そうするとTwitterで「安藤ニコさんは子供の頃からのエレカシファンで、雑誌のインタビューでも熱く語っていますよ」と教えて頂いて、その雑誌『装苑』を読んでみたらぶったまげましたよ。

田中真琴さん、安藤ニコさん、TSUGUMIとの鼎談になるのですが、冒頭からこんなことを仰っている。

私は、お母さんがエレカシを聴き始めたのと同時に、7歳からエレカシを聴いていて。2009年の大阪野音で初めてライブに行ったとき、そのパワーに圧倒されてのめり込んで聴くようになりました。

安藤ニコさんは2000年ミレニアム生まれ。2007年に聴いて、2009年でライブデビュー、恐るべき英才教育。2007年というとユニバーサルミュージックに移籍し「俺たちの明日」「笑顔の未来へ」あたりが発売され、2009年の大阪野音というと「太陽と月の往来」。9歳でライブデビュー。
・・・このエピソードを読んで凄くどうでもいいことも思い出してしまった。過去に鹿野淳さんと有泉智子さんがニコニコ動画で生放送したときのお話。
orenomichi.hateblo.jp

鹿 だって有泉ちゃん、4歳の頃におむつしながらションベン漏らしながらエレカシライブ行ってたんでしょ?
有 ・・・行ってないですけど、行きたいぐらいの勢いですけど。

こんなくだらないやりとり(勿論冗談)だけれども、ここには確かに9歳でエレカシライブに行っていたモデルさんが実在した。

この鼎談の気になるところを書いていたら、ほぼ「安藤ニコさんのエレカシ話」を全部書いてしまうことになるので書けないのですが、深く頷く話が沢山あるのも事実。例えばプロフィール欄を見ると。

エレカシは曲が終わる手前に優しさがにじむんです。『真夏の革命』も最後がとっても美しくて泣いてしまう。東京といえばエレカシエレカシといえば東京で、憧れの東京という感じもするアルバム。

俺もすっかり年をとってしまって、年齢でいうと半分くらいの安藤ニコさんのエレカシ論に深く頷いてしまった。確かにライフには随所に都会的な雰囲気、小林武史さんとニューヨークでレコーディングしたという経緯もあるかもしれませんが、都心の良くも悪くもドライで全てを静かに飲み込むような情緒が漂っている。19歳とは言えファン歴でいうと12年なわけで、洞察は当を得ている感があります。



他にも「絆(きづな)」をあげたり、「私は悲しいときにエレカシを聴きたくなる。(中略)エレカシファンの人たちがよく宮本さんを『先生』と表現するように、私もそう思っちゃう。「なんか分からない!」ってなったら、曲を聴けば」。
ふと発言を戻すと。

去年から宮本(浩次)さんがコラボレーションやソロ活動をされて、若いファンも増えたなって実感できてるから、うれしい。

19歳からそう言われてますよ先生。しかしこの発言を抜き出してるだけで、俺も年齢を痛感しますね(笑)、いや本当なら俺も仕事辞めて郷土史とか研究したい。けれどそうはいかぬ令和の世の中。・・・話が脱線してしまいました。

私は、宮本さんの歌や歌詞には嘘がないと思ってる。時代やファンにおもねらないから、聴いていると正直であることの大切さを受け取ることが出来るんだよ。私の中には「エレカシってこうだよね」という固定観念はなくて、それは人がずっと変わらずにいられないように、バンドも曲も、時代とともに変わっているから。

どんだけ洞察力があるんですかニコさん。年齢詐称してるのではないかと思えるほどの観察眼。それは冗談としても、俺もここ最近のヒットっぷりが嬉しくて、不器用な男の一念が花開いた感があることは確か。「悲しみの果て」「今宵の月のように」でヒット、「俺たちの明日」でヒット、そしてここにきてさらにヒットを飛ばすというのは才能や努力以外にも、貫き通す信念、歌への愛、そういった心や体の根底に何かが流れていないとこうはならないと思っています。

そしてこうして見ると、「ガストロンジャー」(ほぼ安藤ニコさんの生年と同じだ)の『破壊されんだよ駄目な物はいずれ』を反対解釈すると、良いモノは残っていく。むしろ年を取って新しい物を取り入れていくパワーを感じます。考えれば非常に面白いことで、年齢的にもこれからどんどん活躍するであろう安藤ニコさんがここまで熱く考察をしている。きっとこれからもライブに足を運んで、新曲を聴いて、こういう雑誌なりインスタで「新しい発見」をどんどん書いて、エレカシ宮本浩次も活動して、それらの「反響」が跳ね返る様をこれからも見ていけるというのは楽しみですよね。
どういう経緯かわからないけれども、そんなモデルさんが「宮本浩次の新曲のジャケットを飾る」というのもご本人にとっては驚天動地でしょうし(どこかに経緯が載ってるのでしょうか)、そういった縁も感じます。
またこうしている瞬間にも、例えば「冬の花」を聴いてファンになった若い人もいるでしょうし、そんな人がどんどん大人になって経験を経て、「エレカシから得た物」がリリースされれば、エレファントカシマシ宮本浩次の生き様というのはさらに広がって、伝わってね。そういう連鎖が期待出来るというのは本当に面白いし、生きていることの痛快ささえも感じたりもします。

しかし、しかし安藤ニコさんの洞察力、ガチさに恐れ入りました。今まで知らなくて申し訳ないと思ってしまうレベルです。そして日本の将来は予想以上に明るいのかもしれない、そこまで感じてしまう方です。

宮本浩次、日テレ「スッキリ」に出演・・・!

きっかけは今朝の意味深なツイートだった。


別に「出演」とも「歌を披露」とも書いていない。でも朝の時点で感づいていた人はいましたね(凄い!)。ただせめて昨晩にtweetしてくれれば。録画が間に合わなかった人も多かったようです。俺も遠隔でなんとか予約しました。本当に「ガチ」でやったならば、出演者にネタバレを防ぐ意味でも、直前1時間前を狙ったのでしょうか。

9時50分、クイズッスがスタート。以下「天の声」は「天」で。

天 はい、おはようございます。金曜日のクイズッスを進行する天の声ゴールド、今日は私が担当致します。聞こえますか?はい。これ声は届いていますか?加藤さんお久しぶりでございます。
加 お久しぶり?
天 よろしくお願いします。
加 僕お会いしたことあるってことですよね、当然。
(ここで水卜麻美アナが目を見開ききっているので、正体に気がついている)
天 あ、え、そうですね、そんなに頻繁ではないですが、何度かお会いさせて頂いて、去年会いました、はい。私が一方的に。
加 わかんない。春菜とは?
天 あのー、ないです。
春 ない?
天 ないと思います、はい。あの知ってますけど勿論。名前は存じ上げております、はい。
春 私は今、声を聞いて、お会いしたことあると思ったんですけど、無いということは違うのかな・・・。
天 わかんないっすけどそれは、はい。今日も沢山クイズを用意して楽しんで頂くべくやってまいりました。はい。
加 ぜってー聞いたことある声なんだよ。
天 美声、美声です。
加 美声・・・、天の声さんのお友達は主にどういったことを?
天 友達ですか?友達はそんなに・・・、あ、古美術商の方とかですね。

先生まさかの天の声出演で、天然っぷりを発揮。天の声の「友達」ということは、天の声自身のことを言うはずが、「実際の友達」を言ってしまった(笑)。古美術商というのは双啓舎の綾部さんをイメージしたのでしょうか。

加 天の声さんのお友達の方・・・、天の声さんはお友達じゃないですか。
春 今、横で天の声さんのことを見守ってる方。
天 あー!あ、あ。なんですか?
加 本職は何をやられてる方ですか?
天 本職ですか?お友達の?
加 お友達じゃない(笑)。ま、天の声のお友達で。
天 歌手。なにしろ、それでは早速参りましょう。クイズッス!
加 (手を叩いて)あ、分かった!

映像は映画「マチネの終わりに」の告知。天の声は淡々と作品を紹介する。主演の福山雅治さんは天の声と同じ事務所だし、石田ゆり子さんはたまにInstagramで天の声のこと取り上げるなあ。宮、訂正天の声は恐らく原稿を目の前に、淡々と「美声」で読み上げる。

天 加藤さんはなにか運動やってらっしゃいますか?50歳ということで。
加 運動ですか?全然なにもしてないです。
天 がたい、ガタイがいいから何かやってらっしゃるのかと。
加 元々ちょっと前はサッカーとかやってましたけど。天の声さんは何かやられてたんですか?
天 私ですか?私はひねりを入れた腹筋ですね。最近ひねりを入れた腹筋をやってます。はい。
加 ひねりを入れるってことは左右にふるってことですか?
天 ひねりを入れたほうがですね、私も50歳を過ぎてきたもんでですね、はい。ひねりを入れた方がですね、腹筋をつけやすいってことなんですよ。ひねりを入れて60回、ひねりを入れて60回やっています。


続いて岡田准一ザキヤマさんが出演するソフトバンクの新スマホの告知映像紹介。そういえば宮、訂正天の声の友達もソフトバンクのCMに出ていますね。

天 加藤さんにクイズッス!
加 天の声さんが誰なのかってのが・・・。

天 山崎さんが付き合ってた彼女に指輪をプレゼントしようとしてドン引きされた行動とは?
(中略)
加 天の声さん、ミュージシャンっておっしゃってましたよね?
天 歌手です。友人、親友が。ちなみに私は昔、彼女に図書券をプレゼントしようとして、あのー親戚のおじさんみたいって言われました。
(スタジオ爆笑)
天 ということで、今日のクイズッスはここまで。
加 今の声で、そうですよね。
天 加藤さんどうでしょうか、私の進行は。すみません、これ面白いですね。
加 ちょっと、ぽくなりましたよね。お友達はエレファントカシマシの宮本さんということで宜しいですか?
天 そうですね、こそばゆいというか。
春 やって下さるんですね!
加 なぜやってくれたんですか?
天 加藤さん、皆さんにお会いしたい、春菜さん、水卜さん、その他諸々、諸々って言ったらアレですね。いろんな方に。すみません、あとの方名前を知らないものですから、すみません。
加 やっぱり読んで無くて、普通に喋ると分かりますね。え、これ告知とかありますよね。
天 昔、国語の教科書をですね。あっ、やばっ。


宮本浩次-Do you remember?
ここで「Do you remember?」MV再生、しどろもどろ緊張の宮、訂正天の声とは一転、メガネをかけて全力全身全霊で歌い込む宮本浩次が現れる。

天 新曲、発売中です。絶賛発売中で、横山健さん、そしてこれが(自身のこと)メガネかけてても品の良さが出ていますね。余計なこと言っちゃった。カップリングがですね、ジョンレノンとポールマッカートニーの名曲「If I Fell」を横山健君と一緒に歌っています。横山健さんと一緒に歌っています。是非聞いて下さい。「Do you remember?」発売中です。
加 どうでしたか宮本さん、最後国語の先生って話してましたけど。
天 そうです!国語の授業の時に国語の教科書に載っている文章を読むのが上手かったんですよ。台本になっちゃうと「が」って言っちゃいけない「な」の方がいいんじゃないか、その辺に気をつけてやりました。加藤さん、ありがとうございます。
加 こちらこそありがとうございます!わざわざ来て頂いて。
天 あのーお会いできて、って私は見てますけど。ありがとうございました。春菜さんすみませんでした、お会いしたことありましたね。スタジオで、すみません。
春 私、お会いしたことある、すぐ宮本さんって分かったんですけど、お会いしたことないって言われて、あ、違うのかなって。
天 対面でね、お会いしたことないから正確な方がいいかなって。
春 スタジオでお会いしたことあるんですけど。
天 見たことがあるかなっていう感じだと思ったんですけど。それではみなさん、ありがとう、さようなら、今日も一日『頑張ろうぜ!』(「俺たちの明日」風に)。
加 いやー、嬉しいな!
天 ありがとうございます。

ついに天の声(の友人)として出てしまった。

見ながら様々なことを思っていました。「ここまでやるか」というのもあるし、同時に(「going my way」、「解き放て、我らが新時代」のライブ版を聞いてるのもあるんでしょうけど)「やりたいようにやろうぜ!」「楽しむぜ一度だけの人生」「自身を解き放て!」を実践してるとも言えますし、けれども相対的にエレファントカシマシとしての活動は減り気味で、勿論エレカシファン=宮本浩次ファンなわけでもなく、エレファントカシマシから離れている人も居れば、新たに宮本浩次ファンになる人もいる。諸行無常というか、宮本浩次の言葉を借りれば「ありのままを生きる」ということなのかなとも思います。俺の数少ないエレ友さんの名言が「好きな4人はエレファントカシマシです」という言葉が好きで、こうカッコいい4人は世界にもそうそういないけれど、宮本浩次は一人で様々に解き放っている。
宮本浩次という表現者が突っ走って、今はそれを(ハラハラしながらも)見守る時期なのかなとも思います。離れていく人もいれば知る人もいて、人生ずっとその繰り返しなんですが。

ただ俺は理屈じゃ無くて宮本浩次が好きなんですね、やはり。これは今回のスッキリでさらに確信してしまいました。「美声」「品の良さ」で思わず声を出さずに心の中で大爆笑してしまいましたし、時たま出る天然ぷりと誠実っぷりが魅力がありすぎるんですよ、この男は。「何やっても可愛いよね」と言う山崎洋一郎さんに対して「それは男が男に惚れたってやつですよ」と返す宮本浩次のやりとりが真っ先に目に浮かんだ。

何やってもカッコいいぜ、宮本浩次

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諸々発売され、来春には宮本浩次ツアーも

今日も雨が降り続く中、無事発売です。初回限定盤特典の「going my way(Live)」「解き放て、我らが新時代(Live)」のライブ感、ガシガシとしたらギターとドラムにすっかり心奪われてしまった。特にイントロ部分の格好良さよ。Bluetoothスピーカーに接続して、割と大きめな音で聞いては震えております。
CDのジャケット、クレジット欄で今回真っ先に目に行ってしまったのが、モデルさんの名前、安藤ニコさん。


これはガチなファン説を唱えざるを得ない。ジャケットの「舞い上がってる瞬間」も絶妙で、これはこれでメイキング映像を見てみたい気もするけれど、まあ出ることはないでしょうねえ。

PAO先行情報がやっと解禁。こないだまでエレカシ新春も情報縛りがあったので、一瞬なにがなんだか分からなくなりますね。それで今日がPAO先行予約の抽選発表日で、久方ぶりに「お申込みいただいたチケットを下記の内容にてご用意いたしました」という文字を見ることが出来た。ただ半年先の話ですし、平日が多いのが気がかり。毎日あっちこっちに出ているので、果たして無事行けるのだろうかと。

3月13日(金) 千葉・市川市文化会館 大ホール
3月15日(日) 宮城・仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール
3月19日(木) 兵庫・神戸国際会館 こくさいホール
3月20日(金・祝) 香川・サンポートホール高松 大ホール
3月25日(水) 大阪・フェスティバルホール
3月28日(土) 北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)
4月4日(土) 新潟・新潟テルサ
4月5日(日) 神奈川・神奈川県民ホール 大ホール
4月11日(土) 広島・広島JMSアステールプラザ 大ホール
4月12日(日) 福岡・福岡市民会館
4月15日(水) 埼玉・大宮ソニックシティ 大ホール
4月17日(金) 東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
4月18日(土) 東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
4月24日(金) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール

おおざっぱに言うと「都心部は平日、地方部は祝祭土日」に分けられるんでしょうか。すっかり名前が変わってしまった(この間までC.C.LemonホールだったのにLINEに変わるのも時代でしょう)渋公でやるのも楽しみだけれど、果たしていけるのかどうか。ラストを愛知県に持ってくることに、宮本浩次の「喉の不調による義理」を感じてしまうのでは俺だけでしょうか。
もっとも半年先の話だけに、それまでにさらなる新曲や、アルバムも出ていて、今はツアー名もついていませんが、アルバムツアーになるかもしれませんし、けれどエレファントカシマシのスケジュールが新春だけというのも寂しい。オッサン4人の活動にも期待期待したい。



  • 年末に向けてドキドキ、俺はhigh。

ここ最近は年末の紅白歌合戦の司会やら「内定」記事が出ていて、やはりドキドキしてしまう。2017年はエレファントカシマシ、2018年は椎名林檎宮本浩次、はてさて2019年は「宮本浩次」はあるのでしょうか。あるとすれば「Do you remember?」か、いやいや「冬の花」も今年年頭だった(あっという間だ!)。Webインタビューを読むとロック歌手・ヴォーカリストとしても凝縮すぎる一年だった宮本浩次。3年連続というとやはり難しいかと思うけれども、今の「この男の勢い」に期待してしまうのも事実。ただこればっかりはどうしようもないので気合いの吉報を待つしか無いようです。

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