エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

なぜ、人々は立ち上がれる?

昨日、一昨日と「永遠の旅人」を聞きながら、そしてあっと言う間に東日本大震災から5年を迎えて、ふとタイトルのような言葉が頭に浮かびました。被災地を中心に、あんな大災害が起きながらも、でも立ち上がる人が沢山いる。俺が直接的な被災者ならここまで立ち上がれるだろうか?
ただ勿論、立ち上がれない人も(なかなかマスコミは報道しませんが)沢山いて、そういう人たちは「復興へ立ち上がる」的な今日・明日に流れるニュースを見ながら、焦ったり落ち込んだりする人もいるでしょうが、みんながみんなすぐ立ち上がれる訳でもないでしょうから、寝転びながらでもまずは心身の健康を第一にと思わずにいられません。


  • 街にはいつもの輝く風景は永遠に続くのだろうか?

「TEKUMAKUMAYAKON」より。仕事で福島第一原発やその付近に行くことが都度あるのですが、その周辺の「とんでもない光景」を目の当たりにするたび、「この世の中は永遠に続くのか?」とふと思ってしまう。(必ずしも悲観的な意味ではなく)。というのも、テレビで見る原発周辺の光景と、ナマで見る原発周辺の光景というのは、かなりのギャップを感じてしまう。テレビだとどうしても平面的ですが、実際に見ると莫大な量の汚染土(処理先は未だ決まらず)、汚染水のタンク、荒れ果てた土地・・・。それらを見ると、「文明のなれの果て」という言葉が直感的に浮かぶ。
けれども政府は原発再稼働に向けて動いている。別に反原発脱原発について書くつもりもなく、反政府的な思想は持ち合わせてないのですが、「こんな歴史的大災害を起こして、また経済優先の政策に戻ってもいいんだろうか?」とも思う。ある日立ち止まり、空を見る日も必要なのではないでしょうか。


  • 森達也監督の映画「FAKE」に期待。

www.cinra.net

ワイドショー的な視線からの映画ではなく、「何が真実か、何が嘘か」というある種人間の本質を突いた映画になるようです。Yahoo!ニュースのコメントを見てると「今更需要がない」「監督が森達也だから結論は決まってる」てな意見が多いですが、そんなのどうだっていいので、まずは映画を見て判断してもらいたい。佐村河内守さんのイメージがどう変わるかは分かりませんが、少なくとも見た方の人生観を揺さぶる映画だと個人的には思っています。
映画『FAKE』公式サイト|監督:森達也/出演:佐村河内守

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次回記事からは恐らく通常運転です。