エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシ、宮本浩次ファンブログ

俺の明日はどこなんだろう

けれど俺の生活はここだ。何度でも立ち上がれよ。

  • 山崎さんとの久々のお茶会。

街中で号外出したいレベルです(笑)。待ちに待った愛すべき茶会が開かれたようです。

ro69.jp

今度は帽子かぶってますよ、先生。ハットの大先輩である成ちゃんから借りたないしはアドバイスを受けたんでしょうか。頬がこけ気味に見えるのがいささか気になりますが、しかし相変わらず若くて白い。

  • 富士山が相変わらず素晴らしい

先日、飛行機で移動していたら、絵に描いたように富士山がキレイだったので、機内で撮影(飛行機で写真撮ったのは初めてな気がします)。


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そしてこんな富士山を見ながら「富士はキレイだな 俺は勝てそうか?」と思わず『オレの中の宇宙』が脳内再生される、追い詰められたエレカシ脳。「助けてよ オレの中の宇宙」。いや本当にそんな心境。


そういえば宮本も「飛行機に乗り、富士山を見ての思い」を書いていた。ここから宮本浩次の「東京感」「江戸感」はたまた「人生観」が感じ取れるようで、少し長いけれど引用してみます。

俺は去る十二月のツアー中、移動で何度か飛行機を利用した。窓側に座ることが多いのだが、何度か(正確には三度)富士山を見た。東京からでも天気の良い冬の朝などには富士山が見えることがある。その姿はやはり雄大な感じがある。江戸人が「京都や大阪からでは富士は見えまい」と、万事において二都に見劣りする江戸の街の中で富士山を唯一の誇りとしたのも頷ける。
ところが、飛行機から見る富士山が殊の外、嫌な感じのするものだった。離れて遠く雲の上にうっすらと浮かび上がっている時はそうでもないのだが、ほどんど真下にくっきりと見えた時などは、例えは変だが、美人の毛穴を顕微鏡で見せられたような白けた感じがした。俺は殊更に富士を日本の象徴を思っているわけではない。しかし、やはり東京の街などから偶然富士の山を見た時には、何か得をしたような、嬉しいようなそんな気がするのである。
飛行機は優れて現代的で、便利な素晴らしい乗り物だとは思う。窓からの景色だって単に住んでいる街並を上から見るだけでもなかなか楽しい経験だ。でも、心のどこかで、神聖視していた富士山を、あの高い富士山を真上から見たときには・・・。
なるべくなら富士山の上を通らないでいただけませんか、航空屋さん?
まぁ無理だろうなぁ、やっぱり・・・。

宮本浩次著 「東京の空」 155ページより

久々にこの本を読むと、まあ理路整然と自分の気持ちを真っ正直に出していて、それでいて文章も長くて「昔はこれを毎週書いてたんですか?先生」と今更ながら思ってしまう。大文豪に憧れる永遠の文学青年が、ロック歌手やりながらこんなことをマメにやっていたらそりゃ擦り切れてしまうだろうな、と今更ながらに思ってしまう。逆に考えると、この本の貴重さ、36歳から37歳あたりの宮本浩次の日々の心境が書かれているのに惹かれて、すっかり読みふけってしまいました(笑)。

  • 平常時の「RAINBOW」に期待。

昨年のツアーや新春ライブも経て、いったんは「RAINBOW」お披露目の時期は終わったと思うんですが、今後いつ「RAINBOW」(アルバムタイトルの方)を出してくるのかが楽しみです。あるツアーのあるライブで、いきなり「3210」が流れて、そして「RAINBOW」が流れた日には、もう俺は思わず息を呑んでしまうと思う。あの圧倒的な存在感と伸るか反るかのスピード感。今だってライブで聞くときは「息を呑むっていう表現はこういう時のためにあるんだろうな」と思ってしまうぐらい、5分ぐらいずっと宮本を見続けてしまう。昨年ツアーや新春ライブの時は「今日のどこでやるか」を考えれば良かったのですが、今後のツアー・ライブでは「いつ出してくるか」と思うと、「ここでRAINBOW来るか!」というドキドキワクワク感が今から溢れてしまう。本当の「RAINBOW」の価値はこれから出ると思います。

  • 時代は変わりゆく。

www.oricon.co.jp
あくまで枚数ベースでは無く売り上げベースですが、ついに追い抜いてしまった。悔しがりやな俺は未だにさいたまスーパーアリーナのライブがBlu-rayで出ないことを根に持ってます(笑)。エレカシと同じ事務所のSHISHAMOさんなんて、もう最新作はDVDを出さずにBlu-rayのみでの発売となっていて(そりゃ出来るならその方が効率いいですよね)、こうなることは2014年の頭でも十分分かってただろうに・・・。エレカシデビュー30周年スペシャル企画の中でのBlu-rayでの再発に期待するだけです。

  • さらに時代は変わりゆく。

このブログをご覧の方の関心は低いでしょうが、例の伊能忠敬データベースに進展あり。
www.sankei.com
これも凄いですよね、200年の時を超えて、インターネットで繋がりが復活する。こういう「びっくりすることばかり多かった」ニュースはこれからも期待したい。

  • 娯楽は娯楽のママがいい。

tfm-plus.gsj.mobi

好きな作品があったら、CDのクレジットにどこのスタジオで録ったとか書いてあるから見学しに行ったりするのも良いと思うよ。僕たちは最近青葉台のスタジオでやっているんだけど、そこには女性のアシスタントがいるし、しっかりと説明して“勉強したいです”って言えば見学させてもらえると思う。僕らのレコーディングも邪魔にならないんだったら、全然来ても良いよ。
その代わり、めちゃくちゃ夢が壊れると思うよ。現実は相当厳しいし、すごい空気感だから。その中で音楽が生まれていくっていう事を楽しめなくなるかもしれない。純粋なリスナーでいられなくなるかもしれないけどね。でも本当に目指すんだったら、それくらい行動力を示さないとやっていけない仕事だと思います。

この記事も興味深く、また上記の宮本浩次の富士山感とも微妙に繋がっていて面白い。サカナクションも情熱持って音楽作っていて、エレカシもありったけの情熱つぎ込んでいて、まあドキュメンタリー映画以上の「とんでもないレコーディング現場」であることは容易に想像出来ます。そんな現場をナマで見た日には、軽々しく「RAINBOW」聞いて「格好いいな、素敵だ」と思えなくなってしまいそう。富士山は遠くから、エレファントカシマシもステージを挟んで。そんなことを思いました。



久々に長文書いたので、つぎはいつ更新出来るのやら。ATOKを使って文章書いてたら、家のパソコンなのに仕事関連の予測変換ばっかり出てきますし、もうTwitterでこんなこと書いてしまってます。



まあもうじき春なので、頑張ってやっていきましょう。なにかいいことあるはずだ。