エレカシブログ 俺の道

ロックバンド・エレファントカシマシのファンブログ

『友達がいるのさ』発売10周年、勝手に記念祭

2004年9月1日、シングル『友達がいるのさ』発売。そして祝・発売10周年!


何度か書いてますが、この曲の初聞きのインパクトが忘れられない。2004年7月3日の日比谷野音で初演奏。開演前の「リハ聞き」をしていると、聞いたことの無い曲のイントロを入念にリハーサルしている(発売前は『野音 秋』に収録されているイントロ有Verだった)。
イントロだけで非常にメロディアスかつ浪漫あふれる音を放っていたので、「なんだ?とんでもない名曲・新曲が出る予感がするぞ」。そして本番開演。外聞きで聞いていたイントロがはじまり、宮本は考え込む仕草をしたり、「街の音が聞こえねえか?」とささやいたり。

そして・・・。

『東京中の電気を消して、夜空を見上げてえな』

『明日もまた出かけよう あいつらがいるから 明日もまたでかけよう 友達がいるのさ 明日もまた出かけよう』。

『あいつまた でっかいことやろうとしてるらしいよ』。

『俺もまた出かけよう 街は動き出した 明日もまた出かけよう あいつらが居るから 俺もまた出かけよう あー!俺はきっとうまくやるさ 俺もまた出かけよう』

『歩くのは身体にいいぜ! イェー! 出かけよう 明日も 明後日も その次の日も』

『また 出かけよう ちっくしょー!』

聞いてる間に本当に号泣しちゃって、同時に「この曲が100万枚売れなかったら日本の音楽シーンは終わりだ」と力強く思って。まあ今のところそんなに売れてないんですけど(笑)、まだまだこれからです。


当時38歳のオッサンが「友達がいるのさ」とリフレインし(ライブだと結構な確率でこの台詞の時にメンバー、特に石君を指したり肩組んだりするのがまた嬉しい)、ストレートに「あいつらがいるから 俺もまた出かけよう」「あいつまた でっかいことしようとしてるらしいぜ」。どう考えても若さが荒ぶるエピック期や異常ハイテンションのGood morning期では出来なかったような、素直かつイノセントな心情が隠すことなく宮本から放たれていて、その波動が身体全体に伝わってきて泣いちゃったんだと思います。



「東京中の電気を消して 夜空を見上げてえな」「お祭りの日を待つ子どものように 待ち続ける俺を笑いてえんだ」。こちらもイノセントかつ宮本浪漫漂う歌詞。

「くちびるから宇宙 流れてく日々に 本当の俺を見つけてえんだ」「乱立する文明のはざまを 一笑 一蹴 へんしゅう 哀愁」。永遠の文学青年ロックシンガー宮本浩次だから放てる絶妙な歌詞。


エレファントカシマシの良さのエキスが一曲にぎゅっと凝縮されている感覚がして、涙してしまうんだとも思います。



エレファントカシマシ「友達がいるのさ」 - YouTube
(上記動画がiPhone等では見られない場合がありますが、オフィシャルのアップロード時のエンコード設定ミス)。




エレファントカシマシ 0424鹿児島CAPARVO HALL - YouTube
この曲は段々「ご当地ソング」としての意味合いも持ってきてるのか、演奏されるときは、「東京中の電気を消して」の部分が「鹿児島中の電気を消して」「大阪中の電気を消して」と変わったり。またこの曲はなかなかライブでやってくれないんですけど、それはそれで良い意味での「レア感」があって、やってくれる時は何倍も嬉しかったり。


この記事を書くために、原曲と「野音 秋」Ver、上の鹿児島ライブVer、そして去年の「復活の野音 1日目」での三曲を聞いただけでまた涙ぐんじゃうんですよ(笑)。


特に去年の日比谷野音では、まさに復活の一日目で「出かけようぜ エブリバディ! おい、またよ、あいつでっかいことやろとしてるらしいぜ。一緒にやろうぜ!」「俺はまた出かけるぜ!あいつらがいるから おめえらがいるから 俺はうまくやるさ」「ビルの光 おい 人のぬくもり 木々の緑」「飛び立つぜ 歩き出すぜ」で石君いじり。そして「さあ 行こうぜ!レッツゴー!」。
成ちゃんの帽子を奪って自分で被って、モニターに乗っかり「歩くのはいいぜ! 立ち止まったっていいぜ! なんだっていいぜエブリバディ!行けよ!」「野音ありがとう!エブリバディ」。復活の野音ベストアクト!


10年前に初披露を聞けて泣いて、その曲が10年経っても色あせるどころか、さらに熟成されて、それをまたライブで聞くことが出来る喜び。こんな格好いいバンドが他にあるだろうか?本当にそう思います。


エレファントカシマシが「友達がいるのさ」を掲げてロックバンドを続ける限り、ずっとファンで居る。そんな確信があります。そして今日はそのシングルが発売されて10年。


今年もきっと野音かツアーでやってくれるでしょうし、ライブで演奏される瞬間を「お祭りの日を待つ子どものように」待ち続けて、そんな自分を笑ってみたいと思ってます。


「友達がいるのさ」というサイコーのメロディーと「エレファントカシマシ」というおわれねえストーリーをまだまだ五感に染みこませたい。


風

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